【2012年1月7日】 京都シネマ
予告編を見たら面白そうだったので期待していったが、予告編を100分に時間だけを拡大したような映画。5つほどの単語しか知らない味も深みもない映画。
出てくる言葉は、『大丈夫』、『OK!』と『どーんといこう』と『粋だね』くらい。
喜劇というのは、その根底にどうにもならない現実とそれに向き合う確固とした姿勢があった上で、知恵と希望を織り交ぜた生き様から生まれてくるものだが、その根底がないから空々しい。
それにしてもワンパターンで深みがなく、生活を描いているようで全然生活感がなく、空虚だから響いてくるものがない。言葉に裏付けがないから重みもない。
失敗作だな、コレは。
『ハラがコレなんで』-公式サイト