多摩川が好き

　週末に見た夢。
　今住んでいるところより３倍くらい広い部屋を紹介された。なぜか気の早い引っ越し屋が大きな家具を運んでくれて設置してみたが、それでもかなーりゆったりしている。これは夢にまで見た広いお部屋！
　窓の外は荒川と鉄橋が見える。あれはJRか～なんて眺めていたが、しばらくたっても何か落ち着かない。部屋は広く、眺めも悪くないというのに。何でだろう、と思ったら、やっぱり多摩川が恋しくなったらしい。
　これ、実家帰る時に荒川を渡る際、いつも思うのだ。荒川も名だたる川だし（それがどうしたといえばそうなのではあるが）、なにしろここに引っ越してくるまで高校生のころから毎日渡っていた川である。富士山の見えるポイントとして、そして埼玉に渡る地点としてそれなりに自分の中では存在感あったのに、いつのまにか多摩川ののんびりゆったりした流れに、それまでのキャリアを上回るほどの親しみを感じていた。わりと浅くてゆったりして、土手も広々としてのんびりした川。目が覚めてから、多摩川ラブであることを実感して一人で笑ってしまった。
　まあ多摩川を上回るとしたら、紀ノ川しかあるまいよ。以前高野山にいった時に見た、夕陽色に染まる紀ノ川は美しかった～。ということでいつか紀ノ川沿いをのんびりゆっくり散歩してみたいと思います。子どものころはお盆のお供えを流しに行ったくらいの記憶しかないんだけどね。