Metal.Hardcore & more
whispering gloom
Worship / Terranean Wake
ドイツ発 Funeral Doom、Worship 。
2012年、4曲入り 2ndアルバム。
■Last Tape Before Doomsday (1999)
■split 10ep with Stabat Mater (2002)
■split 7ep with Mournful Congregation (2002)
■Last CD Before Doomsday (2004)
■Dooom (2007)
前作から 5年となる本 2ndアルバムですが、激遅重は勿論のこと、ギターの物悲しげでメロディアスなフレーズなどは、実に Worship らしい、らしさが出ていて、聴いていると気が内へ内へと塞ぎ込んでしまいそうになるほど、聴き浸れ込める麻薬的サウンドです。。サウンドが大きくとまではいかずとも、そこそこ変われば変化に気づく異端なジャンルのなかで、以前に紹介しています上記の音源等とそう変わることなく、激遅重でメランコリーな Funeral Doom を貫いてくれています。
何時聴いても周りが重苦しい空気に変わるのですが、やはり夜中に聴き浸りたいサウンドです。
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Who Dies In Siberian Slush / Bitterness of the Years that are Lost
ロシア発 Funeral Doom/Death、Who Dies In Siberian Slush 。
2010年の 7曲入り 1stアルバム。
Funeral Doom系のサウンドは Keyが入っていないと音数が少なかったり、曲も長かったりで楽曲の輪郭が掴め難かったりするのもあり、ドゥームの中でもより聴き手を選ぶサウンドだと思います。。この Who Dies In Siberian Slush は Mournful Congregation、Worship に近い悲愴な雰囲気を持っていますが、それらのバンドほどは一線を越えておらず、楽曲の長さは 6~9分と程々で、また、ギター、Keyによるメロディアスさが際立っていて、聴き易い、と言うと言い過ぎになりますが、メロディアスなフレーズが耳を惹く聴き易いサウンドだと思います。。とは言え、十分に聴き手を選ぶアンダーグラウンドなサウンドには違いないですが。。。
ゆったりと気が滅入りそうなテンポの楽曲を、物悲しく切ない愁いを帯びたメロディーが先導し進んでいきます。。。ディープなグロウル/デスヴォイスは容赦なく咆哮し、楽曲のメロディアスさ、メランコリーさ、物悲しさを更に際立たせる程のえげつなさなのです。。
切ないメロディーは心に沁み、感傷的な気分にさせます。。。
MySpace にてチェックしてみてください。
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Mournful Congregation / The June Frost
オーストラリア発 Funeral Doom Metal、Mournful Congregation 。
2009年の 8曲入り 3rdアルバム。
以前にも音源を 紹介 しております、個人的に好きなバンドです。
本作も日本の Weird Truth Prod からのリリース。
暗く、悲愴感に塗れ、ひたすらにゆったりとしたテンポで流れるドゥームサウンドは、今作でも変わることなく貫かれていて、もう 1曲目のインストから周りの空気が重苦しく、陰鬱へと一変します。。。ゆったりと淡々と進む曲展開の中でも、アコースティックな静のパートにより強弱がつけられ、そして、切なくも悲しげなギターのメロディーがじわじわと聴く者の感情を高ぶらせ、且つ、ドラマティカルな展開へと導くのです。。。サウンドの暗黒さを増させている要素の一つであるロウデスヴォイスは、今作でもえげつないまでの邪悪な唸り声を聴かせてくれます。。
全 8曲、トータル約 60分ですが、1、4、6、8曲目はインスト曲で、これらがアルバムを通して聴くにはちょうどいい箸休めな曲で、アルバムを聴き易く、と言うと少し表現に語弊があるかもしれませんが、してくれていると思います。。
MySpace にてぜひぜひチェックしてみてください。
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Mournful Congregation / The Monad of Creation
オーストラリア発 Funeral Doom Metal、Mournful Congregation 。
2005年の 4曲入り 2ndアルバム。
4曲入りとはいえ、トータル約 1時間。。
ひたすらに貫かれる遅重サウンド。
そのサウンドの上で、切なくも愁いを帯びたメロディーが始終奏でられるギター。
地中から呪い唸るかの如きなロウでディープなグロウルヴォイス。
スロウに進む曲展開の中で、更にアコースティックで叙情的な静のパートも組み込まれた曲展開は、なかなかにドラマティカルでさえあります。。中でも、2曲目の後半のギターソロでのメランコリーさ、3曲目の約10分にも及ぶアコースティックなインストナンバーでの叙情さは、何とも聴き惹き込まれます。。。
徹底してスロウな曲調に、えげつないヴォーカルが咆哮している何ともエクストリームなサウンドなのですが、しかし、このサウンドを聴いていると何とも気持ちが安らぐんですなぁ。。。myspace にてぜひチェックしてみてください。
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Mournful Congregation / The Dawning of Mournful ~
オーストラリア発 Funeral Doom Metal、Mournful Congregation 。
2002年リリースの 2枚組、計14曲入り音源、
「The Dawning of Mournful Hymns」。
デモ音源の 「Weeping」 (1994)、「An Epic Dream of Desire」 (1995)、
「Tears From a Grieving Heart」 (1999) からの音源。
そして Worship とのスプリット曲等を収録した、トータル約 126分にも及ぶ作品。。
クリーンVo、女性Vo は一切取り入れず、時折入るスポ-クンワード以外はひたすらロウグロウルのみで唸り続けるヴォーカル。曲展開はひたすらにスロウ、へヴィーの激遅重。。ギターは切なくメロウで暗いメロディ-を奏で、聴いているともう何か悲しい気持ちになってきます。。。
暗く悲壮感が漂いまくりの Funeral で Mournful なドゥームサウンド。
昼夜に関係なく、聴いているともうどこまでも気持ちが沈んでいくかの様です。。
myspace にてぜひチェックしてみてください。
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My Shameful / To All I Hated
フィンランド発 Funeral Doom Metal、My Shameful 。
2002年の4曲入り音源。
元々は 2000年にリリースされたデモ音源なのですが、02年にこのアルバムジャケットで再リリースされた作品。
Mournful Congregation 辺りに近いドゥームサウンドで、じりじりと進む曲展開、暗く陰鬱で悲壮感漂うサウンド。。ロウながらもブラッキッシュに叫び歌い、淡々とした低い語り調ヴォイスも絡むヴォーカル。。ギターのメロディ-は寒々しくもメランコリックで、そして、ひたすらに暗く沈み込んでいます。。
この音源ではメンバーさんは 2人で、ドラムはマシーンが使われておりますが、特に気になるということはないです。。Funeral / Mournful Doom サウンドがお好きな方には良い塩梅の音源ではないでしょうか。。
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Thergothon / Stream from the Heavens
フィンランド発 Funeral Doom Metal、Thergothon 。
1994年の6曲入り音源。
私が所有しているのは 2000年の Reissue盤。
Worship 、Mournful Congregation 等の Funeral Doom系バンドに影響を与えたであろうと言われている Thergothon 。。狂おしいまでの遅重サウンド、えげつないロウグロウルにノーマルヴォイスも絡むヴォーカル。さりげなく取り入れられている key が これまた何とも不気味さを増させております。ギターのメロディ-はメロウで悲壮感漂い、明るい、陽気などという言葉とは無縁のサウンドを構築しております。。
遅い、重い、暗い の三重苦に、聴いていると絶望感も芽生えてくる病みまくりの暗黒ドゥームサウンド。この手のサウンドに免疫のない方は、あえて手を出さなくてもいい音源だと思います。。興味のある方は myspace にてチェックしてみてください。
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Worship / Mournful Congregation - split 7ep
Funeral Doom Metal、Worship
オーストラリア発 Funeral Doom、Mournful Congregation
2002年の split 7ep、限定500枚。
・WORSHIP / Let there be Doom
低く呪い唸る様なヴォーカルで始まり、陰鬱ながらもメロウなギターのメロディ-が楽曲をじわじわと引っ張っていきます。。変わることのない遅重サウンド。
・Mournful Congregation / The epitome of gods and men alike
2枚組アルバム 「The Dawning Of Mournful Hymns」 の disc2 のラストにも収録されているこの曲は、出だしからかっこ良いんですよねぇ。。ゆったりと進む曲展開、メロディアスでドラマティカルに奏でられるギター、そして、ディープなロウヴォイス。。エモーショナルな要素もあり、なかなかに惹き込まれる曲です。
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Wormphlegm / Tomb of the Ancient King
フィンランド発 Funeral Doom Metal、Wormphlegm 。
2006年の3曲入り1st音源。
個人的な話なんですが、
Worship と Stabat Mater 、
Worship と Mournful Congregation のスプリット以来の
Painiac Records の "Suicidal Doom Series" 音源。
1曲目から約30分、2曲目 約13分、3曲目 約17分、トータル約1時間1分。。。
ひたすらに暗く沈み込む様なメロディー、スロウテンポでじりじりと進む曲展開。
ロウグロウルとブラッキッシュで悲痛な絶叫を織り交ぜたヴォーカル。。
この音源を聴き始めると、もう一瞬にしてどんよりとした重たい空気に変わります。
もはやこのサウンドは病的ですらあります。。。
Worship の様な Funeral Doom サウンドがお好きな方はお気に召す一品だと思いますが、
この手の Doomサウンド に免疫のない方は手を出さない方がいいと思われます。。
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