の~んびり、ゆっく~り、ほっこり

いつもバタバタ、ドタドタ、ウカッリ、ゴチャゴチャの私…
のんびり、ゆっくり、ほっこりと出来る時が、私のごちそう!!

さくらめぐり

2018年04月25日 | 


今年も桜の季節がやってきた。 
寒さが厳しかった冬、春がやってきたと思えば暑いぐらいの暖かさ
あれよあれよとつぼみが膨らんで、あっという間に満開。

見てみたいと思う桜がいっぱいあるのです。 
人々に長い年月大事に見守られてきた大ざくら。
樹齢の経った桜の多くがエドヒガンザクラだそうですが 
今年は何本出会えるのだろう


三田の青野ダムから能勢へ
山にフワフワと咲くタムシバを眺めながらのドライブ



一庫ダム辺りに来ると、谷間にふんわり咲く桜が現れ出した


黒川集落の山の谷間に咲くエドヒガン群落

川西市の北端にはエドヒガンザクラの群生地が多くみられ、
一番奥に有る桜の森では全国にでも珍しい規模の群生地


黒川 桜の森  



野生の桜の木は咲く時期が一本一本が違い、
色合いも各々。 まだつぼみの多い木は濃い桃色。
そんな濃淡の色合いの山肌かしらと思っていたのですが、
どの木も満開状態で、ふんわり優しい色が溢れていました


シンボルツリーの微笑みザクラ 樹齢150年



長老の木(推定樹齢150年以上)は森の調査で2008年に発見されたそうです。


黒川の一番奥にあるこの森では、
昭和20年ごろまで炭や薪、落ち葉を集め活用されてましたが、
電気ガスの普及で半世紀放置されていたそうで、
春に美しく咲いていた桜でしたが、荒れて深くなった森に入ってみると、
太い蔦が絡まり締め付けられ、いつ枯れてもおかしくない状態。
桜の救出を兼ね整備し、炭焼き体験など自然学習体験の森になっています。

表六甲山も、もともと桜の大木が多い山ですが、
回りの木が茂って日当たりが悪くなり枯れてしまう木が多くなっている様に思います。



翌日、車に自転車を積み奈良県宇陀の榛原駅からサイクリング


宇陀川沿いに大宇陀へ


藤原京の頃、宮廷遊猟の地だったそうで、桜並木の名は「猟路の桜」


又兵衛桜が一番のお目当て!

遠くからでも凄い存在感


推定樹齢300年のしだれ桜です。  



見事です。 見に来て本当に良かった。


この辺りには、他にも一本桜が何本か有る様ですが、
この木を見た後はどれも見劣りしそうなので、又兵衛桜を〆の桜に。


そして週末には、志賀高原へスキー


長野も桜や杏が一気に開花したようで、道中ず~っと桜


高速道路からの車窓 

長野農業大学の桜

初日、志賀高原の麓はまだつぼみでしたが、
三日後に山を降りたら桜は満開

昼過ぎまでスキー場にいて、帰りが遅くなったので
私はもう見に行くのは諦めていてお願いはしなかったのですが
主人が覚えていてくれて、桜を見に寄ってくれました。


山ノ内町のリンゴ畑の中に一本の桜の木

善光寺平を見下ろし、晴れると信越五岳が見渡せるそうです。
この日は冬が戻ってきて、北風で桜の枝がざ~わざわと音をたて大きく揺れていました


奈良の又兵衛桜のふっくらと枝を広げる優雅さと違い、
風雨や雪にさらされてギュッと締まって逞しい。

4月だけ長野には来れていなかったので、はじめての長野の桜でした


翌週はお友達と京都へ 
植木屋さんのお庭の原谷苑


例年より早く咲きだし枝垂れ桜は葉が出だして終盤でしたが
そのおかげで百花繚乱 花に包まれ楽しいひと時 


今年の様に何もかも一斉に咲きだすのは、珍しいとのこと。




桜を愛でながら、京料理のお弁当を頂いて…


雪国で、周りには草の芽吹きも無く何よりも早く咲く桜を見た後だけに、
京都の優美さを感じ得ました。



スキーで疲れた脚を暫し休息後、地元の裏山を散歩。
桜は残っているかと見つけたのはウワズミザクラ 


一昨年あたりから、周辺を整備して木を間引いたのでお陰で
今まで僅かな花しか咲かせていなかった木が沢山花を付けていました。


今晩の春の嵐で、六甲の桜も多分終わり。

広く大きな空の下で力強く枝を広げる多くの桜の木。
思いがけなく沢山見る事ができた今年の春。

豊かな日本の自然。 多くの桜に出会える機会を持てた事
そして、素晴らしい桜を守って下さっている方々に感謝です。
ありがとう