「卒業」のマイク・ニコルズ監督が大ヒットした劇の原作者に脚本を依頼して
仕上げた上質な恋愛映画。配役は豪華だが、シットリ落ち着いた物語。
シニカルな新聞記者ダン(ジュード・ロウ)はロンドンの街角で
怪我をしたアリス(ナタリー・ポートマン)と出逢い暮らし始める。
1年後、小説を出版したダンは写真家アンナ(ジュリア・ロバーツ)に
一目惚れするが、若い恋人アリスの気持ちを察したアンナに拒まれる。
(この二人のキスシーン美しい!恋は選んでするものじゃない)
腹いせにネット上でアンナになりすまし、皮膚科医ラリーとのデートを仕組むが、
二人は結ばれた。一方、アンナに気持ちが移ったダンの家をアリスは出る。
4人の時間が交差する様子を、やや芝居がかった台詞と演出で綴った作品。
男性が見ると痛い気持ちになるのではないか。女性にとっては、正直で
自由奔放なストリッパーのアリスと、社会的地位に恵まれつつ孤独をかかえる
バツ一女性アンナの対比が面白く、自分と重ねてしまった。(境遇は違うが)
若い頃はアリスやダンのように潔癖で不安定。でも、35歳を過ぎると
男女関係を維持するためには嘘や妥協が必要だと理解するようになる。
恋は大人をも幼く弱い動物にしてしまうなぁ。
恋愛で胸を痛めたり、逃避したりした経験をもつ人にお奨め。
冒頭、髪を赤く染めたナタリー・ポートマンが暗いロンドンの街を歩き、
映画の終りにはニューヨークの街を歩くのが印象的だ。
若く自分の気持ちに忠実な彼女の台詞が映画のスパイスとなっている。
アンナの写真についてのコメントなど鋭い!
セックスに関してのきわどい台詞が多いわりに露出は
ストリッパーをしているナタリーの大胆ポーズぐらい。
むしろ水族館やギャラリー、ダンとアンナの個性を象徴する部屋など
画面の細部が美しく、シャンペンを一杯だけ飲んだような余韻
仕上げた上質な恋愛映画。配役は豪華だが、シットリ落ち着いた物語。
シニカルな新聞記者ダン(ジュード・ロウ)はロンドンの街角で
怪我をしたアリス(ナタリー・ポートマン)と出逢い暮らし始める。
1年後、小説を出版したダンは写真家アンナ(ジュリア・ロバーツ)に
一目惚れするが、若い恋人アリスの気持ちを察したアンナに拒まれる。
(この二人のキスシーン美しい!恋は選んでするものじゃない)
腹いせにネット上でアンナになりすまし、皮膚科医ラリーとのデートを仕組むが、
二人は結ばれた。一方、アンナに気持ちが移ったダンの家をアリスは出る。
4人の時間が交差する様子を、やや芝居がかった台詞と演出で綴った作品。
男性が見ると痛い気持ちになるのではないか。女性にとっては、正直で
自由奔放なストリッパーのアリスと、社会的地位に恵まれつつ孤独をかかえる
バツ一女性アンナの対比が面白く、自分と重ねてしまった。(境遇は違うが)
若い頃はアリスやダンのように潔癖で不安定。でも、35歳を過ぎると
男女関係を維持するためには嘘や妥協が必要だと理解するようになる。
恋は大人をも幼く弱い動物にしてしまうなぁ。
恋愛で胸を痛めたり、逃避したりした経験をもつ人にお奨め。
冒頭、髪を赤く染めたナタリー・ポートマンが暗いロンドンの街を歩き、
映画の終りにはニューヨークの街を歩くのが印象的だ。
若く自分の気持ちに忠実な彼女の台詞が映画のスパイスとなっている。
アンナの写真についてのコメントなど鋭い!
セックスに関してのきわどい台詞が多いわりに露出は
ストリッパーをしているナタリーの大胆ポーズぐらい。
むしろ水族館やギャラリー、ダンとアンナの個性を象徴する部屋など
画面の細部が美しく、シャンペンを一杯だけ飲んだような余韻