立憲民主党 山としひろ「パワフル日記」

立憲民主党 衆議院富山1区公認内定者
44歳 
人にやさしい政治

ソウル市役所訪問 その1 7月10日

2014年07月15日 | Weblog

 10日から14日まで、市民団体「東アジア交流プロジェクト」の訪韓団の一員として韓国・ソウルを訪れました。ソウル市の行政の先進的取り組み、野党「正義党」の国会議員・自治体議員との懇談、フィールドワークと盛りだくさんの内容で、大変刺激になりました。

 順次、視察内容を簡単に報告していきます。

 10日、ソウル・金浦空港に到着後、すぐにソウル市役所へ向かいました。2つのテーマについてブリーフィングを受けました。

 一つが地域のコミュニティづくりについて。ソウル市では「マウル」というコミュニティ(行政区ではない)で、住民主導でさまざまな事業が展開されています。ソウル市は(わずかな額の)補助金を出しますが、決して事細かに住民のやることに口出しすることはありません。行政によるトップダウンではなく、住民が直接街づくりに参加することを期待し、住民同士のつながりを作るための支援やコンサルティングに力を入れています。

 一方、日本では多くの自治体が、「協働」「市民が主役」をキーワードにした街づくりを掲げていますが、全体的にはそれほどうまくいっているようには思えません。自治会やNPOなどの諸団体を行政サービスの末端・下請け組織のように位置づけている現状があります。

 マウルは全くそれとは違います。住民を街づくりの活動家を養成しようとしているのです。そして、就学前後の子どもの保護者が活動の中心を占めています。代表的なマウルが「ソンミサンマウル」です。約20年前、子育てのための協同組合を立ち上げたことがはじまりです。今ではオルタナティブスクールという代替学校まで作り、公教育のさまざまな制約を受けることなく自主運営しています。また、生協のような組織を立ち上げ、有機野菜を販売する店が繁盛しています。

 このお話を聴いて、行政も住民も「革新」が迫られていると思いました。確かに、ソウル市と江南市では街の規模も住民の生活実態も異なりますが、「住んでいて楽しい。ずっと住みたい街」を作るために、行政は住民が活動しやすい仕組みを作ることに力を注いでいくべきだと感じました。

 


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2014-07-17 23:53:56
売国奴。死ね!
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