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激安漢方スープ

2005年12月09日 | 

これを東京で頼んだら何千円もする

漢方蒸しスープ、正確には 

花旗参烏鶏湯。

これは烏黒鶏をベースにクコや花旗参、朝鮮人参など、

数種類の漢方(中医)材料と蒸したスープです。

もちろん入る食材により様々なスープがあります。

このように蒸したスープを総称して(火屯)湯というようです。

ほかに漢方材料+

海亀、すっぽん、海蛇、牛アキレス腱、豚レバーなど色々。

それぞれの漢方材料や食材の組み合わせにより

その効能が決まっていて 

体を冷やす暖める、目に効く、胃に効く、足に効く、解毒その他もろもろ。

まさに医食同源です。

漢方材料は 

2,3人分セットになりスーパーに売っているので

このスープ家庭でも作れます。

 

作り方

豚肉と烏黒鶏をぶつ切りにして下ゆでします。

水にとって余計な脂肪やお尻の部分を取り除きます。

ぬるま湯で戻した漢方材料を

肉と一緒に壷もしくは土鍋にいれます。

予め鳥の骨などで取ったスープを塩と紹興酒で整え 

壷の中に流し込みます。

干し貝柱戻したものと、葱、しょうが少々を加え

蓋をして2時間以上蒸します。

空気が入らないよう密封するのがポイントです。

こう書くと、やはり結構手間がかかりますね。

シンセンだとこれが10元(150円)から30元で売られていて、

その手間を考えると 

もう涙がちょちょぎれます。

しかし、前途のような工程をはしょって

化学調味料でごまかしているところもあるので要注意。

 

 



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