花椿夕月の『雪*星*さざれ石』

日本映画ネタ、雑ネタなど

☆5月26日 映画「薔薇の木にバラの花咲く」を見た

2019年05月26日 | この映画見ました

花椿です。

1959年(昭和34年)3月に大映が公開した「薔薇の木にバラの花咲く」を

ようやく見た。 題名の由来は全く分からなかったが、劇中で田宮二郎が若尾文

子に「花はなんで美しいか知っていますか? 花は自分の美しさを知らないから

です」と話しかける場面があって何となくわかった気がした。


薔薇の花は自分の美しさを知らないのだと。 「薔薇の木にバラの花咲く」とい

う変てこな題名はそんな意味を込めているのじゃないか? もちろん薔薇の花は

ヒロインを演じる若尾ちゃんを指すわけよ。


まあ、それはともかく川崎敬三の二枚目キャラが光る作品だったと思う。 俺の

世代では川崎敬三ってのはホームドラマの父親役とかアフタヌーンショーの司会

者のイメージが強いが、若い頃の二枚目もなかなかだなと唸ってしまった。


だいたい大映時代でも女をレイプするような悪役とか三枚目風のキャラとか色々

なキャラが使い分けできる便利な役者さんであって、俺なんかどれが本当の川崎

敬三なのか今でもさっぱりわからんのであるが、この映画のキャラは今まで見た

中で一番良かったと思う。 


ストーリーを簡単に書けば、ある大学の貧乏女子学生(若尾文子)は同じ仲間の

川崎敬三と仲良く学生生活を送っている。 その時、たまたま若尾ちゃんがアル

バイト先で建築家の田宮二郎と知り合い深い関係にまで発展した。


ところが戦争孤児だった若尾ちゃんには赤線で働いていた姉がいた。 今現在も

売春を生業にしている。 それを知った田宮は姉に大金を渡して若尾ちゃんと縁

を切らせてしまうわけ。 しかし若尾ちゃんの方は苦労を共にした姉と別れる決

心が出来ず、結局、田宮と別れる事になった。


最後は全ての事情を受け入れた川崎と一緒になるところで終わった。 元に戻っ

たわけだ。 思うにどこにでもあるようなワンパターンの美談じゃあるけど、そ

こがいい! 俺はこんな映画が好きだね。 暴力もエロもなく徹底的に男女の愛

なのよ。 「愛がなければだめ!」の俺の評価は高いね、この映画。


なお上の写真はモノクロ作品の切り取りを疑似カラーに変換してあります。 悪

しからず。

■写真1.

若尾文子(左)と川崎敬三

■写真2.

若尾文子

■写真3.

川崎敬三

■写真4.

若尾文子(左)と田宮二郎

■写真5.

若尾文子(左)と川崎敬三、エンディングの場面。


じゃまたね、

2019年5月26日、午前2時50分記。
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☆5月25日 瀬戸麗子スナップショット(その8)

2019年05月24日 | 瀬戸麗子スナップショット

花椿です。

24日のスナップショットと同じく「東海道非常警戒」という映画の場面。 前

の記事で書いたように、モノクロ映画からの切り取りを疑似カラーに着色してあ

るので悪しからず。 


写真を見たら1960年頃のファッションはエリが少し大きいような気がするん

だが、どうだろうか。 俺の気のせいかも知れないが、、。 とにかく瀬戸麗子

ちゃんが好きでたまらんよ。


じゃああね、

2019年5月24日、23時5分記。
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☆5月24日 瀬戸麗子スナップショット(その7)

2019年05月24日 | 瀬戸麗子スナップショット

花椿です。

瀬戸麗子が出演した作品の中でとても入手は困難と考えていた3作品をまさか、

まさか、まさか、まさかの展開であっという間に手に入れた。 その中にはヒロ

イン級の役を演じた宇津井健主演の「荒原の掠奪者」(1961年)まであるか

らもはや奇跡である。


で、今日のスナップショットは「東海道非常警戒」という映画。 突っ込みどこ

ろ満載のB級作品やけど瀬戸麗子ちゃんの登場回数は多かった。 セリフも多い。


しかし、この映画。 5~6年前に見た記憶がある。 当時は新東宝映画の価値

を過小評価していたのと、あまりにバカバカしいストーリー展開に保存する気が

なかったと思うが、その時の俺は瀬戸麗子ちゃんの美しい猫顔にも反応しなかっ

たのだろうな。


映画は1960年公開のモノクロ作品だ。 当然、スナップもモノクロであるが

俺が勝手に疑似カラーにしてみた。 もちろんAIの彩色であるから実際の色と

は異なるがリアリティが高まったのは確かだね。 写真4番目の右端が主演の宇

津井健だ。 とにかく瀬戸麗子ちゃんが好きでたまらんよ。


じゃああね、

2019年5月24日、午前1時45分記。
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☆5月23日[暇ネタ]モーサテに美人登場!#6

2019年05月23日 | 暇ネタ、食ネタ、美女、インテリアなど

花椿です。

SMBC日興セキュリティーズUSの大関千尋嬢は1月25日、2月26日、3

月22日、4月16日、4月23日に次いでモーサテ6回目の登場だ。


じゃ、またね

2019年5月23日、朝10時10分記。 写真の日付が1日ずれたのは俺の

ミス。
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☆5月21日 映画「珠はくだけず」を見た

2019年05月21日 | この映画見ました

花椿です。

「珠はくだけず」をようやく見た、、、といっても、この映画の存在を知ったの

がわずか数か月前。 たまたま映画ファン誌の昭和30年12月号のグラビアを

見ていたら上の写真の広告が出ていた。 


よく見たら根上淳、若尾文子、菅原謙二、船越英二、川崎敬三、藤田佳子など

当時の大映が誇る若手~中堅のスタア総動員の作品、しかも珍しく総天然色映画

じゃん!と早くも俺の見たいものリストに入れたわけ。 1ページ全面広告だか

ら会社も力を入れた作品なのだろうなと。


しかし俺が懇意にしている女流マニアも持っていないし、これを見るのはかなり

困難だろうと半ばあきらめていたのが、まさか、まさか、まさかの事態が勃発だ。 

突然、ウルトラ級のマニアが登場してこの映画を提供してくれたわけ。


見たのはつい3日前やけど、一気に見た。 登場人物が多くてちょっとわかりに

くい内容じゃあったけど、それなりに面白かった。 簡単に書けば菅原謙二と根

上淳の兄弟が富豪の令嬢(若尾文子)を愛してしまうが、根上淳が兄に遠慮して

身を引く。


根上は会社も辞めて一匹狼のようなドラマーになるのだが、若尾は根上を愛して

いて何かと心配している。 そこへ親の意向で九州の富豪・船越英二と政略結婚

をさせられそうになるのが、菅原、根上兄弟の妹(藤田佳子)を愛人にしていた

のがバレて破談。 そのバタバタの最中、ようやく根上は若尾からの求婚を断っ

たのを後悔して再び若尾の元へ戻る決心をする、、、というような話だった。


しかし、はっきり言って出演者が多すぎる。 菅原謙二の役はほとんど意味がな

いが、主演級スタアの菅原謙二を起用した以上はそれなりの役が必要だ。 その

ために無意味なサブストーリーが並行する格好になって逆に散漫な印象になった。


といって営業政策としては根上、若尾ちゃんの二人に新人同然の藤田佳子だけじ

ゃぁ弱い。 客寄せパンダがもう一人必要ってところだったのか? 主演はあく

まで根上淳だな。 俺の世代では根上淳のイメージは銀髪の中年、それも紳士な

らまだ良い方で悪役も多かったと思うが、昭和30年前後は堂々たる二枚目だ。 

カッコ良すぎ。 昭和30年11月封切。


■写真上

根上淳(左)と若尾文子。

■写真中

富豪の令嬢を演じた若尾文子。

■写真下

若尾文子(左)と根上淳。

■写真左

映画ファン誌掲載の1ページ大の広告。


じゃまたね、

2019年5月21日、午前2時55分記。
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☆5月17日[雑ネタ]昨日の食事会です

2019年05月17日 | 暇ネタ、食ネタ、美女、インテリアなど

花椿です。

写真の日付は17日になっているが、これは俺の設定ミスで(まだ直していない)

実際は16日である。 また例によって下関のロイヤルホストへ行った。 俺が

食ったのはアンガス・サーロインステーキにエビフライが付いている奴だ。 


はっきりとは覚えていないが、これだけで税込み2800円くらい。 それにド

リンクバーとデザートも注文して俺一人分が3800円くらいだった。 昼メシ

としては個人投資家の俺でも価格は高いとは思うけど、味は抜群に良い。


もうなんか北九州市に住んでいても下関愛とロイヤルホスト愛の両方でここでば

かり食っている。 価格が高いからか客層が良くてジョイフルやガストなんかの

レベルの低さとは比較にもならない。 当分やめられそうにないね。


じゃ、またね

2019年5月17日、16時15分記。
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☆5月13日 淡路恵子スナップショット#22

2019年05月13日 | 淡路恵子スナップショット

花椿です。

映画ファン誌の昭和31年10月号のグラビアで見つけたモノクロ写真が元ネタ。

それを疑似カラーに変換してあります。 疑似カラーは背景が単純なポートレー

ト写真よりも複雑な背景を持つ写真の方が自然な色彩が出る。 この写真の淡路

恵子なんか俺が疑似カラーと書かなければ、リアルカラーと間違える人も多いの

じゃなかろうか。 


フィリピン人歌手のビンボウ・ダナオとは正式に結婚した直後らしい。 たくみ

に家庭生活と映画の仕事を両立させている、、、と記事に書いてある。


Thanks Keiko Awaji !!

とにかく淡路恵子が好きでたまらん!

じゃ、またね

2019年5月13日、午前1時50分記。
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☆5月5日 山本富士子スナップショット(その15)

2019年05月05日 | 山本富士子スナップショット

花椿です。

映画ファン誌の昭和30年6月号の表紙だね。 手が汚れないようにB5サイズ

専用のビニールカバーをかけてあるので、少しブヨブヨした感じの影が付くのは

そのためです。(山本富士子の髪の毛の周辺とかに)


今回はこのスナップだけです。 とにかくお富士ちゃんが好きでたまらんヨ!

じゃ、またね

2019年5月5日、18時5分記。
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☆5月5日 山本富士子スナップショット(その14)

2019年05月05日 | 山本富士子スナップショット

花椿です。

映画ファン誌の昭和31年5月号の表紙だね。 何しろ63年も前の雑誌だ。 

手が汚れないようにB5サイズ専用のビニールカバーをかけた上に、やや目立つ

シミ、ヤケなどがあって(一部はインクがはがれている)決して状態が良いとは

言えない。 写真もそこそこでしか写らなかった。


昭和6年生まれの山本富士子が全盛の頃だと思うが、もともと老け顔の人だから

25才でも30才でも同じに見える。 どんな映画を見てもキャラが同じなら、

セリフの喋り方も同じ。 お富士ちゃんはいつ見てもお富士ちゃんなのだ。


少し前にS32年頃の現代劇で「対決」ってのを見たけど、珍しく洋装の山本富

士子の後ろ姿が出たが、元ミス日本にしては意外に足が太くて短足。 典型的な

日本人体型だった。 やっぱり山本富士子は着物姿が断然良いと思ったね。


とにかくお富士ちゃんが好きでたまらんヨ!

じゃ、またね

2019年5月5日、朝3時15分記。 なんか興奮して寝られない。
コメント (1)
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☆5月4日 淡路恵子スナップショット#21

2019年05月03日 | 淡路恵子スナップショット

花椿です。

映画ファン誌の昭和30年7月号の表紙になります。 この写真は疑似カラーで

はなくて本物の色彩写真ですね。 雑誌には手を汚さないためにビニールカバー

をかけてあるので、光の乱反射で変な影が淡路恵子の上半身周辺に写ったりして

いる。


時期的には「この世の花・第二部」とか「かりそめの唇」を松竹大船で撮影また

は準備中の頃じゃないかな。 プライベートでは22才そこそこでフィリピン人

歌手のビンボウ・ダナオと同棲中のはず。


したがって未婚のまま純潔はとっくに失っていると想像するが、純潔が命よりも

大事だった時代に親は何も言わなかったのだろうか。(苦笑) 交通事故に遭っ

たのは「かりそめの唇」の撮影中なので、これよりも少し後だろう。

(軽傷で済んだらしいが)


Thanks Keiko Awaji !!

とにかく淡路恵子が好きでたまらん!

じゃ、またね

2019年5月3日、23時15分記。

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☆5月2日 野添ひとみスナップショット(その17)

2019年05月02日 | 野添ひとみスナップショット

花椿です。

映画ファン誌の昭和30年9月号の表紙であります。 

Hitomi Nozoe is so beautiful,
and I love her sweet smiling !


とにかく野添ひとみが好きでたまらん!

じゃ、またね

2019年5月2日、16時45分記。
コメント (1)
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☆5月2日 桑野みゆきスナップショット(その18)

2019年05月01日 | 桑野みゆきスナップショット

花椿です。

ずいぶん前に映画ファン誌のグラビアでゲットした色彩写真であるが、いまいち

スナップショットに出すのをためらっていた。 はっきり言えば美容整形前の桑

野みゆきにはあまりビューティな雰囲気を感じない。 


デビュー直後の新人時代じゃあるけど(15才くらい)、このスナップ見ても笹

るみ子の美貌に全然負けているのがファンとして悔しい。 まあ、桑野みゆきに

もこんな時代があったということだろう。 美容整形前の桑野みゆきを見るのも

また楽しからずや、、、だ。

(何が言いたいのか自分でもよくわからんけど)


じゃ、またね

2019年5月1日、23時45分記。
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