(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

東京都美術館 「ゴッホとゴーギャン展」を観た

2016-11-04 19:22:34 | 展覧会

現在、東京都美術館で開催中(~12/18)の「ゴッホとゴーギャン展」を観た、水曜日だったが寒い日であるのも関わらず会場は大勢の観客でごった返していた、ゴッホは1853年生まれで1890年に死亡、37才であった、

ゴーギャンは1848年生まれで1903年に55歳で死亡した、フランスのアルルで二人は尊敬し合っていたことや貧乏生活を乗り切るために共同生活を始めた(1888年)、始めは順調な生活だったが正反対にも等しい性格の違いが決定的となってゴッホは精神に異常をきたし、自分の耳を切り落とし精神病院に収容され、二人の共同生活は終わった、わずか2か月余りであった、

その後も二人は互いを意識し合い尊敬の念は薄れることはなかった、そして二人は別々の人生を歩み、ゴーギャンはタヒチに渡って独自の絵の世界を開く、ゴッホが若くして死んだ後ゴーギャンはゴッホを偲んであの有名なひまわりの絵を描いて大事にしたそうだ、

性格も画風も全く異なった二人が短い期間であったが共に暮らして強烈な体験を共有しその後の人生に大きな影響を与えたたことは事実だ

展示された作品はまず当時彼らと共に活躍したミレー、コロー、セザンヌ、ピサロ、ロートレック、ベルナールなどのものも鑑賞できる、圧巻はゴッホとゴーギャンの作品を時代を追って見せてくれ、最後はゴーギャンの「肘掛椅子のひまわり」で締めくくる、憎いほどの演出といえる

        「肘掛椅子のひまわり」








最新の画像もっと見る

コメントを投稿