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『県庁の星』のあとに続けて見たのが、『ナルニア国物語 ライオンと魔女』です。 私は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズとして映画化された『指輪物語』しか知らなかったのですが、今度ジブリによってアニメ化される『ゲド戦記』と合わせ世界三大ファンタジーと呼ばれているそうです。原作は1950年から1956年にイギリス人作家「C・S・ルイス」によって書かれたシリーズだそうです。 第二次大戦下のイギリス。ドイツ軍の爆撃を避けるため、ベベンジー一家の四人の子供たちは田舎へと教授の屋敷に疎開していた。 末娘『ルーシィ』はかくれんぼの最中、大きな衣装ダンスのなかに隠れようとして扉の奥に進むが、そこは雪に包まれた森だった。森を探検しようと奥に進む『ルーシィ』の前に、上半身は人間下半身がヤギという半神半獣のフォーンが現れた。 『タムナス』と名乗るフォーンは『ルーシィ』を自分のねぐらへと案内し、お茶をご馳走するが・・・ スタンダードなファンタジーでした。 原作が半世紀以上前という事もあり、物語の展開などはシンプルなものでした。 ゲームやマンガなどいろいろなメディアでファンタジーというものに触れてきている為、古典ともいえる本作品に、これは、といえる魅力を発見することは出来ませんでした。とくにRPGの特徴である成長する主人公という目線が欠けていたため、主人公たちに自分を重ねあうことも出来ずにいた気がします。 四人の兄弟が主人公というのは数が多すぎた気がします。キーとなるキャラは末っ子の『ルーシィ』と次男『エドモンド』であり、リーダー役の長男『ピーター』は物事に流されるだけ、長女『スーザン』にいたっては目立った活躍シーンはありませんでした。 『ロード・オブ・ザ・リング』の本当の主人公が『フロド』ではなく『サム』であるような作品としての深みが本作には見受けられず、純粋に児童向けの作品として捉えた方が良いと思います。 映像的には、登場人物たちのCGの素晴らしさ、ロケ地での映像の美しさに比べ、明らかにセットで撮影したと分かるシーンでの奥行き感の無さが残念なところでした。 評価 星 みっつ 公式サイトはコチラ 『ナルニア国ものがたり』ファンサイトはコチラ ・ナルニア国物語 ライオンと魔女@映画生活 P.S. エンディングロールが始まって少したってから最後の映像が始まります。焦って席を立たないように。(何人か出て行っちゃいましたけどね・・・) このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク ![]() Amazonで買う ![]() ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 ![]() ナルニア国ものがたり」全7冊セット 美装ケース入り ![]() 映画版 ナルニア国物語 ライオンと魔女 ![]() ナルニア国の創り手 C.S.ルイス物語 ![]() スペシャルエディション ナルニア国物語 全1巻 ![]() ナルニア国の秘密の扉―「ナルニア国物語」がまるまるわかる!! ![]() ![]() |
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私も先行で観てきました。
児童文学のためか、シンンプルな展開にどうも物足りなさを感じてしまった部分もあります。^^:
仰る通り、主人公目線が欠如していた為に感情移入できるキャラクターがいなかったのも作品に浸りきれない原因なのかも。
良く出来た正統派ファンタジー作品ではありますが、映像の凄さだけでは新鮮味に欠けるのかもしれないですね。
…なんだか酷評のようなコメントになったしまいましたが(汗)でも楽しめた作品ではありました。
やっぱり「指輪物語」とはレベルが違うのでしょうか
またよろしく
元々シンプルな物語なので、そのままでは単調だし、アクションをメインにし過ぎて精神性が薄まってしまいました。
ナルニア、そうですか。原作に忠実にせざるをえなかっただろうし…。指輪は監督の力も大きかったのかな?越えられないのですね。難しいでしょうね。
たしかに4人の主人公の魅力が上手く引き出せていないような気がしました。
心の内面の葛藤みたいなものが感じられませんでしたし・・・。
とりあえず続編を期待することにします。
末っ子のルーシー意外の3人にはあまり
感情が移入できなかったです・・・。
特にお姉ちゃんのスーザンには最後まで
馴染めずじまいでした。
確かに、「ロードオブザリング」よりは見劣りしましたが、結構、話もわかりやすかったし、夢があってディズニーらしい雰囲気もあったし、面白かったと思います。
それとエンドロール後と言うか途中のおまけのシーン、「コンスタンティン」の時は見逃してしまいましたが、今回はちゃっかり見ましたよ。ではまた~♪
TB返し&コメントありがとうございます。、白い魔女役のティルダ・スウィントンさん^^、髪型が堅そう^^でしたが、綺麗で、強くて、すてきでした。いじわるそうに少しも見えないのも、良い感じでした。あれこれ無理のある部分もありましたが、楽しい映画でした^^。またお邪魔します。
是非、続編も観てみたいです。
仰るとおり、作品に深みがりませんでしたね。しかしこの作品は何も考えず素直に受け入れ楽しむものなのだと思いました。
ティルダ・スウィントン『コンスタンティン』同様良い演技していましたね。こういう役が嵌る女優ですね。