鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

珍客来訪

2009年12月02日 | Weblog
鹿島に吉兆の使者“コウモリ”が来た


鹿島クラブハウスにコウモリが出現、ポスター上の天井にとまっていた

 史上初のリーグ3連覇を目指す首位鹿島に「吉兆」が舞い降りた。最終戦浦和戦(5日、埼玉ス)へ向けて1日、茨城・鹿嶋市内で調整した。練習中にクラブハウスにコウモリが進入し、鹿島OBのジーコ氏のポスターの上の天井にぶら下がった。2年前には亀が迷い込んだ後、連勝して優勝をつかんだ「前例」もあり、中国で「幸運を呼ぶ」とされる珍客に、優勝への期待が高かった。一方、練習後は選手には厳重なかん口令が敷かれ、オリベイラ監督自ら見回るなど、チームは緊迫感に包まれた。

 「キー」。か細い鳴き声とともに、小さな「珍入者」がクラブハウス内に飛来すると、鹿島の象徴的存在ジーコ氏のポスターの上にちょこんと居座った。その正体はコウモリ。「幸運を運んでくるとか言われるよね。3連覇に向けて吉兆なんじゃないの」とクラブ職員は盛り上がった。

 中国では幸福の「福」と蝙蝠(こうもり)の「蝠」の字の発音が同じため、コウモリは福を呼ぶ動物とされる。DF内田は「コウモリ? オレは見たことないなあ」と苦笑いしていたが、勝負事は運も実力のうち。幸運を運ぶ動物なら大歓迎だ。

 「幸運の動物」には縁がある。07年5月下旬にグラウンド脇でスタッフが亀を発見し、大切に自宅に持ち帰った。その直後から1週間に2試合の過密日程の中、1分けを挟み公式戦5連勝。同年はオリベイラ監督体制でリーグ、天皇杯の2冠を達成した。当時は「亀の恩返し」とされたが、今年はコウモリが3連覇への追い風に乗ってきた。

 アウェーの浦和戦に向けてオリベイラ監督はこの日のミーティングで「言葉ではなく、ピッチで結果を出そう」とげきを飛ばした。選手には「必要以上のことは話さないように」とかん口令を出して、指揮官直々に取材エリアに見回りに現れた。その緊張感も3連覇への意欲の表れ。ほどよい緊張とコウモリが運ぶ幸運。偉業達成へ着々と舞台は整ってきた。
【菅家大輔】
 [2009年12月2日9時17分 紙面から]


3連覇の吉兆?コウモリ来た!ジーコに止まった…鹿島


鹿島クラブハウス内に突如現れたコウモリが、ジーコ元監督の写真の上に止まった

 3連覇の吉兆? 鹿島のクラブハウスに1日、コウモリが迷い込み、チームの象徴であるジーコ氏(56)=現オリンピアコス監督=の写真の天井に滞在するというハプニングがあった。07年に亀、08年にはカブトムシを救出後、チームは復調し連覇。今回はコウモリが、3連覇につなげる。

 午前10時を過ぎた頃、鹿島のクラブハウス内が騒然となった。火曜日恒例の朝会議後、会議室から出てきたクラブ職員が廊下の天井を指して、騒ぎ始める。ジーコ氏の写真が飾られている上に、1匹のコウモリがぶら下がっていた。女性職員は「怖い~」と言いながらも、笑っている。別の男性職員は「どうしよう」と困惑しながらも笑顔。みんなうれしそうだ。

 07年5月下旬、クラブハウスのピッチ脇で歩いていた小さな亀が事務所に「届け物」として届けられた。その後、持ち主が現れなかったため、鹿島神宮内の亀が集まる池に放した。08年夏には帰宅途中の男性職員の近くにカブトムシが飛来。弱っていたカブトムシを保護、飼育し、今年は50匹の幼虫にDNAが受け継がれた。4年間タイトルに見放されていたチームは07、08年リーグ連覇を成し遂げた。

 3連覇を目指す今年は、コウモリがやってきた。漢字(蝙蝠)を見ても分かる通り、中国では「福」を呼ぶほ乳類として、歓迎される生き物だという。偶然にも、チームの精神的象徴であるジーコ氏のポスターの上に止まった。「意識はしちゃダメだけど、今年もこれは何かあるんじゃないか。偶然にしては重なりすぎますよね」と、男性職員は期待せずにはいられない。

 最終節の浦和戦に勝利すれば、史上初の3連覇が決まる。大東和美社長もコウモリにかけて「ウチの興梠(こうろき)がやってくれるやろ」と期待をかけた。月曜日が休日のため、緊迫感に包まれる1週間の始まりだったこの日。結果は「コウモリだけが知っている」というが、雰囲気を和ませたのは間違いない。

 ◆吉兆メモ 07年5月下旬、クラブハウスのピッチに小さな亀が迷い込んだ。来場者から届けられ、クラブ職員が鹿島神宮の池に放した。チームは9試合連続不敗を続け、15位から一気に順位を上げた。終盤には9連勝で悲願の国内10冠を達成した。08年8月、カブトムシをクラブ職員が救出。22節・名古屋戦で敗れ、首位陥落後のことだったが、その後チームは7試合連続不敗で首位に返り咲き、リーグ連覇を達成した。偶然にも“珍客”の来訪を機にチームは復調している。

(2009年12月2日06時03分 スポーツ報知)

緊張感高まるクラブハウスに珍客がやってきたとのこと。
一昨年の亀、昨季のカブトムシに続き今季は蝙蝠とのこと。
中国では福を呼ぶとされる蝙蝠の登場は、我等への福も運んできたと思いたい。
また、百年生きた鼠が蝙蝠となる伝説もある。
鹿島が百年の栄誉を得、大きく飛び立つ象徴とも捉えられよう。
この来客に気持ちを託し、更に緊張感を高めるのだ。
我等は守り神を得て、勝利へ向かって飛び立ちたい。

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