コンビニＡＴＭ「有料化」は納得できぬ

　三菱東京ＵＦＪ銀行が、提携先コンビニＡＴＭ利用手数料などを改定します。現在、平日８時４５分から１８時まで無料で引き出すことができますが、今年１２月２０日以降これを改め、利用手数料１０５円が徴収されます。事実上、コンビニＡＴＭが有料化されます（メインバンクプラスを除く）。一方、直営店舗・ＡＴＭの利用手数料無料時間帯が拡大されます。

　コンビニＡＴＭの利用が進み、手数料負担が重くのしかかっていることを踏まえた対応と理解しています。

　おそらく、多くの江南市民が旧東海銀行の流れを汲んだ同行を利用しています。とはいえ、直営店舗・ＡＴＭは６ヵ所しかありません。その他、ＡＴＭ相互利用ができる銀行が数行あるものの、コンビニの店舗数（計３０数店舗）には及びません。また、市外の勤務先や遠出した地域で直営ＡＴＭがあるとは限りません。

　「たかが１０５円」として受け入れられますか？

　１回１０５円とはいえ、これがずっと続くとなると、かなり影響が大きいのではないでしょうか。生活必需品や食料品が値上がりし、消費増税も来春から実施されます。有効な対抗手段がありませんが、市民感情としては納得できません。

　※利用料改定の詳細は三菱ＵＦＪ東京銀行のホームページをご覧ください。