鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ジャパン・プレミアリーグ構想

2010年07月29日 | Weblog
J1より上に日本版プレミア!12年目指す
 Jリーグが、12年から日本版プレミアリーグの発足を目指し、本格的な検討を始めることが28日、明らかになった。資金面などで高い基準を満たす8から10クラブを選抜し、J1より上のリーグを組織。レベルの高い試合を展開することで、リーグ全体を活性化させる狙い。クラブ数を増やし続けてきたJリーグだが、12年にも到達する40クラブで拡大路線に区切りをつけ、リーグ再編に乗り出す。29日、大東和美チェアマン(61)のもとでスタートする新体制にとって、プレミアリーグ発足は大きな命題となる。

 日本版のプレミアリーグ構想は、これまでJリーグ内部や、一部のクラブ社長、GMなどの間で意見を交換してきた。だが、29日、大東チェアマンの正式就任を機として、本格的な検討に入る。すでに基本構想を記した文書が準備されており、就任と同時に新チェアマンへ示される。8月上旬に同チェアマンが行う所信表明に、同構想が盛り込まれる可能性もある。

 基本構想はトップレベルの格上げだ。Jクラブの中で、資金面などで高い基準を満たす8から10クラブを選抜して国内トップのリーグを形成する。例えば、上位4チームのレギュラークラスは年俸1億円以上を目安にするなどの案もある。人気、実力を兼ね備えた選手を集めることで、リーグ全体の人気を高め、利益に結び付けたい考え。サッカー少年があこがれ、夢の持てる存在を目指す。

 93年に10クラブでスタートしたJリーグは、現在37まで増えた。増加により地域に根ざした身近なクラブは増えたものの、エンターテインメント性は薄れ、リーグ発足時ほど注目されなくなった。

 またクラブ間で、経営規模や目標も大きな差があるため、リーグ全体を同じ方針で運営することに限界も出てきた。12年には40クラブに達する見込みで、拡大路線には一区切りとなる。その後はリーグ再編が必須となっている。底辺拡大の指導役となってきた鬼武健二前チェアマン(71)は「40クラブまで増えた後のリーグのあり方については、今から考えておく必要がある」と話している。

 経営難に苦しむクラブの救済にもつなげたい考えだ。Jリーグは07年から11年までの5年にわたり、スカパー!と契約して年間50億円の放送権料を得ている。今後、契約更新の交渉が本格化するが、マンネリ化しつつある現状のままでは厳しい。新たな契約が始まる12年に「プレミアリーグ」が発足できれば、テレビ局側にとっても大きな魅力となる。好条件で契約できれば、各クラブへの配分金も大きくなる。

 ただ、プレミア入りできないクラブから反発を招く可能性はある。また現状の経済状況で、思惑通りの収入につながるかという危惧(きぐ)もある。これら問題点をクリアできれば、「地域密着」と「高レベルのサッカー」という両輪でリーグ運営ができる。

 [2010年7月29日9時31分 紙面から]

J1リーグの上のリーグを作る構想である。
イングランドを例に取ると、1992年に全クラブが当時のトップディヴィジョンを離脱する形で設立されておる。
プレミアリーグに所属するクラブは、テレビ放映権やスポンサーなどの契約を独立して結べることとなった。
日本は、このような形式を取らず、J1リーグの上位がプレミアリーグとして昇格する構想を持っておる様子。
テレビ放映権もクラブが契約する形ではなく、Jリーグが管理することとなろう。
様々な問題は有ると思うが、是非とも推し進めて欲しい構想である。
我等も、鹿島を後押しし、プレミアリーグに所属できるよう努力していきたい。

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3 コメント

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Unknown (GoGo)
2010-07-29 12:28:00
課題は多いでしょうが前向きな議論をしてほしいですね。

能力の高い選手があつまればエキサイティングなゲームでファンを楽しませるし、選手達の成長にもつながります。

日本代表のベスト16の壁を破るためにも、Jリーグ勢がアジアや世界で戦うにも有効な構想です。

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Unknown (Unknown)
2010-07-29 17:03:40
今のJ1の上位と下位の差がありすぎる状況を見ると、J1の上のリーグが必要だと思います。
90分間引きこもってドン引きするような相手とリーグ戦で戦っても、観ているほうも面白くありません。
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Unknown (なつ)
2010-07-29 23:52:40
プレミア構想、良いですね。過密日程も解消されそうですし。
J1:18チーム、J2:22チーム というのは、明らかに多すぎですからね…。

それに、今は本当に、同一リーグの上と下でレベルに差がありすぎます。
今のままでは、イジョンスクラスの選手を、給与の面でも試合内容の面でも、Jリーグに引きとめきれないと思います。
小笠原選手や中田選手だって、本当はもっと高い給与とレベルの高いリーグがふさわしいのだろうし…。
プレミア化すればかなり改善されるように思えますね。
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