20170623
地元のJAが作成する「栽培暦」には、サツマイモの定植は5月上旬~6月中旬とある。すでに6月23日、明らかにこの栽培暦に照らせば時期がずれてしまっている。しかしここで1週間程度定植時期が遅れても、あまり気にしない。
しかしサツマイモの定植適期も人が決めた事。この時期の定植で良いのか悪いのか、決めるのは他人ではない、もちろん自分でもない。畑というか自然の決めること。自然の摂理に合わなければサツマイモは収穫できない。というように、定植の適期など天候条件や自然条件によって何とでもなるというか、変わってくる。決してカレンダーではない。手元にはサツマイモ蔓なので種袋もなく、ただ一つの目安としてJA作成のカレンダーには6月中旬までとされている。小難しい議論を吹っかけているつもりはないが、たんじゅん農を志向する”たんじゅんさん”たちは、これを「人間基準より自然基準」といっている。
定植が1週間遅れて、失敗したらそれはそれで自然の法則の経験というか、勉強になる。何故失敗したかの失敗探しができるから。「今年の場合、私の畑では1週間定植が遅れると、サツマイモにこういう症状が出てダメだった」という経験ができる。
難しい話はどうでもいい。とにかく定植をしたのです。
この畝は、竹チップや刈草や廃菌床が入れてあり、そういった炭素資材をかき分けて、土を出してそこに植え溝をつくって、サツマイモの蔓を埋め込むように定植をした。土表面を見ると糸状菌もずいぶん活躍してくれているようで活着さえしてくれればいいサツマイモになってくれるような気がするのです。
サツマイモの蔓は、頂いた直後は萎れてしまっていたので、一昼夜、水に浸けました。するととても元気になりました。21日には雨が降ると予報が出ていたので、21・22・23日のマル2日間は水を切り、また蔓が萎れるのをまちました。雨が上がって2日目のこの日、土を掘り出すと少し水分があります。狙い通りです。この日は植えただけで水やりなしでした。
通路の溝は以前掘った溝。チップの入荷待ちをしていたのですが、太い竹を底に入れてからチップをいれるような手はずに変えました。こちらは竹の搬入待ちです。
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