「何と大きいのだろうか」
地下鉄の駅から地上に出ると、そこは「サグラダファミリア」の受難のファサード正面であった。この4本の鐘楼は建物のほんの一部でしかない。写真は同じボリュームを持つ生誕のファサードである。さらに鐘楼だけでも、あと4本が建ち、本体はもっと大きなものとなる。地下の博物館で、完成図をいくつか見ることが出来るのだが、あまりの大きさに驚かされた。
この鐘楼の内、1本にはエレベーターが設置されている。現在は生誕、受難両方でエレベーターの運行が行われており、歩いて昇らずにすむ。エレベーターを降りると、バルセロナの街を一望でき、先に記事にした「トーレ・アグバル」がよく見える。
下りは階段を使うのだが、建設中の本体の工事作業風景が垣間見えて楽しめた。急ぐ様子もなく、ゆっくりと進められているような感じを受ける。
「この建築は、自分が生きている間は完成して欲しくない。」その大きなスケールと見事な彫刻群に、そう思いながら螺旋階段を下りた。
「サグラダファミリア」
設計者:アントニ・ガウディ 着工:1882年 バルセロナ市内
地下鉄の駅から地上に出ると、そこは「サグラダファミリア」の受難のファサード正面であった。この4本の鐘楼は建物のほんの一部でしかない。写真は同じボリュームを持つ生誕のファサードである。さらに鐘楼だけでも、あと4本が建ち、本体はもっと大きなものとなる。地下の博物館で、完成図をいくつか見ることが出来るのだが、あまりの大きさに驚かされた。
この鐘楼の内、1本にはエレベーターが設置されている。現在は生誕、受難両方でエレベーターの運行が行われており、歩いて昇らずにすむ。エレベーターを降りると、バルセロナの街を一望でき、先に記事にした「トーレ・アグバル」がよく見える。
下りは階段を使うのだが、建設中の本体の工事作業風景が垣間見えて楽しめた。急ぐ様子もなく、ゆっくりと進められているような感じを受ける。
「この建築は、自分が生きている間は完成して欲しくない。」その大きなスケールと見事な彫刻群に、そう思いながら螺旋階段を下りた。
「サグラダファミリア」
設計者:アントニ・ガウディ 着工:1882年 バルセロナ市内