カレンダーの書き込み

２０２４年４月２６日（金）

今日は、ラウンドダンスの日。
先生が、１０日間も、ご主人と九州旅行に行っていらして、
お土産のきびだんごをくださった。これは、岡山にも寄られたから。
みんなで、おしゃべりしながら、頂いたわ。
先生は、事故を起こしてから、ご主人に車の運転を止められているので、
全行程、ご主人が運転したそう。
それは、すごい、ご主人、疲れたでしょう。

そこで、「今日も、Aさん、顔を出さないね」という話になった。
Aさんは、最近、体力、気力が無くなって、ずっとラウンドダンスを
お休みしている。たまに最後近くに顔をだしても、座ってみているか、
一人で、少し、足形を踏むくらい・・。
「Aさん、最近は、ラインをしても、１週間くらい既読がつかなくて」
と、言うと、」Bさんが、
「Aさん、だんだんスマホもいじれなくなってきてるみたい・・・」と。
それで、ラウンドダンスの帰りに、同じ町内のAさん宅に寄ってみた。

Aさんは、穏やかな感じで出てきて、
「中へどうぞ」と、玄関に座布団を持ってきてくれた。
そう、こういう気遣いの出来る人なんだよね。
それで、座って、久々のおしゃべりをした。
Aさんは、
「私、体のほうは大丈夫で、家の中のことは出来るんだけれど、
気力が無くなって、外に出られなくなって。
ラウンドにも行きたいけれど、行けないの・・」と。
うん・・・。
それでも、来られるときに来てほしくて、
「５月のラウンドの予定、変わったよ」
と、言うと、壁掛けカレンダーを持ってきた。
そこには、小さな字で、ぎっしりと書き込みがあった。
「なんでも忘れてしまうようになったんで、ここに書いているの。
お薬飲んだかとか、散歩に行ったかとか・・」
それは、Aさんの努力を見せてもらっている感じだったので、
ウィステは、
「Aさん、頑張っているよ。ウィステは、両親のお薬の管理は、
ウィステがしていたからね・・・」
そして、５月３１日のラウンドダンスの予定は、５月１０日に
変更になったことを教えると、Aさんは、書き込み直していた。
カレンダーには、小さなメモもあれこれ貼り付けて合って、
「ラウンドダンス。ビジターになったから、１回１０００円」
とも書いてあった。

それから、先日の圧力釜に竹の子が閉じ込められた事件が起き、
隣の市のリーダーさんに助けてもらった話をしたら、
「ウィステさん、リーダーさん宅に行くとき、お礼のお菓子とか
持って行った？」と、聞かれた。
「頭に血が上っていて、思いもつかなくて、鍋だけ持って、
とんで行ったわ」
と、言うと、笑っていた。
こういう気遣いの出来る人なんだよねえ・・。
救出した竹の子は美味しくて、つい全部食べてしまったと言ったら、
「ウィステさんって・・・」
と、さらに大笑い・・・。
「次の竹の子をすぐもらったんで、そっちは、おすそ分けしたよ」
と、急いで、付け加えましたよ。

「またね」と、お別れしてきた。
本当に、たまにお家に寄ってみよう。
それにしても、ウィステが役員になったら、最後の５～１０分だけ
顔を出すAさんから、１０００円貰えるかなあ。
それとも、お仲間だからと、さりげなく１０００円もらったほうが、
良いのかなあと、迷いながら、帰ってきました。