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外国人摘発急増472件 昨年の広島県内

2005年02月28日 | フィリピンニュース2
二〇〇四年に広島県内で刑法犯などで摘発された来日外国人は百六十五人と前年を六十一人下回ったが、件数は四百七十二件と逆に急増し、過去二番目に多かったことが二十四日、広島県警のまとめで分かった。広域的な窃盗グループなどの摘発が進んだのが主な要因となっている。

 刑法犯の疑いで摘発された来日外国人は百二十九人。過去最高だった前年を三十九人下回った。しかし、件数は四百二十四件で前年から百九十七件も増えた。

 凶悪犯、粗暴犯などは例年並みだったが、目立ったのが窃盗犯。日系ブラジル人による車上狙い事件を摘発した影響で、車上狙いが九件から百三十七件に、部品盗が二件から四十一件に急増し、窃盗犯は前年を百八十五件も上回る三百四十件となり、全体の数字を押し上げた。

 出身国別では、刑法犯と特別法犯含めて中国人が八十六人、ブラジル人三十四人が摘発された。この二国で七割を超え、以下は韓国人十一人、ベトナム人六人、フィリピン人五人となっている。

 県警は外国人による広域・組織的な犯罪を防ぐため、不法滞在の外国人の温床になりやすい歓楽街対策として、昨年七月に組織犯罪・風俗総合対策本部を設置し、取り締まりを強化している。県警刑事総務課は「外国人犯罪が増える傾向に変わりはない。手口などを分析して、取り締まりを強化したい」としている。

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