DOCOMORO100

モダニズムだけじゃない建築ブログ

小樽の木骨石造の中で

2006年07月01日 18時52分08秒 | 建築
 工部大学校1期生、佐立七次郎の「旧日本郵船株式会社」のすぐそばに、元渋沢栄一氏の倉庫だったものを使用しているカフェがあるとの情報を、☆椅子さんから頂いた。本日は天気が良かったので早速撮影に出掛けた。
 カフェ内部で食事を取りながら小屋組みを見ることが出来る。一番古い部分で1895年の竣工であるが、梁の追っかけ大栓継ぎが一部外れていた。☆椅子さんのお話では、一昨年の台風により被害を受けたとのことであったが、このように古い建築を補修しながら使っていくのも、使用している者だけが知る苦労が多々あるのだろう。
 末永く大切にされていくことを願う。

「旧渋沢倉庫/現PRESS CAFE'」
設計者:? 竣工1895年 小樽市色内3-3-21


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
記事が三つも。 (☆椅子)
2006-07-02 02:11:44
いやぁご訪問ありがとうございます。

本当に1日は天気が良かった。

ご一緒であれば2階の建物の裏側をご案内するのですが。台風が昨日の出来事のように思えます。

実のところお金が無いので石を買えずにモルタルでの補修で誤魔化しているところがあります。
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古い建築を (xwing)
2006-07-02 14:33:58
使い続けるのは、本当に大変なのですね。お店はとても良い雰囲気でした。時間に余裕のある時は、船にも乗ろうと思います。

 高校時代から通っていた喫茶店が店じまいしてしまい、現在は円山にある「エスキス」というお店にしか行ってなかったので、このお店に行く楽しみが出来ました。中心部から少し離れているのも良いですね。
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徒歩で (☆椅子)
2006-07-02 15:02:26
事後報告になりました。リンクさせていただきました。

宜しければ当方の駄文ブログもリンクしてください。たいした訪問者数ではありませんので迷惑かけることもないかと。

さて、この倉庫はもともとあの船のオーナー(http://www.lodge.co.jp/index.html)が借りているもので、私はそのオーナーとのくされ縁なのです。タダで椅子持って来いとかイロイロ言われます。
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あ、 (☆椅子)
2006-07-02 15:05:40
タイトル無視してしまいました。

私の場合車を持っていないので(免許はあります。ちなみに潜水士の国家資格持ってます。活用したことはありません。)、この倉庫は徒歩で行くには少々遠い場所です。
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同時刻に (xwing)
2006-07-02 15:48:10
ネットを歩き回っているうちに、コメントを頂いてました。リンク有難うございました。これからも宜しくお願いいたします。

 船も海の中も門外漢なのですが、北海道のダイバーは日本で一番真剣に潜っている気がします。なにせこの冷たい海に入ること自体信じられない!
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これこそ贅沢、いいですねえ (penkou)
2006-07-03 00:35:59
さわやかなお天気ですね。空気が乾いていて・・この建築の様子、バランスは素晴らしい。いいですねえ!さりげなく置かれている車は、ミニクーパーですか?

次の機会にぜひ案内してください。難解かざるを得なくなってきた。これも言い訳の一つかも・・・
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小樽 (xwing)
2006-07-03 20:38:07
小樽をじっくりというのが、次回のメインイベントとなりそうですね。

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