立憲民主党 山としひろ「パワフル日記」

立憲民主党 衆議院富山1区公認内定者
44歳 
人にやさしい政治

学校図書館に公費で新聞配備を

2014年09月17日 | Weblog

 昨日、市議会本会議で議案質疑を行いました。

 議案第55号「平成25年度江南市一般会計歳入歳出決算認定について」では、小中学校の図書館への新聞配備状況を取り上げました。

 下記の質問原稿に書いている通り、2012年度から学校図書館に新聞を置く予算が地方財政措置されています。ですから本来は、新聞が少なくとも1紙は配備されていないといけません。しかし、地方交付税の使い道が自治体の裁量にゆだねられているため、今回のように必ずしも目的に合致した使われ方がされているとは限りません。

 今回の質疑で明らかになったのは、学校図書館に公費で新聞を置いている小中学校(全15校)はひとつもないということです。小学校3校、中学校2校に新聞などが置いてありましたが、公費ではなく「生徒会費」で購入されていました。

 学校教育に必要なものは公費で賄われるべきであり、ただちに是正するよう要求しました。これに対し、教育委員会は「検討する」と答弁しました。

 若者の活字離れが進んでおり、新聞を取らない世帯も少なからずある現状を踏まえ、早急に対応していただきたいものです。


 

議案第55号 平成25年度江南市一般会計歳入歳出決算認定について

 

 文部科学省の「学校図書館の現状に関する調査」(2012年度)によると、学校図書館に新聞を置いている(全国の公立)学校の割合は、小・中学校それぞれ24.5%、19.0%にとどまっています。

 2012年度から「学校図書館図書整備5か年計画」で、新聞配備のために毎年15億円(5年間で75億円)の地方財政措置(地方交付税)が講じられています。にもかかわらず、新聞1紙すら図書館にないのが現状です。

 ちなみに、配備している新聞の紙数は小学校が1.3紙、中学校が1.8紙となっています。

 

質問1

 江南市の小中学校における新聞の配備状況はどうなっていますか。また、その費用はどこから支出されていますか。

 

質問2

 もし置いていなければすぐに是正すべきですが、いかがですか。

 


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