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名作ADVがVitaで復活。
元はPC98のエロゲーだけれどコレはセガサターン版の移植。
遊びそこねた名作をリメイクしてくれるのは嬉しい！！
主人公は私立探偵の天城小次郎とエリート捜査官の法条まりな。
小次郎は盗まれた美術品の捜索依頼、
まりなは中東の大使の娘の護衛任務という全く異なる仕事を追ううちに
いつしか絡み合いながら巨大な事件の中枢に近づいていく。
主人公2人はそれぞれ別パートで捜査を行い
いつでも切り替え可能。
片方の行動によってもう片方の展開が分岐する、
といった複雑な仕組みはなく、
捜査が進まなくなったときにもう片方の視点でフラグを立てる。
がっつりシリアスなハードボイルド作品かと思いきや
主人公がしょっちゅうふざけた下ネタ発言をかますのが
いかにも当時のエロゲーだね…。
自分がエロゲーにのめりこんでいた時代のブームなので
個人的にはそっちのほうがしっくりくる。
特に女性主人公のまりなが性にオープンでナイス。
原作のPC版の発売が1995年。
セガサターンの移植版が1997年。
キャラデザが時代を感じるけれど、
それ以上に声優の芝居がかった演技が古臭いなぁ…。
無垢な少女であるプリン役の水谷優子が特にきつい。
完全にBBAの喋り方じゃねえか。
「ふしぎの海のナディア」のマリー等の実績があるのはわかるけど
声優ブームが興りはじめた時期にこのミスマッチは痛いね…。
そして堀江由衣が普通に出ていてびびった。
この時代のアニメやゲームを知らないので
マルチや成瀬川なるといった代表作も知らないんだよな。
それにしてもデビュー20年を経てプリキュア声優か…。
俺的ベストキャラがフリージャーナリストの茜。
緑髪・メガネ・ボクっ娘という今日ではマイナス属性の三重苦キャラ。
しかし、かないみかの演技がたまらなくいい！！
発声の奥底に込められたエロスは達人の域。
政府はさっさと紫綬褒章を与えたまえ。
とまあ、まだクリアしてないのでこんなインプレッションしか書けないけど
少しずつヤバい空気を出していくストーリーテリングは肌がひりつくカッコよさ。
まだ本筋にすら届いてないのでもう少しのんびり遊びます。
■■■現在の進行状況■■■
ストーリー中盤
トロフィー28%
