風塵社的業務日誌

日本で下から258番目に大きな出版社の日常業務案内(風塵社非公認ブログ)

シルバーウィーク

2009年09月09日 | 出版
昨夜は22:30ころ帰宅。シャワーを浴び、冷蔵庫を開けると、なんと500ミリリットルのビールが入っているではないか。よせばいいのに、早速、プシュッと開き、飲むことにする。どうして、よせばよかったのか。ふた口も飲んだら、気持ちが悪くなってきたのだ。最近、それほど飲んでいるわけではないので、これは夏疲れのせいか。どう考えても、500は飲み干せない。そこで妻に、恐る恐る、「ごめん。こんなに飲めそうにないわ」というと、当然、敵は鬼の首でも獲ったかのように「毎日、毎日お酒ばっかり飲んでるから、こういうことになるのよ!」と居丈高に言い放つ。あ~ぁ、鬱陶しい。世のリーマン諸君も、家庭で同じ想いを噛みしめているのだろうか。
そういうわけで、妻と仲良く(?)ビールを分けて飲み終えてから、カープ勝利のニュースを見て寝ることにする。もうちょいで、カープもCSシリーズが見えてくるのだから、このあとガッツを見せてもらいたいものだ。涼しい夜なので、あとは爆睡。
しかし本日、7:00に起き上がってみると、体調がよくない。腰の左側と右肩が痛くて重い。ガキのころ腰を痛めたことがあり、以来、疲れてくると腰の状態が悪くなる。そのうえ最近はストレッチを怠っていたこともあり、その結果なのだろう。毎朝マジメにストレッチをやっていないとしょうがないな。
そのうえ、低気圧接近のためか眠くてしょうがない。コーヒーを飲みながら新聞を開くも、例によって、まったくオツムに入ってこない。困ったものだ。朝食を食べて少し寝てから、思い出したように付け焼刃的ストレッチをしてみることにしてみることにする。そんなことで、すぐに効果が現れるわけがないことはわかっている。
8:45、家を出て池袋に歩いていく。空はいまにも雨が落ちてきそうな雲行きだ。ときおり、ポチポチと水滴が落ちてくるが、そんなことは気にしない。しかし、昨日はわりと残暑が厳しく、一転して本日は梅雨空のようだ。こんなに天気が目まぐるしく変わると、疲労も蓄積されるというものだ。
9:30出社。ポチポチと出荷にいそしむ。不思議なことに当座の不足がまだ出ないが、近々、いろいろな悪魔が押し寄せてくるのだろう。どうやって切り抜けるか、まだ何も考えていない。とりあえずは、偉大なる預言者ムハンマドに祈りを捧げておくことにしよう。困ったものだ。
しかし、今度の5連休には、さらに困ったものだ。9月の締め日前にこんなに大型の連休があるとなると、どうしても進行を早めないといけない。しかし、事態はこちらが期待しているほどスムーズに進行してくれるわけがない。すると、早々に9月に新刊を出すのをあきらめないといけなくなる。実際に、9/3の段階で、「こりゃ、無理だ」とあきらめることにした。そのため、今月も新刊はなし。この調子だと、来月、2本出すことになるのだろうか。
弊社にかぎらずどこの版元も泣いていると思うが、7、8月の夏枯れのあとに、この大型連休が控えているというのは、結構つらいのだ。労働者諸君、連休中も働け!
11:00過ぎ、千代田区S社まで、再校のゲラを取りに行く。「おいおい、再校にしちゃあ、直しが多いじゃないか」などと、担当のS氏を困らせるようなことを言ってはいけない。実はこのゲラ、ややこしい要素が一つあり、それが全体にかかっているため、どうしても作業がややこしいことになる。
とりあえずは昼飯にラーメンを食べ、囲碁をしてから作業に入ることにする。囲碁をしながらフト思えば、右肩が凝っているのは、囲碁で遊びすぎたからではないのだろうか。
途中、大阪のAさんから、『初恋芸人』の件で電話。オビ文を著名なかたに依頼する段取りについてと、販促用に、ブックバッグを作りたいので、タイトルロゴを作らせてもらえないだろうかという内容。とてもありがたいお話であるが、デザインをT-potさんにお願いしているので、そちらの進行状況も確認してみないといけない。
そこで、T-potKさんに電話。あっさり、「いいですよ」とご快諾をいただき、Aさんにその旨を伝える。そこでS社さんの仕事を始めると、楠山さんから『読むドキュメンタリー映画』の「前書き」の直しと、著者略歴がファクスで送られてくる。ついでに電話もあり、内容の確認。
再び、S社さんの作業。途中、Y印刷Y氏が来て、油を売っていく。大きくページが移動するところにぶつかってしまい、しばしイヤになる。そこで、当然囲碁に逃避→負ける→再びイヤになる。
16:30、Aさんから電話があり、「タイトルロゴを送りました。3パターンあるので、中沢君と選んでください」と。いやー、仕事が早いなあ、とこちらはビックリ。それが画像。どれに決めるのかは、本が出るまでのお楽しみに。
17:00、その『初恋芸人』の著者・中沢氏がご来社。オビ文をお願いしたい人など、PR関係を打ち合わせる。このあと所用があり、今日はここまで。


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