小沢一郎が民主党の代表に就いたのは2006年4月7日。
当時、民主党代表は前原誠司。
偽メール事件で民主党を危機に陥れ、3月31日にしぶしぶ辞任。
その後の代表選で小沢一郎が菅直人を退け代表の座についた。
小沢は、どん底にあった民主党を立て直し、2007年4月の統一地方選挙を勝利し、その勢いを保って7月の第21回参議院議員通常選挙でも60議席獲得と大勝。ついに参議院で与野党の逆転を果たした。
これによって衆参ねじれ現象が生じ、以後それが自民党を苦しめることになった。
2009年、西松建設献金問題が持ち上がり、民主党の支持率が急降下。
5月に代表辞任で世論の風向きを劇的に変化させ8月の衆院選で絶対安定多数を超える308議席を確保して、政権交代をついに実現する。
そして2010年2月、陸山会事件をでっち上げられ、鳩山の無能と合わせ、またもや民主党の支持率急降下。
6月2日、鳩山・小沢のダブル辞任を発表。
おかげで、支持率と言っていいかどうかはともかく、20%を割り込んでいた民主党内閣の支持率はたった数日で急回復。
●菅直人首相支持率62.4% NNN世論調査 6月6日

しかしこんなことでいいのか。
こんなに簡単なものなのか。
これではだれもまじめに政治に取り組む意欲をなくしてしまう。
いざとなれば表紙を取り替えればなんとかなる。
自民党も菅新内閣の人気に対抗するために、いっそ小泉進次郎でも総裁にしたみたら?
いい勝負になるかもしれない。
民主党議員達は支持率急回復に有頂天になっているようだ。
参院選を早くやれ、という声さえでているとか。
今や政治家もマスコミも国民も「脱・小沢」一色である。
民主党議員でさえも悪乗りしている。
みんなで好きなことを言い合っている。
小沢独裁、金権政治、自民党的体質……。
なかでもバカバカしいのは小沢に貼った「選挙至上主義者」というレッテルである。
選挙で勝ったからこそ政権交代が成就したのではないか!
選挙に負けたら何も出来ない。
ただし、「政権交代」だけでは、小沢一郎は消えるわけにはいかない。
このまま終わったら、小沢一郎は死んでも死にきれまい。
何のための政権交代だったのか。
小沢にはまだまだやらなければならないことがある。
自民党の破壊から消滅へ。
次に官僚主権から政治主導への転換。
これは国民主権つまり民主主義の定着を意味する。
そして最後は、日本の独立である。
日本の国土でさえ、自由にならない日本国。
米軍基地一つ動かせない日本国。
菅直人は早々とオバマに日米合意尊重を誓った。
アメリカに遠慮して上海万博訪問まで取りやめたらしい。
日米同盟最優先の姿勢をのっけから見せつけている。
イスラエル、再びガザ支援船を拿捕 6月6日
イスラエル海軍の特殊部隊が5月31日ガザ地区に向かっていた6隻の支援船団を強襲してトルコ人活動家ら9人が死亡したことを受け、イスラエルが国際的に孤立しているなかの拿捕となり、5日には欧州など世界各地で抗議が行われた。トルコのイスタンブール(Istanbul)の集会には推定で1万人が集まった。(c)AFP
イスラエル軍:ガザ支援船団攻撃 国際調査委設置、イスラエルが拒否 (毎日jp 6/7)
【エルサレム花岡洋二】パレスチナ自治区ガザ地区へ支援物資を運ぼうとしていた国際支援船団がイスラエル軍に急襲され、活動家9人が死亡した事件で、イスラエルのネタニヤフ首相が潘基文(バンキムン)国連事務総長から提案された国際調査委員会の設置を拒否し、同国独自の調査委の設置を検討していることが明らかになった。
イスラエルの無法の後ろにアメリカがあることは世界の常識となっている。
現在の世界の不安定要因の最大のものはイスラエルの存在である。
イスラエルとそれを甘やかすアメリカに対する反感がテロを増幅させる。
国連がどんな決議をしようとイスラエルはまるで痛痒を感じない。
小沢一郎の「国連中心主義外交」は、日本が真剣に考えなければならないものなのだが、官僚もマスコミも政治家も、「非現実的」と、無視し続けてきた。
あるいはアメリカに対する遠慮かそれとも恐れからなのか。
「駐留米軍は第7艦隊で十分」
昨年2月の小沢一郎の発言である。
これもマスコミも政治家も国民も、まるで「一笑に付す」という態度で無視した。
鳩山由紀夫がこのときの小沢発言を真剣に考えていれば、普天間問題でこれほど醜態を晒すことはなかったろう。
結果はどうあれ、もっと論理的な対応ができたはずである。
今、アメリカに向かって正論を吐けるのは小沢一郎唯一人であろう。
まだまだ小沢一郎に楽隠居などさせるわけにはいかない。
小沢一郎を徹底的に働かせ、こき使わなければならない。
民主党議員や自民党議員ども、マスコミや世間には小沢叩きを好きなようにやらせておけばいい。
いずれ小沢は復活する。
小沢一郎には目標があり、理想がある。
小沢一郎の命がそれまで持ちこたえられることを願っている小市民が一人ここにいる。
民主主義の確立のために!

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当時、民主党代表は前原誠司。
偽メール事件で民主党を危機に陥れ、3月31日にしぶしぶ辞任。
その後の代表選で小沢一郎が菅直人を退け代表の座についた。
小沢は、どん底にあった民主党を立て直し、2007年4月の統一地方選挙を勝利し、その勢いを保って7月の第21回参議院議員通常選挙でも60議席獲得と大勝。ついに参議院で与野党の逆転を果たした。
これによって衆参ねじれ現象が生じ、以後それが自民党を苦しめることになった。
2009年、西松建設献金問題が持ち上がり、民主党の支持率が急降下。
5月に代表辞任で世論の風向きを劇的に変化させ8月の衆院選で絶対安定多数を超える308議席を確保して、政権交代をついに実現する。
そして2010年2月、陸山会事件をでっち上げられ、鳩山の無能と合わせ、またもや民主党の支持率急降下。
6月2日、鳩山・小沢のダブル辞任を発表。
おかげで、支持率と言っていいかどうかはともかく、20%を割り込んでいた民主党内閣の支持率はたった数日で急回復。
●菅直人首相支持率62.4% NNN世論調査 6月6日

しかしこんなことでいいのか。
こんなに簡単なものなのか。
これではだれもまじめに政治に取り組む意欲をなくしてしまう。
いざとなれば表紙を取り替えればなんとかなる。
自民党も菅新内閣の人気に対抗するために、いっそ小泉進次郎でも総裁にしたみたら?
いい勝負になるかもしれない。
民主党議員達は支持率急回復に有頂天になっているようだ。
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今や政治家もマスコミも国民も「脱・小沢」一色である。
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ただし、「政権交代」だけでは、小沢一郎は消えるわけにはいかない。
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イスラエル、再びガザ支援船を拿捕 6月6日
イスラエル海軍の特殊部隊が5月31日ガザ地区に向かっていた6隻の支援船団を強襲してトルコ人活動家ら9人が死亡したことを受け、イスラエルが国際的に孤立しているなかの拿捕となり、5日には欧州など世界各地で抗議が行われた。トルコのイスタンブール(Istanbul)の集会には推定で1万人が集まった。(c)AFP
イスラエル軍:ガザ支援船団攻撃 国際調査委設置、イスラエルが拒否 (毎日jp 6/7)
【エルサレム花岡洋二】パレスチナ自治区ガザ地区へ支援物資を運ぼうとしていた国際支援船団がイスラエル軍に急襲され、活動家9人が死亡した事件で、イスラエルのネタニヤフ首相が潘基文(バンキムン)国連事務総長から提案された国際調査委員会の設置を拒否し、同国独自の調査委の設置を検討していることが明らかになった。
イスラエルの無法の後ろにアメリカがあることは世界の常識となっている。
現在の世界の不安定要因の最大のものはイスラエルの存在である。
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「菅直人新政権は史上最悪の対米従属政権だ」
もっとあきれるのはマスコミ、国民の脱小沢の支持だ。
まるで小沢が関係したものはすべて悪であるというような
全否定だが、それを野党時代からの数年間支持してきた
のではなかったか。今やっていることは天につばを吐く
ようなもので自己否定なのだが、その自覚もない。
鳩山首相の辞任は残念だった。ただ終わったという
感じが何日か抜けなかった。鳩山首相は確かに未熟だったし、
あの何かにつけての格好つける発言は自爆的だった。
ただ、鳩山首相は4年間の任期を国民が選挙で与えた首相
なのだ。その首相が細川首相と同じような任期で辞任した
時点で民主党政権は国民の手から離れたような気がした。
何も再び衆院選挙をやれという非現実的なことをいって
いるのではない。継続が厳しいということで辞めてしまった
ということで日本の政治は世界標準から再び日本標準に戻った
ことに失望しているのだ。この点では明らかに自民党のレベル
に戻った。
近年経済で韓国が一部評価されるが、私は政治の面でも一部では
抜かれていると思う。制度は異なるが、韓国の大統領は任期の5年
を全うする。特に最近の大統領は一時非常に低い支持率になること
もあったが、その後、回復している。現政権も一時かなり低くなったが、
現在は5割程度で安定している。これは政治の成熟にはある程度時間を
要するということではないか。
小沢がプッツン辞任の際にいったように民主党は未熟である。私が
不満なのは民主党議員の多くの説明能力の低さだ。テレビを見ていると
民主党議員は一部を除けば責められるとただ平謝りで説明能力に乏しく、
自民党議員に比べて明らかに低い。したがって、テレビはもちろん、
接する有権者の支持を得る能力が低い。
このような体質は議員本人の実力を高めるより他力本願の風頼みの選挙を
希望し、看板への依存が強い。二人区への反対もそうだが、二人区の
ほとんどは民主、自民の無風地帯で反発が起きているのは新人でなく、
現職が落ちそうだからマスコミと協力して小沢批判という情けない構図に
なっている。このようなぬるい体質を小沢が変えようとしてきたのだが、
そのスパルタぶりは旧民主党からの面々には我慢ができないようだ。
今回、菅内閣は旧民主党系がほぼ独占となった。多くが松下政経塾出身
のいろんな意味で実務経験が乏しいのだが、未熟という自覚はないようだ。
政調の復活でちらほら見られる族議員もどきは元気になりそうだ。(マスコミ
の政府、与党の二元化批判はどこへいったのか。)ぬるい体質は復活しつつ
ある。代表選を乗り越えてもカネの問題もあるし、1年もつかどうか。
やはり当初は未熟でも長い目でみて鳩山内閣を成熟させるべきではなかったか。
表紙をかえて喜ぶ国民に望むべくもないのか。小沢を悪人として表紙替えに
狂喜するマスコミや国民は墓堀をしているとしか思えない。
政権交代後に下記疑問から不信感一杯になりました。
民主党の現支持者の方は下記どのようにお考えでしょうか。
脱米国従属・脱官僚・脱検察支配を達しても、
代わりに中国に従属では、さらに過酷と思います。。
Q1)下記状況で、中国には強いことを言わず、
同盟国・米国にのみ「対等な関係」を模索する民主党に不自然さを感じないか?
・中国が、国防動員法を 2010年7月から施行=軍国化
・中国艦隊が、日本領の沖ノ鳥島を周回して示威 (中国は岩と主張)
・日中で未解決の東シナ海の資源を、中国が着々と試掘
Q2)下記状況で、外国人参政権を推進の民主党は怖くないか?
・東京都の 100 人に1人が在日中国人で、
急増する在日中国人の人数が、在日韓国人を上回った現状
・中国人は、移民しても何世代も中国人アイデンティティを保ち、
特に東南アジアで、華僑が経済や政治を支配している現状
・長野聖火リレーで、中国政府の呼びかけに応じて、
数千人の中国人留学生が長野に集結した事実
Q3)下記のような中国に「東アジア共同体(東アジア版EU?)」を
提唱する民主党を、無防備と思わないか?
・中国は「軍国主義復活の懸念」を日本への外交カードによく使うが、
自身は着々と軍備増強し、空母建造まで目指す矛盾
・中国は、毎年日本から ODA を受けつつ、
アフリカに ODA をばらまき政治的影響力を強めている、厚かましさ
・例えば「南京大虐殺で(南京の人口以上)30万人が殺された」等の対日宣伝戦をしつつ、
自国のチベット侵略等には触れない矛盾
Q4)三権分立否定、国民生活より選挙優先の民主党を信じられますか
例えば:
・国会議員の一番の仕事「立法」を党内で禁止(三権分立の否定)
・「生活一番」のマニュフェストは憲法解釈と無縁のはずなのに、
内閣法制局 (事実上「憲法解釈権」を持つ)の国会答弁禁止の国会改正法
・宮崎県が口蹄疫対応で大変だった5月GWに、
小沢幹事長が、知事に【選挙協力】を求めに宮崎入りした事実
・小沢さんは、韓国人の秘書を雇う、韓国民潭の応援を得る等
国内改革のために外国勢力を利用しすぎる傾向
政界で小沢ほど修羅場をくぐり抜け、政界の表も裏も知り尽くした人物がいないのも事実です。もう少しで小沢の念願である自民を最低数年は干し上げるという目標の一つが達成されそうです。その後小沢がどのような動きに出るかは時代情勢、本人の意志などで神のみぞ知るといったところでしょうが。
いずれにせよ反小沢といわれる連中や松下政経塾出身の連中が束になってかかっても政局争いでは小沢一人に敵わないでしょうね。
たぶん長期政権、すくなくとも次の衆院選は自分の手で、なんて狙っているのかもしれませんね。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1308
これは白川勝彦氏の記事ですが、まさに正鵠を射ているように感じました。
彼らには理念も信念もありません。
マスコミが騒ぐと、一緒になって小沢排斥に動いた連中はまったく信用できません。