鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

次期監督候補にトニーニョ・セレーゾも

2011年12月06日 | Weblog
鹿島新監督候補にジョルジーニョ氏ら4人

鹿島の監督就任候補にあがるジョルジーニョ氏

 鹿島は5日、5年間指揮を執ってきたオズワルド・オリベイラ監督(61)が契約満了により退任すると発表した。後任は鹿島OBで元ブラジル代表のジョルジーニョ氏(47)らブラジル人3人、日本人1人の計4人を候補に挙げ、2週間以内に決定する方針だ。

 この日午前、オリベイラ監督が契約更新のオファーを出していた鹿島側に退任の意向を通達。ブラジルに住む家族との時間を増やすことなどが理由で、既にブラジル国内で好条件を提示していると報道されているボタフォゴの新監督に就任する可能性が高い。

 鹿島側はジョルジーニョ氏らをリストアップ。00年から6年間監督を務めたトニーニョ・セレーゾ氏も候補入りしている模様だ。強化責任者の鈴木満常務は「まだ4人の優先順位はつけていないが、調査はしている。ジョルジも含め、今のうちのサッカーに合うかを検証したい」と話した。

 ジョルジーニョ氏は、弱小クラブのフィゲイレンセを、今季のブラジル全国選手権で7位に躍進させた実績で評価が急騰。ブラジル国内の強豪クラブからオファーが届く可能性も高い。ただ、先日フィゲイレンセを退団しており、ブラジル国内の報道では同氏自身が日本で采配を執ることに前向きな姿勢を示している。

 5年間でリーグ3連覇などの偉業を達成したオリベイラ監督の後任は重責だが、決定がずれ込めば来季の補強などにも影響する。鈴木常務は「2週間以内には決めたい」と話しており、その決断が注目される。

 ◆ジョルジーニョ(本名ジョルジ・デ・アモリン・カンポス)1964年8月17日生まれ。82年、リオデジャネイロのアメリカFCでプロ契約。89年からドイツに渡りレーバークーゼン、バイエルンでプレー。95年に鹿島入り。98年の退団までにJ通算103試合17得点。その後はブラジルのバスコ・ダ・ガマなどでプレーして02年に引退。06年にアメリカFC監督に就任。その後はドゥンガ監督のもとでブラジル代表のコーチを務めた。10年からはゴイアス、11年からはフィゲイレンセの監督を歴任した。ブラジル代表としては88年ソウル五輪準優勝、94年W杯米国大会で優勝。175センチ、69キロ。

 [2011年12月6日7時42分 紙面から]

ジョルジーニョ・奥野に続く候補としてトニーニョ・セレーゾが挙がっておるとの報。
史上初の三冠監督であるトニーニョ・セレーゾは、就任当初こそ綺羅星のごとき戦力を与えられたが、ビスマルクの退団を機に、多くの主力が海外移籍や好年俸を理由に抜かれていった。
彼が指揮した後半は、苦しい台所を回すしかない状況であったと言えよう。
そんななかでも、優勝争いに顔出し、聖地では歓喜を呼び起こしてくれた。
素晴らしき指揮官である。
守備的と揶揄する者もおるにはおるが、当時の戦力・状況を顧みれば致し方のなかったことである。
自らがブラジルに連れて帰りたいと申した興梠や、日本最高のボランチになると言わせしめた小笠原満男、新進気鋭の大迫や柴崎を率いてどのような戦術を採るのか興味が尽きぬ。
とはいえ、今は候補の一人でしかない。
しばらくは、監督人事の情報に釘付けである。

最新の画像もっと見る