ぶろぐチョップ!

「やかんチョップ!」の人が作る、まぬけ空間的ブログ。

爆発4号「ジョージ君」

2005-07-06 13:18:17 | Macな日々
いつも行くショップで、僕は突然キレてしまった。
怒り狂うとか、暴力的になるとかいうアレではなくて
何かが、こう“プツッ”とくるヤツだ。

店を出たときには、白くて手頃な大きさの箱を抱えていた。

「iBook G4」

多分、僕が一生買う事などないだろうと思っていたMacだ。
「次に買うなら PowerBook G5 だな。」
G4 Cubeが気に入っていて、5年も使い続けていたので
次に買うならG5マシン、デスクトップはCubeがあるから
絶対にノート型にしよう……そう決めていたのだ。

だが、WWDCで発表された情報で僕は考えを改めた。
「Intel製CPUの採用」
ジョブズ船長が言うには、Power PC G5は未だに
「発熱」と「消費電力」の問題が解決できていないらしい。
どうやら技術的な問題ではなくて、Macのシェアの低さゆえに
IBMが本気で開発していないようである。

「どうやらPowerBook G5はリリースされないな。」
僕はそう読んだ……もしリリースされても恐らくは
稼働時間が短くて、冷却ファンが回転しっ放しのマシンに違いない。
でなければ発熱と電力を押さえるため、低クロックでG4マシンと
さして変わらない性能のPowerBookになるのではないか。

そんな事を悶々と考え続けていた挙げ句、ふと入ったショップで
展示されていたiBookを眺めていたら“プツッ”ときたのだ。

来年のIntel搭載マシンまで(デスクトップ機はともかく)ノート型は
マイナーチェンジで“お茶濁し”されそうだし、もうG5にコダワる
必要も無い。まったく無い。これっぽっちも無い。

「買うしか無いっしょ!」

なんでそうなるのか解らない(笑)が、iBookが僕の背中を押した。
一瞬、最新のPowerBook G4にしようか迷ったが
12インチの在庫は無いのだと店員が言う。
iBook搭載のMacOS Xは未だ 10.3だが、今買えば2千円ほどで
アップグレードできるという事だ。

あとは全然迷わなかった。
「欲しい時が買い時。」
それがMac使いの合い言葉だ。
だいたい株屋じゃあるまいし、値段が下がるとか
次のモデルが出そうだとか悩むのもバカバカしい。
(iBookは、そろそろマイナーチェンジしそうなタイミングなのだ)

さあ、使い倒すぞー!
さっそく起動させると、設定画面で名前を聞かれた。
「呑気大王のコンピュータ」
放っておくと、そんな名前のマシンになってしまう。
今までの流れから言って、4台目のMacintoshとして
「爆発4号」になるのだろうけど、少しだけヒネって
「ジョージ」と名付けてみる(笑)
ちなみに歴代マシンは、爆発1号、2号と続いて
3台目が「爆発V3」なのである。うーん石ノ森。

12インチモデルにしたのは、持ち歩いてみたくなったからだ。
単なるモバイルならばWindowsのサブノートでも買うべきだが
再三言ってるように、僕は「仕事の匂いのするマシン」が
大っ嫌いなのでMac。iBook。

「モバイル」じゃなくて「持ち歩き」
持ち歩いて仕事場で引っ張り出す事は無くても
仕事帰りのハンバーガーショップでバッグから出して
ブログ書いたり、iTunes聴いたり、あるいはタブレットも一緒に
持ち歩いて落描きでもできたら楽しいだろうなぁ。

いや、実は既に、この文章がそうして書かれているのだけれど。