ウォーキングの愛好者グループ「奈良県歩け歩け協会」で、『神武天皇の国見伝承地を辿る』をテーマにした例会が、11月12日(日)に予定されています。
近鉄吉野線市尾駅に9時30分に集合して、「市尾墓山古墳 - 宮塚古墳 - 国見神社 - 神武天皇社 - 新塚千塚古墳群 」を辿り、橿原神宮前駅へ至る約11kmのウオークです。
例会の当日は天候他の事情により、コースが変更される場合もあります。 ウォーキングは野外を歩き自然と親しむ機会です。雨も自然ですから、原則として雨天でも例会は実施されます。
例会当日の朝7時に目的地に気象警報が発令された場合は、例会は中止されますのでご注意下さい。
コースマップ
市尾墓山古墳
墓山古墳は、墳丘の長さが約70m・高さが10mの前方後円墳です。築造された時期は、出土遺物などから6世紀初めごろと考えられています。発掘調査で、石室内から武器・馬具・玉類・土器などが出土しました。
宮塚古墳
墳丘は全長44m、後円部の直径23m、高さ7mの前方後円墳です。石室内には凝灰岩製のくりぬきの家形石棺があります。石室内の調査で、金銅製の太刀・馬具・鈴・耳環・水晶やガラス製の玉と土器などが多く出土しました。宮塚古墳は6世紀中頃に造られた、この地域の有力豪族の墓と考えられています。
国見神社
日本書記によれば、神武天皇は腋の上(ワキノホトリ)の嗛間丘(ホホマノオカ)に登って国見され、「蜻蛉(トンボ)の交尾(トナメ)のようだ」と言われ、以後この地を秋津洲と呼ぶと記載されています。当初社殿は国見山の山頂にあったが、いつの時代か丘の東麓のこの場所に移され、地区の産土神として信仰されています。
神武天皇社
祭神は神依伊波札毘古命(カムヤマトイワレヒコノミコト)で、初代神武天皇が即位した場所であると言われています。
新沢千塚古墳群
円墳が総計593基もあって、4世紀後半から6世紀後半にかけて築造されたと考えられています。渡来系の東漢氏か大伴氏の葬送地と言われています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
昭和61年に設立された歴史と実績のあるウォーキング愛好者のグループ「奈良県歩け歩け協会」は、歩いて健康の維持や人と人の触れ合いの場を提供することを目的に活動しています。
「奈良県歩け歩け協会」では新規会員を募集しています。例会に無料体験参加や入会を希望される方は、例会当日に集合場所に直接お越し頂くかyakuoji@gmail.comまでメールして下さい。
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