山越木工房Blog

木楽(気楽)な日記

FE168SS-HP を聴く

2021-03-02 18:17:22 | オーディオ

みなさんこんにちは。

今回は先日新製品の発表が有ったFostexさんの「FE168SS-HP」について短期間ですが貴重な機会を頂けたので、

気になっていらっしゃるファンの方も多いのでは、と思いファーストインプレッション。

新製品(限定ユニット)FE168SS-HPを弊社16㎝用バックロードホーンに装着して試聴してみました。

※マグネットの余りの大きさにサブバッフルを製作しました。

↓こちら商品化致します。

ユニットを取付けて一聴した初めの感想は「支配力」が凄い。

音の繊細な表現力。そして立上り・立下りと素晴らしい表現力を持ち、じゃじゃ馬的な所は影を潜めて現代的な音に仕上げられているかと思います。

従来の限定ユニットFE168ESに比べて M0とQ0の値を比べると甘めの感じになっていると思われますが、

聴いてみると、色気が出るような感じと低域の押し出し・ソリッド感が更に出る感じになりました。

168ESの「パンパン」とした乾いた感じの音色から 168SS-HPは「トン・タン」としたシットリ感が出る感じがします。(表現が曖昧でスミマセン)

従来の長岡ファンからすると、スイートスポットが狭く音源とがバシッと決まると超・素晴らしい鳴り方をしますが、外すと平たい沈んだ鳴り方をするのも潔く

レーシングエンジンの様な感じでて良い感じですが、もう少し音楽全体(オーディオ)を楽しむにはこういったアプローチになって行っても良いかと思います。

左)FE168SS-HP      右)FE168ES

マグネットの奥行が105mmと深くなってます。

fostexさんのサイトから、諸元を拝見すると総重量は5.3kg!と超弩級(16cmですよ)

圧倒的な物量を投入して「これでもか!」と言わんばかりで、バックロードホーンのホーンを十二分にドライブできる強力な磁気回路を手に入れた事と、

細部まで丁寧なチューニングや改良が加えられて、更に熟成された感じに。

結果、素晴らしいユニットに仕上がっているかと思います。

FE168ESから20年 新ユニットFE168SS-HP ロクハンの名機になるかと 私は感じました。

fostex様
発売前のユニット 貴重な機会を頂きましてありがとうございました。

 

近く弊社「16㎝バックロードホーンキャビネット・FE168SS-HP」バージョンをアップします。

お楽しみに!!

コメント
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