「ルパン三世 カリオストロの城」DVDにて

マイＤＶＤコレクションの紹介。今日はアニメです。

宮崎駿監督作品「ルパン三世　カリオストロの城」です。


カジノを襲撃し、現金強奪に成功したルパン（山田康雄）と次元大介（小林清志）だったが、逃亡の途中強奪した金が精巧な偽札であることに気付く。ゴート札と呼ばれるその偽札の秘密を探るべく、ルパンは次元とともに、カリオストロ公国へと入国した。
二人は山中で、男たちに追われ車で逃走する花嫁と遭遇した。花嫁を助けようとしたルパンだったが、あえなく崖から転落。気絶している間に花嫁は連れ去られてしまう。
花嫁の手袋から出てきた指輪から。花嫁の正体がカリオストロ公国大公息女クラリスであったことを知ったルパンは救出を決意。遅れて合流した石川五右衛門（井上真樹夫）らの助けを借り、カリオストロの城に潜入を決意する。
一方、クラリスの婚約者であるカリオストロの城の城主である伯爵の元に、国際警察の銭形警部（納谷悟朗）が現れ、城内の警備を開始、しかし、銭型警部は城内警備中に謎の失踪をしてしまう。
首尾よく城内に忍び込んだルパンだったが、伯爵の罠にはまり城の地下に落とされてしまう。
果たして地下から脱出し、クラリスを助け出すことは出来るのか、また結婚の裏に隠された伯爵の野望とは。様々な謎をはらみながら、伯爵とクラリスの結婚式がいよいよ始まる。


云わずと知れた宮崎アニメの原点ともいえる不朽の名作です。
公開されたのは、25年ほど前、私がまだ中2、3ぐらいだったと記憶しています。
公開時に2,3回見に行きました。その当時ビデオとかも無かったので、カセットテープを買ったり、その後のテレビ放送や友人にLDを借りてダビングして見たりと、Total30回以上は観ています。（その後、海外版を取り寄せたり国内版を購入したり・・・そういえばサントラのカセット何処行っちゃったろ？）
お蔭様でストーリーはおろか、セリフすら覚えてしまいましたが、DVDで今あらためて見直してみてもほとんど古さを感じません。（日本のパトカーはさすがに古いですが）
時代設定として、特に年代を定めていないことや、300年以上の歴史を持つカリオストロという架空の国ということが、逆に時代を超えた作品となった要因として挙げられるかもしれません。
声優陣も豪華です。ルパンはモチロン「山田康雄」。あの少しかすれた声がなんとも云えません。（クリカンも頑張っているとは思いますが、どうしてもパワーにかけている気がします。）　次元大介には「小林清志」、峰不二子には「増山江威子」、石川五右衛門には「井上真樹夫」、銭形のとっつぁんには「納谷悟朗」、そしてヒロインのクラリスにはナウシカの「島本須美」。

この作品は基本的に家族向けの作品です。気付いていらっしゃる方もいるかもしれせんが、画面上人が死ぬ描写の場面がラストを除いてほとんどありません。（ラストもロングショットなので残酷なシーンはほとんどナシ）
公開当時に、この作品を見た人は、いまや小さいお子さんがいらっしゃる方も多いと思いますが、お子さんと一緒に見て、昔お父さん（お母さん？）も子供のころ見たんだよ、などと、家族で会話の弾むことの出来る作品でしょう。


評価　文句無し　星　いつつ


「未来少年コナン」から「風の谷のナウシカ」。そして「ハウルの動く城」へと続く宮崎アニメの真髄をもう一度見直してみてはいかが？

・ルパン三世 カリオストロの城＠映画生活


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HPの記事を転載加筆しました。



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