| 往年の名作『ルパン三世 カリオストロの城』ハイビジョン放送による初めての放送がありました。 劇場公開も含めて何度観たかもう覚えていないくらいですが、何度観ても良いものは良いのです。 でも地上波での放映ということでCMが間に入ることもあり、いつもより冷静?に見ることができました。改めて脚本・編集の素晴らしさを再認識した気がします。 まずは作品冒頭からのスピード感は圧巻です。今回の舞台であるカリオストロ公国に赴くきっかけを見せた後のオープニングテーマ。一旦落ち着いた感じを見せたすぐあとウェディングドレスを着た花嫁のカーチェイスは一気に観る者を物語の中に引きづり込みます。 カーチェイスのあとに『ルパン』と『クラリス』の出会いがありますが、会話を交わすことは無く大きな伏線を残して次の場面に移っていきます。ここで観客に小さな謎を投げかけています。 大公の館で物語の後半につながる人物をさりげなく登場させながら、『ルパン』とカリオストロの城の過去の一端を見せておいてから敵役を登場させて『起承転結』の『起』が終わります。ここまで15分ほどしかかかっていません。無駄の無い編集が伺えます。 舞台は一転カリオストロの城に変わります。『承』で全ての主要人物が画面に映ります。各人物の登場のさせ方にもそれぞれ工夫が感じられます。初めて観るものはモチロン、人物を知っているものもニヤリとさせてくれます。 敵の大きさ・嫌らしさを見せた後に『転』で『ルパン』たちが窮地に陥ります。ここで初めて『ルパン』と『クラリス』、そして『カリオストロ公爵』との過去が本人の口から語られます。 三十余年前の作品ですので今の若い人たちや子供たちは見たことが無いかもしれないのであえてネタバレはしませんが、アニメの王道を感じさせてくれる作品だと思います。 DVD購入時の過去のレビューはコチラ このエントリを気に入ってくれた方はポチッとヨロシク  Amazonで買う Amazonインスタント・ストア xina-shinのぷちシネマストア  世 - カリオストロの城  LUPIN THE BOX-TV&THE MOVIE  LUPIN The Best   |
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「カリ城」はTVで放送されるたびについ観ちゃいます。ソフト購入している他の映画よりも何倍も回数観ているでしょうねぇ
…私のブログにも頂いたコメントへの書いております。よかったらそちらも読みに来てくださいませ。
では、また来させていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。