山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

第6回教育福祉委員会。

2017-06-21 21:31:28 | 議会報告
今日は定例の教育委員会閉会中審査。

【保健福祉局】
〇報告案件(1件)
・敬老乗車証制度を取り巻く課題等について
→敬老乗車証については平成25年の社会福祉審議会の答申に基づき「制度を持続可能なものとしていくため、低所得者の方の負担に配慮しつつ、利用毎に相応の負担をお願いする応益負担の仕組みに転換を図る」という基本的な考え方があります。
この間、市バスにおけるICカードの導入などのハード面での整備が進んできましたが、今後、今回の課題整理を受けて、市民の理解を得て、制度が構築されていきます。特に70歳以上の高齢者の生活に密着した重要課題。私もしっかりと発言をしてまいりたいと思います。

〇一般質問
・健康長寿いきいきポイントについて
・LGBT支援について
・障害者の就労支援について
・認知症対策について
・ヒアリ、アルゼンチンアリについて
・民泊における衛生管理について
・違法民泊について

【教育委員会】
〇一般質問
・通学路安全プログラムについて
・京北小中一貫校について
・自転車の安全対策について

今日も熱の入った委員会質疑でした。

夕方からは、京都府立大学准教授の川勝先生による「これからの自治を考える〜米国の先進自治モデル・ポートランドの事例から〜」と題された講演と勉強会。


全米で最も住みたいまち1位、環境に優しいまち1位、全米で 最も出産に適したまち1位、全米で最もクリエイティブなまち3位、、、などなど、全米で、世界で人気のまちはどのようにして作られたのか?

かつては工業が栄え、大気汚染などの公害問題も起こる中、1970年代の前半に環境政策を打ち出す知事、市長が誕生し、クリエイティブで、サスティナビリティな街へ変貌しました。
まちは公共交通ネットワークが張り巡らされ、アメリカで数少ない車が必要でない都市とも言われています。住民の運動により、高速道路を廃止し、住民が憩う公園にリニューアルした例もあるそうです。

行政的にもNAと呼ばれる(京都でいう町内会のようなもの)組織が組み込まれており、地域の意見を集約するシステムが出来上がっています。

議会はアメリカで唯一のコミッショナー制が導入されています。
市の総合計画は10年、17000人の市民参加のもとで作られたそうです。
「私という個人でも社会を変えられるチャンスがある。」という自治意識が市民にまで浸透しているようです。

自治のあり方は国や地域によってまちまちですが、日本では法的な制約も受けます。
そんな中で、どうやって住民の声を政策に反映させるか?自治体、議会も試行錯誤ですが、ポートランドの取り組みは大変勉強になりました。


それではまた。


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