猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

人形浄瑠璃を楽しむ会 村上公演 山椒太夫三段組 満員御礼 

2014年08月04日 19時39分40秒 | 公演記録

猛烈な暑さの中、二百名近くの方々にご来場いただき、誠に有り難う御座いました。暑い時は、涼しいホールに集まって、人形を楽しむのがこれからの夏の過ごし方になるかも知れません。企画、集客と走り回っていただいた田村さん(座員名:八汐)大変有り難う御座いました。

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準備完了。開場前のひと時。人形浄瑠璃を楽しむ会事務局の面々(右端:代表田村初美氏)

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この場面は、おなじみになりました直井の浦の「人買い」の場面ですが、人形の数を数えてみますと、8体出ています。安寿、厨子王、御台、姥竹、小八の一行五名と、人買いの山角の太夫、佐渡の平次、蝦夷の高八 の三人です。ところが、今回は、6名の遣い手しか出演できませんでした。同じ芝居ではありますが、いつでも同じでわけでは無いと改めて思わされました。遣い手の人数が変わるだけで、もう全てのやり繰りが変わってしまうのです。何度やってもその度に、造り出さなくてならないのが芝居です。しかし、遣い手が足りない為に、公開できずにいる演目もあります。猿八座では、人形の遣い手を常時、募集していますので、ご興味の方は、西橋八郎兵衛座長までご連絡下さい。(080-2012-9115まで)

10月19日(日)にはまた村上に参りますので宜しくお願い致します。第3回目になる塩谷山円福寺公演は、「阿弥陀胸割」です。


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