鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

篤人の体調不良、原因不明

2010年01月30日 | Weblog
DF内田嘔吐で退場、岡ちゃんショック

練習試合を途中交代し、座って試合を見守る内田。手前は徳永
 岡田ジャパンに衝撃が走った。サッカー日本代表は29日、鹿児島・指宿市内での合宿5日目を迎え、鹿屋体大と30分3本の練習試合を行った。2本目から出場した右サイドバックのDF内田篤人(21=鹿島)が、体調不良を訴えて2本目の29分に退場した。FW平山相太(24=東京)が2得点するなど日本代表は8-0と大勝したが、岡田監督は内田について「試合中に嘔吐(おうと)感が出た」と説明し、主力のアクシデントに表情を曇らせた。

 岡田監督が恐れていた事態に陥った。鹿屋体大との練習試合の2本目。右サイドバックでプレーしていた内田の顔がゆがんでいった。しきりにつばを吐くようになり、その間隔が短くなった。終了間際の29分に、プレーの続行が不可能だと鹿島の同僚、センターバック岩政に告げた。

 ピッチを外れると、体育座りや、木にもたれかかるなど、つらそうにしていた内田は宿舎に戻る通路で、「嘔吐感」について正直に説明した。前日28日あたりから症状は出ていたといい、「腹の底からじゃなく、のどの奥からって感じ。監督からは『しっかり休んだんだよねえ』と言われた。(吐き気が)1回ならできるけど、続くと(プレーは)できない」。険しい表情で「困るよね。休んだから治ったかと思ってたけど、治ってなかった。この時期にやばいよね、どうしよう。疲れが原因だと思ってたけど、違うのかなあ」と話した。

 昨年4月22日のACL対シンガポールAF戦(カシマ)で初めて試合中に吐いた。その後、回復した時もあったが、11月21日のJリーグ京都戦(西京極)で吐きながらプレーするほど悪化。鹿島は、疲労と、痛み止め服用に伴う胃の働きの悪化を原因とし、休養を取らせてきた。

 内田は、チームが天皇杯に敗退した直後の12月15日から1月7日まで3週間休んだ。28日の練習後には「去年と違ってしっかり休んだ。たっぷり休んで、よし、やるかって感じ」と、明るい表情だった。一方で、主力組の右サイドバックを徳永が務めていることを聞かれ「ゆっくりやらせてよお~。Jリーグの開幕にピークをもっていかないようにしたい」と、体調管理を強く意識していた。

 岡田監督も「今回は1カ月くらい休んだと聞いたから大丈夫と思ってたんですけど。今日に限っては心配です。ドクターとチーム(カシマ)と話し合わないといけない」と言った。

 内田は長友と並び、日本代表のサイドアタッカーとして、攻撃面で大きな働きが期待されている。W杯本番を約5カ月後に控えた岡田ジャパンに試練が訪れた。
【井上真】
 [2010年1月30日7時56分 紙面から]


右SB・内田バテバテ、体調不良で交代
2010.1.30 05:03

体調不良で途中交代した内田(左)。心配が募る
 サッカー・日本代表合宿(29日、鹿児島・指宿市内)鹿屋体大と30分×3本の練習試合を行い、8-0で快勝した。DF内田篤人(21)=鹿島=は体調不良で途中交代。今後への影響が懸念される。

 2本目から出場したDF内田だが、運動量は少なく、明らかに精彩を欠いていた。開始25分、岡田監督に歩み寄ると「去年のヤツです」と吐き気を申告。苦悶(くもん)の表情で嘔吐(おうと)し、徳永と交代した。

 「休んで治ると思ったら治らない。去年は生活の中でも出てたけど、今は息がハアハアしていない時は普通。気持ち(の問題)かなあ」。症状を説明した。

 疲労の蓄積で昨季も度々あった吐き気。しかし、今回は昨年12月12日の天皇杯敗退から約1カ月の休養を取っている。チーム医師は「原因がハッキリしない」と困惑。岡田監督も「ちょっと心配。若い先のある選手ですから」と心配顔だ。

 2月のベネズエラ戦、東アジア選手権の欠場のみならず、原因不明だけに長期離脱の可能性も否定できない。ほぼ固定されてきた右サイドバックの健康不安は、本人の将来、そして岡田ジャパンにも影を落とす。
(志田健)

内田またおう吐感…W杯出場に黄信号

体調不良のため、練習試合で途中交代した内田篤人(左)
Photo By スポニチ

 【日本代表合宿】DF内田(鹿島)が再びおう吐感を訴えた。徳永に代わって鹿屋体大との練習試合2本目開始から右サイドバックで出場したが、20分過ぎに自ら申し出て途中交代。「昨日(28日)から(吐き気を)感じてた。休んだら治ると思っていたけど。続けてなるから集中できない」と厳しい表情だった。

 昨年は鹿島と日本代表の過密日程の影響で、シーズンを通しておう吐感に悩まされた。3度精密検査を受けたが、胃炎と診断されただけだった。ただ11、12月は症状が安定していただけに、オフ明けに発症したことには「原因が分からない。気持ちかな。この時期にやばいよね。どうしよう」と困惑していた。

 岡田監督も「1カ月休んで大丈夫だと思っていたけど、ちょっと心配」と笑顔はなかった。さらに「ベネズエラ戦というよりも、若くて先のある選手。今後どうするか、チームやドクターと話していく」と今後の招集に関しても慎重な姿勢を示した。岡田ジャパンの不動の右サイドバックのW杯出場に黄信号がついた。

[ 2010年01月30日 ]

岡田構想ピンチ!内田また吐いた…練習試合

途中交代した内田(右から2人目)はユニホームで口元をぬぐった(手前は玉田)
 ◆練習試合 日本代表8―0鹿屋体大(29日・指宿市内=30分×3) 日本代表は29日、鹿児島県指宿市内で鹿屋体大と練習試合(30分×3本)を行った。2本目に出場したDF内田篤人(21)がおう吐を繰り返し、緊急退場。昨年春から疲労性、ストレス性胃炎が原因とみられる症状に悩まされたため、このオフは完治を目指して1か月間の休養を取ったが再発。6月の南アフリカW杯で不動の右サイドバックとして考えていた岡田武史監督(53)にとって、頭を痛める結果となった。

 小春日和に包まれた指宿市内のピッチに緊張が走った。練習試合2本目の29分。DF内田が、DFラインに並ぶDF岩政に「もうダメって(ベンチに)伝えて」と苦悶(くもん)の表情を浮かべる。その10分ほど前から苦い胃液がこみ上げ、唾液(だえき)とともに吐き出していた。ピッチに立ってから29分。岡田ジャパン不動の右サイドバックがピッチを退いた。

 昨年から苦しめられている。症状が出たのは09年春先。4月22日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)アームド・フォーシズ(シンガポール)戦で大量におう吐した。その後、胃カメラ検査を数回、オーバートレーニング症候群の検査など医学的に考えられるすべての検査を受けたが、結果は異常なし。「疲労、ストレスから来る胃炎」という診断だった。

 昨シーズン終了後は完治を目指し、1か月以上の長期オフを取ったが、症状は消えなかった。内田は「疲れだから休めば治ると思っていたけど、違うのかな。シーズンが始まるというのにやばい」と動揺を隠せない。岡田監督も「心配。彼は若い先のある選手。ドクターとチームといろんなことを話し合わないといけない」と治療に専念させることも視野に入れた。

 内田は岡田ジャパン発足以来、不動の右サイドバックとしてW杯出場に貢献した。出場選手全員の連動性で成り立つ代表にとって、根幹を揺るがしかねない。息が上がると、吐き気を催すという症状。昨年、岡田監督は内田の意思もあったが、招集し、起用し続けた。本番を4か月後に控えた今、そのツケが回ってきた格好だ。W杯4強を目指すためにも、早期回復だけが望まれる。

(2010年1月30日06時01分 スポーツ報知)

篤人の体調不良は原因不明とのこと。
これは心配である。
篤人は2006年のプロ入り即レギュラー、代表もU-20、U-22、北京五輪代表、フル代表と走り続けてきた。
そのツケが回ってきたように思えなくもない。
何かしらの手を打たねばならぬ。
鹿島だけの問題では無かろう。
我等も精一杯のバックアップをするのである。

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11 コメント

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Unknown (believe)
2010-01-30 10:20:33
また症状が発症したとのことでFANとして心配です…。しかも自分からあまり言わない篤人選手から伝えたとのことだからよほどだと思いました。岡田監督や篤人選手のコメント読むとちょっと深刻かなと感じて余計心配……。
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Unknown (U-20)
2010-01-30 10:40:10
内田選手の症状は、パニック症候群ではないでしょうか。
この病気はストレスや疲れからくる精神的な病気です。人によって様々な症状が出ますが、横浜ベイスターズの村田選手も、バッターボックスに入る前には急に吐き気がして、何度も嘔吐していたようです。私もその患者で、症状が出て1年がたちます。薬があるので症状を抑えることはできますが、激しい運動は厳しいと思います。
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Unknown (鹿島愛★)
2010-01-30 13:23:22
篤人心配です。
鹿島でも、代表でもスタメンで頑張ってきましたからね。
去年は、体調が万全でないのに
試合出場し続けていたので、
W杯直前にこういう事態になっちゃいましたね。
休養できないのかなあ…。
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Unknown (Unknown)
2010-01-30 13:56:27
>腹の底からじゃなく、のどの奥からって感じ

パニック障害を含む自律神経系の症状ですね。
原因不明とのことですが、
チームドクターはその可能性は考えなかったのでしょうか。

内田はこれからも伸び続けていく選手。
今結果を残さなければならない代表はともかく、チームは将来を
見据えて、選手を守ってやってほしいです。
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Unknown (ランス)
2010-01-30 15:09:29
鹿島の宝を守るためにも、
長期に休ませてあげたい。

篤人はここ数年、がんばりすぎ。

鹿島もメディア出演を断ってほしい。
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Unknown (ママサポ)
2010-01-30 17:52:28
選手生命にも関わる事!将来ある選手なんだから、今回のWORLD CUPじゃなくても次もその次も可能性があるのだから真剣にクラブと協会は考えて欲しい!!
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Unknown (Unknown)
2010-01-30 19:30:10
心配です。
篤人の真面目さから考えて、止まってしまうこと、休むことが、余計不安とかストレスを生むって可能性もあると思う。今までもきっと、挑戦し続けてしんどくなることより、止まってしまうことが何より本人にとって辛かったから、走りつづけて来たってのもあると思う。
でも篤人の気持ちが許すなら、代表だけでも休むのも勇気かな。
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Unknown (Unknown)
2010-01-30 19:48:54
A代表に召集されるとクラブは拒否できません。
これはJFAの規則にもあり、FIFAルールにもあります。
代表で出てるのにクラブでは休ませるというのも、クラブが選手の給与を払っている以上、本末転倒になってしまいます。
篤人の症状を見ていると、代表戦の前後に多く出ているので、
代表やそれに伴う移動の忙しさがストレスの一環になっているのは間違いないと思います。
WYと五輪の忙しさも原因としてありますが、A代表で長らく一番年下の立場で、
しかも同年齢の選手がいないこともストレスを上手く解消できなかった遠因になったでしょう。
ストレス性の場合、1年休んだからと言ってもすぐ良くなる事はありません。
すぐに完治させるにはサッカー選手を辞めるしかないですが、そうでなければ、
だましだまし、出たり休んだりしながら、自分と付き合っていくしかありません。
欧州のようにカウンセラーがいるといいですが、監督や周囲がよく話をしてあげて、
しかし必要以上に注目しないこと、
おそらく30歳近くになる頃には、精神的成長に伴いかなり良くなると思います。
長い目でサポーターもマスコミも見守る事が必要でしょうね。
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Unknown (Unknown)
2010-01-30 20:05:38
断ることはできないとしても、去年は篤人の意思もあって招集し続けてきた面もあったみたいなので、やはり代表招集には篤人本人の意思も重要になってくる気がします。
確かに必要以上に注目しないことはなにより大切ですね!!
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かわいそうです (roro)
2010-01-30 21:14:34
状況からすると、精神的なもののように思います。
変に休むとかいうよりも、気分転換するとか、そういう症状がありながらもサッカーを続けていけば、次第に治っていくのではないでしょうか。
誰かがサポートしてあげる必要があるでしょう。

あと、確かにあんまりメディアに出すのは良くないような・・・。
鹿島では話が面白い選手がたくさんいるので、インタビューなどは他の選手に任せて、あんまりマスコミに晒さないようにしてあげたい。優勝の時のメディアの露出はあまりにかわいそうだった。ほかにもっと話し上手な選手がいるのに。
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