第２の「アチソンライン」ではないか

朝鮮日報

...作戦統制権が韓米大統領の共同の指揮を受け、韓米連合司令官が行使することになっている現在の運用体系を繰り返し説明しながら、「これを還収というのは意図的に使ったと見るのが正しいだろう」との見方を示した。（中略）
「統制権は純粋な軍事的概念であって、国家主権とはなんら関係がないにもかかわらず、盧大統領が統制権を主権問題と結びつけるのは自身の政治的基盤の助けになるからだろう」と皮肉った。（中略）
盧大統領が「韓国は自国軍隊の作戦統制権を持っていない世界で唯一の国」と発言した問題に関しても、同氏はNATO（北大西洋条約機構）諸国のケースを挙げ、誤りと指摘した。
　同氏は米国が現時点で作戦統制権の交渉過程で積極的に乗り出す背景ついて韓国の防衛能力の向上だけではなく、韓国における反米感情が主な理由だったと述べた。（中略）しかし統制権の問題は感情的のものから出発しているのではなく、韓国の変化した現実に合わせて持続可能な同盟関係を構築するためのもの」と説明した。

この米高官の言をふまえると、アメリカは韓国ノ政権の我儘は分かっているが、そういう韓国の現実に合わせて、米韓同盟関係を調整しようとしているのだろう。同盟関係を無化し、第２の「アチソンライン」を引こうとしているわけではないだろう。

（2006年07月14日）戦争目的をアメリカと共有できない韓国が軍拡

でも、戦争目的がどうなるか不明なんだが...

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