ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

中の畑 東エリア 土の固さほぐれる?

2017-02-21 06:00:00 | たんじゅん 中の畑

20170220

なかなか手に負えなかった、東エリアがどうしたことでしょう! 水捌けが改善し、少しフカフカしてきたようにも感じます。えっ本当?なぜ!どうしたのか!

しかしまだ喜ぶのはまだ早いようです。乾燥した時にどうなるのか。・・・ですね。下の画像はこの日の朝の東エリア(中の畑)の様子。体重40kg程のWさんが歩いても足跡が残るくらいです。もう少し要観察ということで。

昨年春、Sさんが地元の高齢化した農家さんから「畑をやって欲しい」という申し出があり、これまでの畑の一部を宅地化するのでと返却を求められたこともあり、「では」と始めた畑1反3畝の中の畑です。管理をしてくれと云われ7月からでしたか、私に管理を任せるとなりました。

更に敷地内にあったハウスの管理も、前の地主さんの作物が終わる10月からハウスもさせて頂けるようになりました。

ところが、近くの畑をしている農家さんからは「長く何も栽培していなっかった」エリアであると云われました。草もなかったので「定期的に除草剤を使っていたのではないか」という見方をする人もいた。現在Googleストリートビューで中の畑を見ると2012年6月時点の画像が見られる。4~5年前になる。もちろんSさんが使用するようになるずっと前だ。その画像にもこの東エリアには何も栽培されておらず、裸地となっていた。ということは3~4年以上この状態が続いていたのだろう。

https://www.google.co.jp/maps/@34.8106457,138.0152634,3a,75y,1.77h,58.58t/data=!3m6!1e1!3m4!1sukhaKzsxE5iFR_tgYAN1Yg!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja

 

そのためだろうが、いろいろ手を尽くすがなかなか結果が出ない。土は雨が降ると土が靴の下にネットリついてくるような状態。乾くとカチカチに固まってしまう。作物の種を播いてもうまく栽培できない状態が続いた。太陽熱処理として、透明シートを4回敷き詰めた。敷いてはあれを播き、これを植えたりした。そのうち透明シートは不透明シートになってしまうほど。

太陽熱処理の合間に、蕎麦やソルゴーなどの種を播いても育たない。「そう簡単にお前たちの言うなりになれる訳がない」と高いプライドを持つ馬のように簡単に思い通りにはならない。そのあたりの感じはつい先日ブログに書いたばかりだった。

 例えば蕎麦。蕎麦の芽が出てくるのだが、草丈が伸びて来ない。普通腰の高さ位までは丈が伸びてくるのだろうが、15~20cm止まり。伸びたものでも30~40cmと情けない状況だった。

6月24日のブログだ。

この時の蕎麦だが、排水のための暗渠を掘り、暗渠を埋め戻した部分の生育が良かったのは印象的でした。空気の必要性というか、微生物の活性化状況が空気の有無で随分違うのを実感した。

このエリアへの対処で、排水をよくするためにとそもそもトレンチャーという農業機械で溝を掘ったのは昨年の3月だった。その頃のブログはこちら。 3月4日、 3月5日

そして竹や剪定枝などを溝に入れ一応暗渠の形が整ったのは 3月24日で、畑全体の配置図も掲載していました。

なかなか結果が出くて、菌床ばかりか、竹チップもずいぶん畑に入れましたね。

この1年の取組みが早くも改善されてくるのか、まだまだ先の話か。そこを待つのは楽しくもある。