鹿島アントラーズ原理主義

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サッカーマガジン 鳥栖戦寸評

2012年08月06日 | Weblog
2012.8.4 J1第20節 鳥栖×鹿島 寸評・採点・布陣
2012-08-5

鳥栖 2 ― 0 鹿島
■ベアスタ■12.844人■晴■30.3℃■主審:松村(5.0)
■得点
(鳥)23分:水沼、61分:豊田
(鹿)なし
MATCH REPORT
序盤は2トップの飛び出しとショートカウンターで鹿島が攻勢に出るが、鳥栖は慎重に対処して先制への良い流れをつくる。そしてCKの流れの中で水沼が押し込み先制すると、61分には藤田のCKを豊田が頭で追加点。20分弱を残して守備固めに入り勝利を手にした。
Most Valuable Player
鳥栖 豊田 陽平 勝利を引き寄せるヘディングシュートだけではなく、鹿島の小笠原、柴崎を抑えた守備も光った
鳥栖
GK 12 奥田 達朗 6.5 鹿島が狙う最終ライン裏のスペースをケア、シュートへの反応良し
DF 15 丹羽 竜平 6.5 攻撃参加は控えたが、幅広いスペースに対応した守備を90分続けた
DF 5 キム・クナン 6.0 イージーな処理ミスもあったが、全般的には落ち着いた守備を披露
DF 20 呂 成海 6.0 ゴール前での1対1への対応が実に冷静で的確。無失点勝利に貢献
DF 3 磯崎 敬太 6.0 ピンチを招く軽率なプレーもあったが、タイトな守備を徹底した
MF 14 藤田 直之 6.5 流れの中での配球に不満残るが、セットプレーでのキック精度光る
MF 6 岡本 知剛 6.5 中盤で相手が嫌がる粘り強い守備。ピンチの場面で何度も体を張った
MF OUT 88分 8 水沼 宏太 6.5 鋭い反応で貴重な先制点。その後もスペースへ飛び出し、好機演出
MF IN 88分 28 高橋 義希 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 78分 25 早坂 良太 6.5 相手の中盤への守備が実に効果的。豊田のフリックに対する反応も○
FW IN 78分 18 野田 隆之介 - 出場時間が短く、評価材料に乏しいため採点なし
MF OUT 68分 10 金 民友 6.0 決定機でのシュートミスあったが、攻守のタスクは十分にこなした
DF IN 68分 4 小林 久晃 6.0 最終ラインの中央でラインを巧みにコントロールし、試合を締めた
FW 11 豊田 陽平 6.5 効果的な守備に豪快なヘディングシュートと、勝利に影響する働き
監督 尹 晶煥 6.5 中盤における守備戦術と意識の高さが勝利を引き寄せる大きな要因
鹿島
GK 21 曽ヶ端 準 5.5 失点場面も含め、セットプレーにおけるプレー判断に甘さがあった
DF 22 西 大伍 5.5 相手が守備固めに入ってから攻撃力を生かし始めたが得点に至らず
DF 3 岩政 大樹 5.5 攻撃への配球役が抑えられる中でフィード力が問われたが精度低い
DF OUT 68分 6 中田 浩二 5.5 冷静に最終ラインを引き締めたが、自らのマークミスで追加点許す
DF IN 68分 15 青木 剛 6.0 相手が守備固めに入っての出場で、難しい場面もなく無難にプレー
DF 7 新井場 徹 5.5 背後を突かれた。危機的状況にならずとも相手にリズムつくられた
MF OUT 75分 33 レナト 5.0 存在感を出せたのは序盤のみ。自力でも連係でも目立つことできず
MF IN 75分 25 遠藤 康 6.0 5バックの相手に遠目からのシュートを狙うなど意図あるプレー
MF 40 小笠原 満男 5.5 厳しいマークにイライラを隠せず、効果的なパスを出せなかった
MF 20 柴崎 岳 5.5 特に前半はほとんど自陣内でのプレーに終わり、脅威を与えられず
MF 11 ドゥトラ 6.0 得点こそならなかったが、伸びやかなドルブルから何度も好機演出
FW OUT 64分 9 大迫 勇也 5.5 プレーは悪くはないが、相手の粘り強さを上回るキレは欠けていた
FW IN 64分 8 ジュニーニョ 6.0 得点に至らずも、スペースない状況で果敢に仕掛ける積極性見せた
FW 13 興梠 慎三 5.5 好機をつくりだす能力は見せたが、最後のプレーに詰めの甘さが出た
監督 ジョルジーニョ 5.5 小笠原と柴崎のプレーを抑えられて単調になった攻撃の修正できず
Most Disappointing Player
鹿島 レナト まず運動量が乏し過ぎた。ゆえにボールへの絡みも少なく、さらに周囲との有機的な連係もなし




高評価の途中出場組である。
特に青木は豪快で強烈なミドルシュートを放つなど、攻撃に守備に要所を締めておった。
結果的には交代策も実らず、鳥栖の堅守を崩すことなく終えてしまったことは無念であった。
しかしながら、これもサッカーという球技の持つ魅力の一つであろう。
我らにとって望む結果を得られることは出来なかったが、全てが思い通りにならぬという人生の縮図ともいうべき世界に惹かれてしまうのは致し方のないところ。
選手・監督を含めたスタッフは気持ちを切り替えて次なる試合に挑んで欲しい。
次は我らの望む結果に導けるよう準備をするのだ。
楽しみにしておる。

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