鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

FC西東京戦報道

2008年07月14日 | Weblog
鹿島小笠原「追加点狙う方がいい」/J1
<J1:鹿島4-1東京>◇第16節◇13日◇カシマ
 鹿島が、リーグ戦4連勝で単独首位に躍り出た。後半13分に先制点を許すも、直後にFW興梠慎三とMFダニーロを投入して猛反撃。同17分に興梠のラストパスを受けたFWマルキーニョスが同点ゴールを奪うと、32分にはMF小笠原満男-マルキーニョスをつないで、MF本山雅志が勝ち越し弾。終了間際には興梠とダニーロも追加点を挙げて大勝した。DF中田浩二も守備固めでバーゼルから移籍後初出場。小笠原は「勝ちに持って行けたのはよかった。ここ何試合かは引いて守ることがあったけれど、追加点を狙っていく方が気持ちいい」と手応えを口にした。
 [2008年7月13日23時16分]


鹿島浩二1302日ぶりJ復帰戦を勝利/J1
<J1:鹿島4-1東京>◇13日◇第16節◇カシマ
 鹿島MF中田浩二(29)が1302日ぶりのJ復帰戦を勝利で飾った。勝ち越し点が生まれた直後の後半33分に投入。3ボランチの底に入り、守備のバランスを保った。右ひざの故障からの復調ぶりも視察した日本代表の岡田監督にアピール。「こういうスタートを切れて、勝てたことが一番大きい」。試合前にサポーターから大コールを受けた男は満足そうに話した。
 [2008年7月14日7時58分 紙面から]


鹿島FW興梠最後のアピール弾/J1

後半44分、ゴールを決めた鹿島FWダニーロに笑顔で抱きつくFW興梠
<J1:鹿島4-1東京>◇13日◇第16節◇カシマ
 北京五輪代表候補の鹿島FW興梠慎三(21)が、最後のチャンスに猛アピールした。3カ月ぶりの首位浮上がかかった東京戦で、0-1で迎えた後半16分に途中出場。直後に同点アシスト、同41分には貴重な3点目を決めて、チームを4-1の今季初の逆転勝利と、第5節以来の首位に導いた。14日の五輪代表メンバー発表を前に、当落線上の男がスーパーサブとしての適性能力を存分に発揮した。

 悪い流れを断ち切るのに、興梠は1分も必要としなかった。後半16分の途中出場から数十秒後。ペナルティーエリア内で背後から東京DF長友の圧力を受けたが、下半身は揺らがない。タメをつくると、走り込んできたFWマルキーニョスに左足裏でラストパスを送り、同点弾が生まれた。スーパーサブの肩にかかる期待をすぐに形に変えた。

 同41分には自ら決めた。右サイドからのパスをゴール前で受けると反転して右足を振り抜いた。11節ぶりの首位奪取を決定づける3点目。「後半の頭の方から出て力を出し切ろうと思った」と充実感を漂わせた。

 14日に運命の時を迎える。北京五輪代表のメンバー発表。だが試合2日前の興梠はすでに覚悟を決めていた。「ここまで残ったのが奇跡。これで選ばれたら大逆転でしょう。誓志さん(MF増田)は(代表発足時に)10番を背負って伊野波さんは主将だったのに残れなかった。これで入ったら『まさかの興梠』ですよ」。昨年の最終予選では招集されたが、2試合無得点と実績は残せなかった。反町監督も春先の時点では鹿島幹部に興梠の評価が高くないことを伝えている。

 だが勝負のサジは投げなかった。試合前にDF新井場ら先輩から「落選するんじゃない」と、かわいがり? の言葉を受けたが「いじられてもいい」と余裕で受け止めた。そして結果を残し「当確だな」と言葉を変えて見せた。視察した江尻コーチも「チームのために仕事をできる選手は大事」と評価した。やるだけのことはやった。「置かれている立場は厳しい。結果を出してダメだったら悔いはない」。あとは吉報を待つだけだ。【広重竜太郎】
[2008年7月14日8時47分 紙面から]


鹿島、4連勝で首位奪回!/J1
2008.7.13 21:53

濃霧立ち込める視界不良の状況でFC東京に勝利し、喜ぶ中田(6)ら鹿島イレブン=カシマ【フォト】
 Jリーグ1部(J1)第16節最終日(13日・カシマスタジアムほか=3試合)鹿島がFC東京を4-1で下し、4連勝で勝ち点を31に伸ばして第5節以来の首位に返り咲いた。

 カシマスタジアムに立ち込めた濃霧を振り払うようなゴールラッシュで鹿島が首位を奪い返した。後半17分から4得点。昨季王者は4連勝と完全に強さを取り戻した。

 交代策が鮮やかに決まった。0-1の後半17分。ダニーロのパスを受けた興梠が流して、マルキーニョスのゴールを引き出した。同13分に先制された直後から途中出場した2人が即座に絡んでの同点劇。オリベイラ監督は「違う選手の特徴を生かしたかった。うまく機能した」と喜んだ。

 守備に気を配る相手に対し、中盤と前線の連係が分断されていたそれまでとは見違えた。32分に本山が勝ち越すと復帰の中田を送り込み、興梠、ダニーロが加点。狙い通りの展開となった。

 12日に浦和が敗れたことで得た首位浮上の絶好機を生かした。中断明けの好調なチームに指揮官は「けが人や選手の疲労が回復すれば、高いパフォーマンスを見せられることは、この数試合で分かると思う」と自信は揺るぎない。

 中田が戻って戦力の厚みも増した。「ここから継続して首位にいられるかが一番難しい」と話す監督に対し、小笠原は「1位を守り抜くたくましさを見せていく」
。トップを譲らない気構えを見せた。

中田浩の復帰飾った!鹿島、3カ月ぶり首位
2008.7.14 05:04

たちこめる濃霧の中、ゴールを決めた鹿島のFW興梠(右から2人目)。北京五輪代表入りへのアピールとなった【フォト】
 J1第16節最終日(13日、カシマスタジアムほか)鹿島がFC東京に4-1と逆転勝ちし、第5節以来約3カ月ぶりに首位に返り咲いた。FWマルキーニョス(32)の同点弾を皮切りにゴールラッシュ。日本代表・岡田武史監督(51)が視察するなか、MF中田浩二(29)も1302日ぶりにJの舞台に復帰した。横浜Mは新潟に敗れて4連敗で16位と低迷、17位札幌と最下位・千葉の対決は札幌が3-0と圧勝した。

 逆サイドが見えないほどピッチにたちこめる濃霧を、大歓声が切り裂いた。鹿島が4月5日の第5節以来となる首位奪取だ。 『鹿島劇場』の幕開けは、先制された後の後半17分だった。1分前に交代したばかりのMFダニーロとFW興梠が、流れるようなパスワークでつなぐと、最後はマルキーニョスが右足でズドン。 同32分にはマルキーニョスの右クロスにMF本山が飛び込んで逆転。同41分には興梠、試合終了間際にはダニーロがとどめのヘッド。注意報が出るほどの濃霧を振り払うかのようなゴールラッシュだった。 「(プレーできて)うれしかった。初めての試合で勝つ、負けるでは大違い。いい勝ち方ができたと思う」と振り返るのは、スイス・バーゼルから復帰し、1302日ぶりにJのピッチに帰ってきた中田浩だ。終盤10分ちょっとだが、3ボランチの真ん中でプレーし“凱旋(がいせん)試合”を勝利で飾った。 これでカシマスタジアムでは、公式戦24戦無敗。最後に敗れたのは、昨年6月30日のFC東京戦だった。因縁の相手に快勝し、3カ月ぶりに定位置についた。 それでも、今季初の逆転勝ちをMF小笠原は「先に失点しているということ。決していいイメージじゃない」と気を引き締める。さあ、連覇へ。前年王者がこのまま、首位を走り続ける。(峯岸弘行)



鹿島4点快勝4連勝!首位に返り咲く

<鹿島―FC東京>後半、ゴールを決める鹿島・興梠(右から2人目)。GK塩田
Photo By 共同

 【鹿島4―1FC東京】カシマスタジアムに立ち込めた濃霧を振り払うようなゴールラッシュで鹿島が首位を奪い返した。後半17分から4得点。昨季王者は4連勝と完全に強さを取り戻した。

 交代策が鮮やかに決まった。0―1の後半17分。ダニーロのパスを受けた興梠が流して、マルキーニョスのゴールを引き出した。同13分に先制された直後から途中出場した2人が即座に絡んでの同点劇。オリベイラ監督は「違う選手の特徴を生かしたかった。うまく機能した」と喜んだ。

 守備に気を配る相手に対し、中盤と前線の連係が分断されていたそれまでとは見違えた。32分に本山が勝ち越すと復帰の中田を送り込み、興梠、ダニーロが加点。狙い通りの展開となった。

 12日に浦和が敗れたことで得た首位浮上の絶好機を生かした。中断明けの好調なチームに指揮官は「けが人や選手の疲労が回復すれば、高いパフォーマンスを見せられることは、この数試合で分かると思う」と自信は揺るぎない。

 中田が戻って戦力の厚みも増した。「ここから継続して首位にいられるかが一番難しい」と話す監督に対し、小笠原は「1位を守り抜くたくましさを見せていく」。トップを譲らない気構えを見せた。
[ 2008年07月13日 21:28 ]


鹿島復帰の中田が3年半ぶりに出場
 【鹿島4―1FC東京】バーゼル(スイス)から鹿島に戻った中田が後半33分から、3年半ぶりに出場した。10分強のプレーに「今日は何もしてないから」と話したが「チームが勝てたことが一番よかった」と逆転勝ちを喜んだ。

 手術した右ひざの回復具合が気掛かりなオリベイラ監督は「最終的には先発で使いたい」と欧州での経験を戦力として生かす考え。
[ 2008年07月13日 23:18 ]


中田浩二1323日ぶり帰ってきた

<鹿島・FC東京>1323日ぶりにJリーグ出場を果たした鹿島・中田は試合後、ユニホームを観客席に投げ入れる
Photo By スポニチ

 【鹿島4―1FC東京】鹿島MF中田がリーグ戦では04年11月28日の名古屋戦以来、1323日ぶりにJのピッチに復帰した。後半33分、MF本山に代わって3ボランチの真ん中でプレー。堅実な守備で存在感を見せた。復帰初戦を勝利で飾り「これで僕自身も乗っていけると思う」と笑顔。サポーターから大声援を送られ「優勝という形で恩返ししたい」と2連覇を誓っていた。
[ 2008年07月14日 ]


鹿島が首位に返り咲く…J1第16節

鹿島・F東京戦 後半16分、同点ゴールを決めた鹿島・マルキーニョス(左)はアシストの興梠(右)と肩を組んで大喜び
 (2008年7月13日21時30分 スポーツ報知)

興梠、五輪蹴念弾!鹿島奪首…J1第16節

後半41分、右足でシュートを決めた鹿島・興梠
 ◆J1第16節 鹿島4―1F東京(13日、カシマ) 反町監督に届け―。U―23日本代表候補のFW興梠慎三(21)=鹿島=が13日のF東京戦で途中出場ながら1得点1アシスト。14日の五輪出場メンバー発表前の最後の試合で、仙台―C大阪戦を視察したU―23日本代表の反町康治監督(44)に猛アピールした。メンバー選出は厳しい状況だが、最後まであきらめない姿勢をみせた。鹿島は4―1で勝ち、91日ぶりに首位を奪回した。

 さわやかな表情だった。「もうやり残したことはないっすね。発表前の最後の試合で決められましたから」。FW興梠は試合後、選考の行く末を気にするまでもなく言い切った。14日五輪メンバー発表前の試合で1得点1アシスト。人事を尽くして天命を待つ。顔には、そんな文字が浮かんでいるようだった。

 スーパーサブの職人芸をみせた。1点を追う後半16分にピッチに立つと、その1分後に結果を出した。エリア内中央でゴールを背にボールを受け、ヒールで左に流す。走り込んだFWマルキーニョスの同点弾を演出した。さらに同41分には、トラップから右足でゴール。「今日は自分で決めたかった」。派手なガッツポーズが飛び出した。

 代表では不遇を味わってきた。地域のサッカーエリートが集まるトレセン。宮崎市内でも随一の選手だったが、90年代後半は少年犯罪が社会問題となり、日本サッカー協会から「トレセン選出にも素行面を考慮すること」という通達が発せられた。やんちゃだった興梠は結局、一度も招集されなかった。その後、ユースカテゴリーの代表歴もなし。そんな興梠が今回、初めて大舞台に手をかけた。

 視察に訪れたU―23日本代表の江尻コーチも「良かったんじゃないですか。チームのためにプレーしていた」と高評価を与えた。五輪代表のFW枠は3人。ライバルも多く、選出は厳しい状況に変わりはない。だが、「あした、発表を待ちます。やれるだけのことはやった」と興梠。鹿島を91日ぶりに首位へと押し上げたスーパーサブの思いは、反町監督に届くのか。
(2008年7月14日06時03分 スポーツ報知)


鹿島4連勝、首位に〈J1第16節〉
2008年7月13日22時40分

写真後半44分、CKに頭で合わせゴールを決めたダニーロはガッツポーズ=鬼室黎撮影

鹿島首位に 興梠とダニーロ鮮やか逆転劇

写真後半41分、鹿島・興梠がゴールを決める
 選手交代が逆転劇の「スイッチ」だった。

 1点リードされた後半16分、鹿島のオリベイラ監督は興梠とダニーロ、2人を同時にピッチへ送り出した。

 すると1分もたたないうちに、2人が同点弾を呼び込んだ。本山―ダニーロと渡ったパスを興梠がキープ。走り込んできたマルキーニョスに預けて得点をアシストした。

 15分後に本山が勝ち越しの2点目を挙げると興梠が3点目、ダニーロが4点目と、FC東京の戦意を奪った。

 尻上がりに調子を上げたのは、攻撃陣ばかりではない。後半33分には欧州移籍から4季ぶりに鹿島に戻った中田が出場し、不安定だった守りを落ち着かせた。

 開幕5連勝で勢いよく飛び出したが、アジア・チャンピオンズリーグとの掛け持ちで選手の疲労が蓄積した。4月13日から5月17日までリーグ戦で7戦して3敗4分けと勝ち星から遠ざかる。一時は6位まで順位を落とした。

 リーグ戦が中断の間、中田が復帰、ブラジルからマルシーニョを期限付きで獲得と効果的な補強をした。チーム内の競争が激しくなり、中断明けはこれで4連勝だ。

 昨季もシーズン後半に小笠原が復帰。最後は9連勝で優勝にたどり着いた。同じようなパターンだが、今季は早くも首位に立った。「選手層が厚くなった感じがする」(鈴木強化部長)。2連覇へ着々と足固めに入った。(有吉正徳)


選手交代ズバリ、監督の“魔法”で鹿島イレブン踊る

4点目を決め、鹿島に復帰した中田浩(右)らと抱き合って喜ぶダニーロ(中央)=小林武仁撮影
 鹿島4―1F東京(J1=13日)──鮮やかな逆転劇で、鹿島が首位に返り咲き。光ったのは「オズの魔法使い」と称されるオリヴェイラ監督の采配(さいはい)だ。

 58分に先制された3分後、ダニーロと興梠を一気に投入。14日発表の五輪代表入りへ最後のアピールをかける興梠は直後にゴール前でパスを受け、自分の後ろを回り込んだマルキーニョスに、「簡単に落とせば決めてくれると思った」とヒールで絶妙のパスを送り、同点弾を演出した。

 早い時間に追いつけば、流れは一気に傾く。77分にはカウンターからマルキーニョスの鋭い右クロスに、本山が左足を伸ばして合わせた。このゴールを最後にピッチを退き、指揮官と抱き合った本山は「攻撃がスピードアップしたし、交代がズバリ」と名将をたたえた。

 「新しいアイデア、運動量のある選手を投入し、うまく機能した」とオリヴェイラ監督。終盤には興梠、ダニーロが駄目押しし、約3年半ぶりに古巣に戻った中田も中盤の底で初出場。明るい話題に事欠かない試合で、サポーターに不満があるとすれば、カシマスタジアム特有の濃霧でプレーが見えにくかったことくらいだろう。(青柳庸介)
(2008年7月13日23時40分 読売新聞)


ユダの復帰か興梠の大活躍と北京五輪当落が中心と思いきや、一般紙の朝日と読売はダニーロである。
やはり今季の好調の陰にダニーロ有りと言い切れるであろう。

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1 コメント

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本山。。。 (とし)
2008-07-15 04:30:11
復帰の中田や当落線上の興梠と、話題に事欠かない試合でしたが、本山の扱いが小さいのが残念です。
あのゴール、マルキがドリブルに入った際、本山のいきなりのトップギアに入れての走りこみ、凄かったです。「来る!」という信頼関係があったというか、もし、マルキが切り返して左足でシュート。。。となっていたら、ゴールが入っても恐らくオフサイドを取られるでしょう。最高のゴールでした。
私も興奮しましたが、決めた本人が興奮するのも当然です。
小笠原や中田を呼ぶのも良いですが、(紅白戦要員でなく)レギュラーとして、もう一度代表で使ってあげて欲しいです。
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