鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

FC東京監督解任

2006年08月16日 | Weblog
アレッシャンドレ ガーロ監督解任のお知らせ
[8/15(火)]
アレッシャンドレ ガーロ監督を解任することとなりましたので、お知らせいたします。
【コメント】
『今までサポーターの皆さんには、たくさんの協力をいただき、ありがとうございました。チームにいろいろな改革をもたらしたかったのですが、変われず残念です。
鹿島アントラーズやジュビロ磐田のように、ボールのポゼッションを高めたサッカーをやろうとしたが、勝利にむすびつく結果が出ませんでした。しかし、その責任は自分にあります。
日本に来てからは、FC東京の関係者やサポーターの皆さんにも温かくしていただき、本当にありがとうございました。』


昨季は夏場にあれほど不振に喘ぎ降格の危機さえ見えていたにも関わらずハラヒロミ監督を続投させたFC東京。
しかし、今季は降格圏には落ち込んでいないにも関わらずあっけなく解任した。
たしかに昨季の後半の躍進は目覚ましく続投は正解であった。
3年掛けて作り上げた堅守が効果を現したと考えられる。
そして今季は…
新監督となり更なる上を目指そうとしていたのであろう。
しかし、解任。
「更なる上」がポゼッションサッカーとは見当違いも甚だしい。
その目標として、
>鹿島アントラーズやジュビロ磐田のように、ボールのポゼッションを高めたサッカーをやろうとした
と名指しで挙げられたのは光栄である。
この時代に逆行する迷走はこの監督の責任ではない。
これまでの積み上げを捨て、新たに作ろうとしたフロントに問題がある。
不幸なクラブである。
同じ戦術で長期間サッカーを行っていればいずれ停滞してしまうであろう。
しかし、FC東京は停滞するほど長期間同じことをやっていたのか?
堅守からのサイドアタック。
真面目に考えればモウリーニョのチェルシーではないか。
和製マケレレ今野で行けたはずである。
それをジダンとベッカムを擁した昨年までのレアル・マドリーに変えてしまっては元も子もないではないか。
我等としては敵が弱体化することは喜ばしい。
こんなフロントではまた同じ過ちを何度でも繰り返すであろう。
殷鑑遠からず。
我等はこれを他山の石とせず、我が身と考え前に進もうではないか。

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