2型糖尿病の爺 病気で ドットコム

貨幣は、貸借関係で存在します。貨幣に金や銀の裏付けはありません。
貨幣の裏付けは、供給能力です。

 

介護認定

2016年10月04日 | 日記
 実は、介護認定を5年前から受けています。要支援2であったり、要支援1であったりしてきました。

 今年度の介護認定は、面倒なので中々進めていませんでした。この5年間の介護認定で利用したことがありませんでした。
 現在の日常生活では、杖をついて歩いています。買い物などの荷物があるときは、歩行車を使っています。歩行に疲れた時に座って休む椅子の部分が広く大きいので、その部分に買い物を載せて移動しています。
 今回の入院でも、下着類(殆ど使わなかった)タオル、洗面道具、そのた結構な荷物になったが、この歩行車にバッグを載せて移動して入院しました。

 社会福祉協議会から介護認定の督促状が届いていました。そこで電話して、大腸癌の手術をする準備をしている。病院で手術後に抜糸がすんでから、認定を受けたほうがお互いにつごうが良いのでは、と話をして了解を得ました。

 手術後に全身麻酔での意識の異常が無くなったと思うころ(主観的な感覚)、社会福祉協議会に病室から電話した。先方の都合で抜糸前に病院に認定の査定にくるということで了解した。

 情報を持ち帰り認定委員が集まり、コンピューター上で情報入力して、認定作業を行うらしい。

 9月30日に認定の結果の書類がと認定票が届いた。要支援2、介護保険使用の自己負担は1割。

 
 
 突然ですが、現在、推定ですが、日本国籍の企業の内部留保の総額が、360兆円になるとの推測がなされています。現金、金融商品、不動産など。

 資本は、儲けるために弱小国や、その国の貧困層の安い労働力を求めて移動を続ける習性があります。
 16世紀にイタリアのジェノバで発明された、手形というシステムがあるそうです。世界の貿易に現金の金貨や銀貨を持ち歩く不便を解消しました。ジェノバの金融機関が信用という価値で金銀に変わる紙に記された約束手形で決済できるようになったのです。

 このことは、植物、鉱物という形の儲けをを貯めておく倉庫がいらなくなりました。金銀を貯蔵しておく大がかりな厳重な金庫もいらなくなりました。
 
 資産がバーチャル化したのです。手形という紙切れ一枚で巨額の取引ができるようになりました。ここに、欲望の限界がなくなり、資本家達の資産の大きさを、競い合うために、手形という紙切れが虚巨額な投機や取引に使いやすいので欲望に際限がなくなりまし。
 こうして資本の拡大が武力をつかってはじまりました、資本主義が通りすぎた後の荒廃した悲劇が生まれ、戦争の規模も拡大します、そして長期間の戦争遂行が可能になりました。

 中世のヨーロッパの大航海時代、スペイン、イギリス、フランス、オランダ、ポルトガル、などが世界各地に競って植民地を確保して、原住民を奴隷として働かせて、農産物や鉱物資源を収奪してヨーロッパ諸国は繁栄しました。

 植民地で農作業の労働力が無い場合は、アフリカの黒人を獣のように捕らえて労働力として売り買いをしてきました。ブラジル人の中には、アフリカ系の黒人の人口への比率が多いのは奴隷としてアフリカから連れてこられたひとの子孫です。ポルトガル人が農作業や鉱山開発にアフリカから強引に連れてきた人々です。いまでも貧困にあえいでいます。

 現在の世界地図のアフリカ、中南米、アジアの国境線は、民俗やその生活圏に関係なく、この時代のヨーロッパ人が勝手に決めた国境線です。
 キリスト教徒以外の宗教を持つ原住民は野蛮人と決めつけて、お節介にもジャングルの奥深くまで布教活動として、イエズス会の傲慢な姿がありました。フラシスコ・ザビエルが日本にやってきたのもイエズス会の手先です。

 ユダヤ教徒への差別、イスラム教との十字軍の戦い、カトリック教徒のプロテスタントの大虐殺、キリスト教は全ての民衆に平等であるはずが、ローマ法王を頂点とする、差別階級の構築。これは、権力欲の強い人間が宗教を言い訳にした権力構造だと思います。また、宗教を言い訳にした、人間が本能的に持つ、他者への攻撃欲を実現するための異教徒への殺戮行為を正当化したものでしょう。この宗教対立が言い訳に使われる殺し合いは現在も続いている。

 そして究極は、宗教的な野蛮人として決めつけて資本主義の拡大が全世界に広がった事と無関係ではありません。資本家と奴隷との関係は、生活に必要な物品も奴隷に買わせて、国家の軍隊が暴力で利益を上げて繁栄したヨーロッパ諸国の資本主義。白人が全て『善』とされて疑いを持たなかった長い時代でありました。

 ちょと休憩