会計スキル・USCPA

会計はビジネスの共通語。一緒に勉強しましょ。

スティーブ・ジョブズ  スタンフォードスピーチ

2011-08-28 09:28:56 | 生活
スティーブ・ジョブズがCEOを退任するとかで。
ならばこのスピーチを。

勇気が出るかもですな。

スティーブ・ジョブズ 日本語で学ぶ伝説のスピーチ(字幕)


スピーチフルテキスト

このスピーチ,人生は芸術だ,とおっしゃっているようにも聞こえます。直感のおもむくままに前に進み続けていると,あるとき,ああ,そういうことだったのか,

と点と点がつながる。

作品が生まれるように人生を造ってゆく。

こういうキャリア観というのは,素敵です。給与が上がる,地位が上がる,みたいな成功失敗モデルは結構きついし,それがどうした,みたいなハナシもあって・・・。

もし30才で追放された時に彼がすい臓がんで亡くなっていたら,天才だけど・・・,という評判で終わっていたかもだし,アメリオがアップルを復活させてアップルでの彼の出番が無かったとしたら,やはり今とは違った評判で終わってたかも。まあ,アニメやNEXTの成功と,アップルでの成功は社会に与える影響でケタが違ってて,今みたいなことにはならないんじゃないかと。

どう終わっていたとしても,ジョブズはジョブズなんで,どういう作品として生きるかという方が大事だ,ってとこですかね。

まじめにコツコツ働いて,ひとかどの人物になりました,というのとはかなり違うキャリア観なんですな。


もちろん,米国であったとしても一般人には処世訓として通用しそうにないし(クビにになったらしまいです),

しかし,逆に,これぞ米国,という気もするんですな。

新しいアイディアをビジネスにすること、ジョブズのようにな試行錯誤が本気で推奨されサボートされるシステムについて,米国人一般が当然視,ないしは,自分達の善き点として誇りを感じているんじゃないかと思うんですが,

アメリカは,軍事も経済もスーパーパワーだ,自由で新しいビジネスが次々に生まれるチャンスの国だ、とジョンスチュワートあたりが言うと,観客が,うわーっと盛り上がる、あの感じ。

自分達の国家アメリカを語るときに,どのようなレベルであっても,こういう路線に沿って話すことが求められているんじゃないかという気がするんですがね。

唯一の被爆国で,戦争に負けて焼け野原から立ち上がり,今は世界有数の経済大国になりました,平和を愛し・・・。

とか日本で言うと,誰も反論しないで,そうだな,と思われるのと同じです。

こうして比較して書いてると米国がボジで,日本は、そのネガって感じもしてきましたが,ナンデやねん。