鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

増田誓志、大分、仙台が獲得オファー

2007年12月19日 | Weblog

大分が鹿島MF増田獲得へ名乗り
 大分が、U-22(22歳以下)日本代表で北京五輪2次予選を戦った鹿島MF増田誓志(22)の獲得に乗り出していることが18日、分かった。すでに鹿島に正式オファーを出している。来季ACLに出場する鹿島は慰留しているが、同じく増田獲得を狙うJ2仙台を含めた争奪戦となっている。

 増田は、宮崎・鵬翔高出身で高校まではトップ下が本職だったが、鹿島入り後は豊富な運動力を生かして守備的MF(ボランチ)、サイドにも挑戦。史上初の高卒ルーキーデビュー戦決勝弾をマークするなど1年目から活躍し、今年もU-22日本代表として北京五輪2次予選で5試合に出場した攻撃的MFだ。

 プロ4年目の今年もリーグ戦23試合出場で3得点したが、高校の後輩でもあるMF興梠慎三(21)などの台頭もあり、16試合が途中出場とプレー機会が減少。U-22代表でも最終予選でメンバー落ちした。関係者によると、来年の北京五輪本大会での代表復帰を狙う増田は再アピールのため、出場機会を求めて他クラブでのプレーを希望しているという。

 大分は、MFアウグスト(24)の来季去就が微妙。浦和から獲得オファーを受けたMF梅崎司(21)への慰留も難航しており、水面下でトップ下ができる攻撃的MFをリストアップし、早い時期から九州出身の増田に照準を絞っていた。17日に行われたJリーグアウォーズでは、顔を合わせたシャムスカ監督が即席の“移籍交渉”も行い獲得実現に向け、全力を注いでいる。

 ◆増田誓志(ますだ・ちかし)1985年(昭60)6月19日、宮崎県生まれ。小1でサッカーを始める。木花中-鵬翔高を経て04年鹿島入り。デビュー戦となった同年5月2日の神戸戦でJ初ゴールも記録した。リーグ通算73試合7得点。U-18から各世代の日本代表を経験し、今年もU-22で北京五輪2次予選に出場した。179センチ、75キロ。
[2007年12月19日8時25分 紙面から]

仙台が鹿島MF増田獲得へ

8月5日、U-22日本代表としてボツワナ戦に先発した増田
 J2仙台が来季へ向けた補強の目玉として、今季J1を制し10冠を達成した鹿島のMF増田誓志(22)獲得に乗り出していることが18日、分かった。攻撃的MFの右に梁、左に増田を配置して攻撃陣の厚みをもたせるのが狙いだ。今季、増田はリーグ戦23試合に出場し3ゴールを挙げた。ただ先発出場はわずか7試合だけで、出場機会が増えるチームへの移籍を希望していた。現在、大分も獲得に乗り出している。
[2007年12月19日10時53分 紙面から]

元々は攻撃的MFとして衝撃のデビューを果たした増田誓志であるが昨季よりボランチの控えとなり、現在は右SBとして紅白戦要員となっておる。
そんなポジションに陥れられては移籍も止む無しとも思える。
とはいえ、サブで投入され何度も結果を出しておる。
第9節FC西東京戦でも第21節大宮戦でも試合終了間際に決勝弾をぶち込んでおる。
共に元来のポジションである攻撃的MFとしての起用である。
やはり増田誓志は攻撃的なポジションでこそ光る男であろう。
来季はACLもあり出場機会も増えそうではあるが、レギュラーポジションが与えられるクラブを選びたくなるのも理解に難くない。
もし残留を選択したとして、ボランチは青木、満男、中後に続く第4の椅子を修人、伊野波と争うこととなる。
右SBは新井場、健太の次となろうか。
どちらにせよ北京五輪を狙うには厳しいのは事実。
攻撃的MFを本山、野沢、満男の次のポジションをヤスと争い、U-23へのアピールは悪くない。
とはいえ、シャムスカ・マジック政権下でトップ下のレギュラーを任されるのであれば良い経験かも知れぬ。
流石にJ2の仙台は無かろう。
いずれにせよ選択するのは本人である。
その決断は尊重したい。
ヌケヌケ最前線へ攻め急ぎ犬死にするも本人の選択した結果なのである。


最新の画像もっと見る