去年 映画 ”ブロードウェイ♪ブロードウェイ” を渋谷文化村で見て 楽しみにしていた ミュージカルの コーラスラインの日本公演を 28日に観て来ました。
先行予約の初日に申し込んだので 席は一階7列19番 オーチャードホールは広いし 奇蹟ともいっていい 席番です。
行ってみてびっくり オーケストラボックスが設置されているので 何と前から2番目の席でした。 最近は ネットで 入手困難の プラチナチケットばかり購入 一番後ろの席だったり だったので(承知で買っているのですが) 久々のヒットです。
業界では 常識なのでしょうが 映画で見た オーディションに合格した人は 一人も出ていないのに がっかり。 中国人のコ二ー役に 沖縄出身の 高良結花さんが 合格されていたのですが 日本公演は別の人でした。 楽しみにしていた 審査員を泣かした ポール役の人も 当然別人です。 高良結花さんは RENTの日本公演の キャストに名を連ねているそう。 キャリアはどんどん積み重ねていくものだから仕方がないのでしょう。 地方公演だからかな。
主役のキャシーには しなるように上体を使う 高度な踊りが要求されるのですが それは初演の女優さんが 余り足が長くなかったので そういう振り付けになったのだそう。 他の人の場合 少し振り付けを変えたりするそうです。 誰よりもダンスが 上手でなければいけない役です。 今回の配役は 出色とはいえないかな? 彼女に合った振り付けを もっと配慮すべきだったかも。
何時も右手を腰に当てている シーラ役は 映画版のシーラ役の人に イメージがそっくり。 シーラがなぜ オーディションなのに態度が大きいのか パンフレットに この女優さんが語っているのに納得です。 つまり シーラは この演出家と出来ていて 何でオーディションを受けなければいけないか 分からない、 当然採用されると思っていた。 なるほどね。
キャシーのただダンスが踊れればいいという 一途さに ザック(演出家)が 我に帰って シーラを落としてしまう。 キャシーと縒りを戻す魂胆も見え見えです。
シーラがザックに何か言いたげに それでも黙って去る、 あのシーンは そういう事情があったからなのか。
オーディションで 審査員を泣かした名演技の役 ポールは 期待はずれ。 全く泣けなかった。
プエルトリコ人の ”サンタマリア~ ♪”と歌う ディアナ役の 歌が素晴らしかった。 声もとてもいい。
11才で 神父に懺悔した と 歌う マーク役の役者さんが光っていました。 大学を卒業したばかりだそう。 デイビッド・ハル の 名前を 覚えておこう。 覚えやすいし。
胸とお尻を整形した と歌う ヴァルも 可愛くて良かったし ブロードウェイで高良結花さんが演じた 身長が147センチと歌う コニーも 動きが大きくて チャーミングでした。
間近で見た ダンスは もう ダンス好きにはたまりません。 さらにハモって歌ったり 合唱好きには たまりません。
本場ブロードウェイで ミュージカルを 見たいと思うのですが NYじゃ 日本語の字幕は出ないし・・・ 深くあらすじを理解するか 英語力をアップさせるか。 毎日 違う劇場に行く生活を 一週間でいいからしてみたいなあ と 何時も思っているわたしです。 何時でも誰でも 初級中級と 能力別に別れた ダンスのレッスンが受けられる所もあるそうだし。
風呼r でした
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