水晶のひとりごと 山斗雪夫

水晶 second 第三章

20131031m

2013-10-31 | Weblog
・・  階層の 空域が近い

これは                                                      ・


わたしも こころを閉じないと                                 壊れる

20131028m

2013-10-28 | Weblog
・・ ・                                           まだ

階層から噴出しているものが  あるのか      ・

それと逆流しているものとが

渦を

あれに触れたら                                     戻れない

20131024m

2013-10-24 | Weblog
反射波が 何を意味するのか             とまどい なのか

でも

おなじものを感じたなら

来て                                                       ・

20131023s

2013-10-23 | Weblog
鎧を纏わなければ

一刻として耐えていられない

街のなか                                     耐えていた視線


ぼくは逡巡した 鎧は  ほんとうに必要なのかと      ・

20131022m

2013-10-22 | Weblog
その階層のなかで

この方位を確認するのは  とても困難  ・ ・                                  ・

反射波を送り続けるしかないのか

反応は たしかに                                 あったのだから

20131021s

2013-10-21 | Weblog
すべてのものが沈黙した 街


耐えられないさみしさに

支配された

その街の

なか

鎧を纏わない瞳が                 そこに   いた                        ・

20131020m

2013-10-20 | Weblog
ひとつの階層

その中は

通常は閉じた  世界      ・ ・

その地空域は どこまでも広く 果てなど無いかのようにつづく


そこに居ると

ほかに

他にも重層的に無限の階層があることなど 識る由もない                              ‥

20131019s

2013-10-19 | Weblog
視線は  鎧を纏うものたちのではなく                                      ・


まっすぐな

でも弱々しげな感じの  視線    ・  ・                                   ・

20131018m

2013-10-18 | Weblog
階層から放出されたものは  ほぼ浄化されたのか                 ・

階層との接触空間域は

もうすぐ

閉じる   ・ ・                                                ・

20131017s

2013-10-17 | Weblog
気がつくと

おぞましさは

街全体を 覆いつくして  いた            ・ ・


そしてぼくは してはいけない事を                                       した

視線を感じ 

ぼくも 背中を    向けた                            ・