自転車ふらふら日記

自転車に乗って、どこまでも

強風ブルベ無事完走【BRM321 埼玉300km】

2010-03-21 23:59:59 | Brevet
走行距離:301.9km(ブルベ)
     47.8km(その他)

また来たよ。今度は自転車違うけど。

今年の300kmブルベは去年とほぼ同じコースですが、深夜0時スタートのアタック日光です。

自走で川口のスタート地点へ向かいますが、風が強く、東京には暴風波浪警報が出されたとのこと。ただ、南風で、ブルベコースでは追い風です。前線が通過する際に雨が降り、その後、風向きが変わるようです。雨は朝方かな?雨が降るのは仕方ないですが、風向きが北風に変わってくれるといいなぁ。

ブリーフィング

コースは去年とほぼ同じなので変更された部分は要チェックです。仮設の橋の後がミスコースしやすいかも。

装備チェックをうけて、スタートです。

風は強いですが、やはり追い風で、楽ちんです。
順調なペースで進み、当初の予定通り、PC4のコンビニで休憩。しっかり補給して再スタートです。

PC1までもう少しというところで、なんとなく風向きが変わったような気がします。というか、無風? もう少しで前線が通過するのでしょうか?

PC1に到着し、補給食を買います。早朝の時間なので、お腹の働きが悪そうですが、何かを食べないとこの後の激坂をこなせないので、無理やり食べます。コンビニ店内から外に出たら雨が降ってきました。予定より早くないですか?
屋根のある場所はないので、ちょっと濡れながら、そばを食べ、慌てて雨具を着込みます。

PC1からは山です。雨具完全装備で走り出したら雨が本降りになりました。ちょっと首筋が寒いですが、雨がしみることはありませんでした。

鹿沼市と日光市の間の峠を超え、次の交差点を左に曲がると今回の最大難所、滝ヶ原峠へのアプローチが始まります。
きつい坂道もありますが、まだ激坂ではないですね。そのうち集落にでて、そこを越えたところで、「この先6kmは降水量が1時間に○○mmを超えたら・・・」の看板。いよいよです。あ、6kmは山道なのね(汗)

道はブリーフィングで聞いていたように、砂があり、雨にぬれてドロドロです。蛇行しながらなんとか登ります。途中10%以上はあると思われる直坂があったり、かなり上の方にガードレールが見えたりして、「道路の設計を間違ったんじゃないのか」と思うくらい体に悪い坂が続きます。

前回の一夜城で押しが入ったので、今回は頑張ってみました。蛇行を繰り返し、止まりそうになりながらも登り続けます。

ヘアピンカーブをいくつも曲がり、風を感じるようになりました。これは山頂が近い証拠です。予想通り、二つほどカーブを曲がると峠に到着しました。足つきなしでやりました!


ひと休みして、下りの準備をして、下り始めます。途中、視界が開けて日光が見えました。

あんなに雨が降っていたのに、青空が見えてきました。

砂だらけなので、下りは慎重に。ブレーキはディスクブレーキなので不安はないですが、砂にタイヤを取られると大変です。

で、下り始めて、初めて分かりました。泥除けがついていないので、前輪が跳ね上げた泥水が風圧の関係でちょうど顔の位置に飛んできます。小径だからでしょうか? 雨は上がっているのに顔の周辺だけビチャビチャ、ドロドロ。口の中もジャリジャリいいます。
そんなドロドロの状況でPC2に到着。

PC2

しっかりご飯を食べて、コンビニの外にあった水道を拝借して、自転車のチェーン周りの泥を落として、再出発です。

次のPCまでもアップダウンが続きますが、道路は乾いてきているし、滝ヶ原峠ほど激坂ではないので、気は楽です。

川沿いは釣り人が大勢いました。ブリーフィングでも渓流釣り解禁と言っていたのですが、何が釣れるのかな?

k241からk15に曲がり、さあPC3、というところで、向かい風です。なかなか進みません。西風ですね。これは先が思いやられます。

PC3

向かい風区間はほんのちょっとだったのに、かなり消耗しました。ここでは時間をかけてゆっくり休みました。

風は相変わらず西風。「つがスポーツセンター」の辺りかな?見事な横風です。

この区間は、田んぼの真中を走るコースなので、遮るものがなく、しかもずーっと直線道路なので、嫌になってきます。もうダメーというところで、道の駅思川に到着。去年は手前の美田中学の角で曲がっていましたので、このコース変更は、スタッフの「この道の駅を使え」という意思が感じられました。

お腹はすいていないので、コーヒーを飲んで一息つきました。

西風がどんどん強くなっているように感じます。足の疲労を感じながら、ようやくPC4に到着。

ここでものんびり休憩し、あとの60kmは知っている道なので、焦らずにすすみます。

有料道路料金所の直前で右折し、そこから利根川の区間は南東に向かうので西風の恩恵を得ることができます。楽ちん楽ちん。

帰ってきたよ、福禄寿。


相変わらずデカイですねぇ、利根川。


野田スポーツ公園からの30kmは非常に辛い区間でした。向かい風が時折突風のように吹いてきます。野田橋では渋滞の車の横を路肩を走りましたが、路肩にはポールが立っていて、狭いですし、横風でハンドルがとられて非常に怖かったです。横風に耐えようと、体を車道側に倒しながら走っているので、トラックに追い抜かれると吸い込み効果でさらに車道側に寄ってしまいます。危ないです。

下ハン握って、重心を下げて、なんとか突風の中を走ります。暗くなってからゴールかなぁと思っていたのですが、予想していたよりもはやく川口に帰ってきました。

明るいうちにゴール!


夕方になり、気温が下がったからか、ゴールでのんびりしているブルベライダーはほとんどいませんでした。

追い風にも助けられ、300kmも小径で走り切ることができました。ゴール後、リュウさんに「次の400kmも小径で」と言われましたが、日光までは同じコース(?)で、その後、ビーフラインやら道祖神峠があることを考えると、悩んじゃいます小径では無茶かなぁと思います。

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様でした (hiro)
2010-03-23 00:43:31
>「次の400kmも小径で」と言われましたが、・・・
ゆともさんなら大丈夫です。
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すれ違いました^^v (take)
2010-03-23 12:27:01
ご無沙汰してます。
年頭小径宣言を見落としてました。
初心忘るべからず!
逝きましょう。
返信する
お疲れ様でした (ゆとも)
2010-03-24 22:58:36
hiroさん、takeさん

わーい、小径兄弟だー。
すれ違ったはずですが、気づきませんでした。
次の400kmは滝ヶ原峠を通らないと知り、ちょっと小径での参加に心動いています。

またよろしくお願いします。
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