地元、アトリエakuによる道の駅「ニセコビュープラザ」です。増築された一直線の左手よりも、こちらカーブを描く右手からの構図が良いと思います。木の使い方が良いですね。自然に馴染む建築を視るとき、北海道に住んでいて本当に良かったと感じます。
これも毛綱毅曠氏の設計、「トーパスヴィレッジ・ムーイ」の「管理棟」です。写真手前は管理棟で、奥は焼肉レストランとなっています。先日も書いた通り、ここの肉がまた美味いのですよ。道南の隠れた名建築スポットです。
函館から車で30分程走った所に位置する戸井町。ここに町営の「トーパスヴィレッジ・ムーイ」があります。施設の殆んどが毛綱毅曠氏の手によるものなのです。まずは「サークルコテージ」からご覧あれ。ここは温泉も有れば、オートキャンプも出来、焼肉レストランの食材は上物なのに安い!という最高の施設です。肝心のコテージも、とても素晴らしいデザイン。自然の中にあって、違和感まったく無しです。10月いっぱいまでは営業しているとのことでした。皆さんも是非訪れてみてください。
以前、建築を訪ねて旅行をし、目的の建物を初めて目にした際の感動について触れましたが、その続編的なものを綴りたいと思います。
「建築って良いかも。」
雑誌や書籍、テレビ、そしてこのブログ(いない?)を見て建築が好きになってきたあなたは、ご近所だけではなく、少し遠い所に建つ建築物も見てみたくなります。単に観光地を廻るのと違い、マニアックな旅になりそうな期待感が膨らんできます。是非、建築探訪の旅に出ましょう。
さて、旅をすると、たまにはその建物のオーナーと会う機会もあったりするのですが、そんな時は礼儀正しく挨拶し、且つ「この建物が見たくてはるばる来ましたー!」的なオーラを沢山発しましょう。オーナーさんも、自分の建物を著名な建築家に設計してもらったことを、話したいのです。自分の建物を見てもらいたいのです。話が弾み、設計や施工に関する裏話を聞けたり、図面等を見せてもらえることもあります。それ以前とは、その建物に対する見方が、がらっと変わること請けあいです。
見た後は、必ず資料化しておきましょう。簡単でもよいのです。このブログのようにね。
「建築って良いかも。」
雑誌や書籍、テレビ、そしてこのブログ(いない?)を見て建築が好きになってきたあなたは、ご近所だけではなく、少し遠い所に建つ建築物も見てみたくなります。単に観光地を廻るのと違い、マニアックな旅になりそうな期待感が膨らんできます。是非、建築探訪の旅に出ましょう。
さて、旅をすると、たまにはその建物のオーナーと会う機会もあったりするのですが、そんな時は礼儀正しく挨拶し、且つ「この建物が見たくてはるばる来ましたー!」的なオーラを沢山発しましょう。オーナーさんも、自分の建物を著名な建築家に設計してもらったことを、話したいのです。自分の建物を見てもらいたいのです。話が弾み、設計や施工に関する裏話を聞けたり、図面等を見せてもらえることもあります。それ以前とは、その建物に対する見方が、がらっと変わること請けあいです。
見た後は、必ず資料化しておきましょう。簡単でもよいのです。このブログのようにね。
周囲の環境は、「勉学に研究に打ち込め!」と言わんばかりの自然に囲まれた静寂なもので、建物自体は山本理顕氏により素晴らしい空間が創造された「公立はこだて未来大学」。(研究棟は明日まで待って!)ギターのお師匠様は、またまたここでも演奏されているのですが、流石にマイクとアンプをお使いになられています。仕切りの無い大空間は、サボれないとの噂…。屋内体育館まで、まとめたプランは本当によく計画されています。
激突!同門対決、こなた乾久美子氏「ルイ・ヴィトン大阪ヒルトンプラザ店」。ファサードのデザインを比べてみるのも、気軽な建築の楽しみ方の一つ。青木氏の作品も含めて、各地のルイ・ヴィトンを見比べてみましょう。
最多登場の安藤建築、京都から「TIME'S」です。設計者、時系列、所在地の関連性無しですが、一息つきたい時につい頼ってしまう安藤建築。さて、外壁にコンクリートブロックを使った建築は札幌にも多いです。何故か、おしゃれに見えるんですよね。
釧路出身、59歳での逝去は早いです。もう4年になるのですね。毛綱毅曠氏の「釧路市立博物館」も霧の中でした。今回の厚岸、釧路への建築旅行は“霧の釧路”の洗礼を受けてしまいました。皆さんも道東に旅した際は沢山在る毛綱氏の作品を何か見てください。きっとファンになりますよ。
「旧札幌農学校演武場」通称「時計台」でオペラのコンサートが開催され、私の大切な友達が出演しました。2Fは「時計台ホール」として活用され、グランドピアノも置いてあるのです。昔は単なる資料館だったのですよ。木造内部の音響は思いの他良く、ソプラノの声もまったく割れません。近く藤原歌劇団のホープ羽渕氏もコンサートを開く予定です。
アップの写真をUPします。間近で見た印象は、年代相応に痛んでおり、良くも悪くも「大学の建物」というものでした。このまま使用を止めると、それこそ元祖DOCOMOMO「ゾンネストラール修繕前」になっていくような…。この年代の建築の良さを味わう為には、やはり下調べは不可欠ですね。出来れば図面をチェックしていくべきです。(他の建築も同じですが。)ああ、あの平面図は何処(いずこ)へ…。
「北海道大学厚岸臨海実験場」
設計者:北海道帝国大学営繕課 竣工:1931年 北海道厚岸郡厚岸町愛冠
DOCOMOMO JAPAN 115選選定建築
「北海道大学厚岸臨海実験場」
設計者:北海道帝国大学営繕課 竣工:1931年 北海道厚岸郡厚岸町愛冠
DOCOMOMO JAPAN 115選選定建築
“霧”!こいつには、どうにも勝てません。さて、今回は兼松さんからの宿題「厚岸臨海実験場」を訪れました。北海道帝国大学の手により昭和6年に開設、昭和24年に整備された施設です。平面図を見るとピストル型の建物。ネットサーフィンして偶然見つけた平面図を保存しなかったという失態を演じ、何故かその後、この平面図を見つけることが出来ません。図面再発見後、データを少々書き換えるかも…。この施設は、道はあるものの、とても車で降りる気にはなれない崖下にあります。よって撮影スポットもまったくありません。船で沖に出るしかない?恐る恐る桟橋の先端まで行って撮影したところ“霧”のせいでまったくもってひどい写真となってしまいました。
「北海道大学厚岸臨海実験場」
設計者:北海道帝国大学営繕課 竣工:1931年 北海道厚岸郡厚岸町愛冠
DOCOMOMO JAPAN 115選選定建築
「北海道大学厚岸臨海実験場」
設計者:北海道帝国大学営繕課 竣工:1931年 北海道厚岸郡厚岸町愛冠
DOCOMOMO JAPAN 115選選定建築