鹿島アントラーズ原理主義

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今季の大補強パク・チュホ

2009年02月19日 | Weblog
【開幕直前!ニューカマー・レコメンド パク・チュホ(水戸→鹿島)】モダンサッカーの申し子(09.02.19)
■パク・チュホ(水戸→鹿島)

大迫勇也の加入がかなり注目されているが、ぜひともパク・チュホのプレーにも注目してもらいたい。J2出身のプレーヤーと侮るなかれ。元韓国U-20代表のキャプテンとして活躍、昨年はU-23候補にも選出されており、韓国で将来を嘱望されている選手の1人なのである。

その実力を水戸で存分に発揮してくれた。昨季の第1クール、水戸は最下位に低迷。守備は崩壊し、攻撃も形を作ることができなかった。そんなチームを救ったのがパク・チュホであった。第14節から加入したパクは別次元のプレーを披露。彼がボランチに入ったことで攻守に柱ができ、水戸は勢いを取り戻した。それまで12試合でたった1勝しかできなかったチームだが、パク加入後は30試合で12勝をおさめ、チームは浮上していったのだ。まさに「パク・チュホ効果」によって水戸は飛躍を遂げたのであった。

1つ1つのプレーの精度の高さはもちろん、プレーに連続性があることがパクの魅力だ。パスを出してもすぐに次のポジションに移ることができ、ボールを奪うとともに攻撃に出られる。また、ボールを奪われたところですぐに奪いに行けるなど、攻守の切り替えの重要性が求められるモダンサッカーにおいて、必要な資質をすべて兼ね備えているプレーヤーと言えるだろう。それを90分持続できる体力を持っていることも頼もしい限り。攻撃的MF、ボランチ、サイドバックをこなすユーティリティー性もパクの特徴。ACLもあり、ハードな日程を戦わなければならない今季の鹿島にとって大きな力となることに違いない。

昨季、12月6日の最終戦翌日に水戸の全体練習は終わった。ほとんどの選手がオフに入る中、1人で寒風吹きすさぶグラウンドを走っていたのがパクであった。そんなまじめな性格が、彼をさらなる成長へといざなうことだろう。「朴智聖(マンチェスター・ユナイテッド)のような選手になりたい」と目を輝かせながら話すパク。チームとともに『世界』へと羽ばたいていってほしい。

以上
2009.02.19 Recommended by 佐藤拓也

エルゴラッソの鹿島宮崎キャンプ特集では「鹿島は素晴らしい宝物を手に入れた」と評されたパクチーことパク・チュホである。
派手ではないが、手薄なポジション全てに対応出来、真面目な性格とは鹿島は的確な補強をしたと言って良いであろう。
一つ気がかりはプレミアリーグ移籍を目標としておる所くらいか。
それもチャンスが来るほど活躍したのであれば、諸手を挙げて送り出したい。
本日の紅白戦でもサブ組の左SBを担い、レギュラーに何かあればポジションを奪おうと虎視眈々と狙っておる。
どのポジションで出てくるにせよ、我等が思う以上に早い段階でチャンスが訪れるであろう。
今季、期待のニューカマーである。

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