若生りえ Jazz Songs & Diary

ジャズ歌手の若生りえがジャズスタンダードソングの歌詞やエピソードについて語る。
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幻の?弾き語りのパイオニア

2015年05月14日 | もっと気軽にジャズ♪
みなさぁ~~~ん
こんばんはぁ~~~

過ごしやすい一日でしたが
ゴールデンウィークのころのお疲れも
出る頃でしょうか。

明日は金曜日!!
ちょっと、一息つきたいころですね

3月の銀座スウィングで4年ぶりにライブに来てくださり
お会い出来た方がいます。

渋谷の洋楽カラオケの聖地アゲインのマスターです!!

幅広いジャンルの音楽通でいらっしゃるマスターから
お土産に数枚のCDをいただき、じっくり聴かせて頂いているのですが、
その中でも気に入ったCDがこちら!!

マル・フィッチ!!

初めて知ったのですが、そのライナーノーツを読むと
1926年生まれの弾き語りの名手!!
今89歳ですが、プロフィールもなかなか見つけられず、
2006年(9年前)のライナーノーツには
まだ現役で演奏活動をされているとのことでした。

なんと、みなさんにお届けする音源も、この一曲しかなくて、
でも、今では見つけたら即買い!といわれているレコードとなっているそうです。

この頂いたCDも貴重になってきているので
よほどジャズ好きの方でないと
ほとんど耳にされたことがないかもしれません。

6歳からヴァイオリンをはじめ、11歳でオハイオ州の音楽コンテストで優勝。
13歳でトロンボーンをはじめ、15歳でジャズに魅せられたそうです。

陸軍に入隊してからもその才能を発揮していたそうで、
そんな音楽の才能が小さい頃から豊かだった彼ですが、
アルバムは3枚のみで、その一枚がCD化されているのが
このこの一枚、というわけです。

CDに収録されているナンバーも、
『The Things We Did Last Summer~過ぎし夏の日の思い出~』、
『Polka Dots And Moonbeams』などの大好きなバラードから、
『All Of You』などの小気味よいスウィングも素敵で、
なんと言っても、ピアノも声もいいんです!!

その中で彼の音源は今日のCDのものは入っていなかったのですが、
貴重なレコードの音源がアップされていましたので、
この素敵な歌声をどうぞお聴きください!

それでは、本日の主役、
マル・フィッチの豊かであたたかい柔らかな歌声とピアノ、
サイドメンも素晴らしいのでぜひお聴きください!

『More I Cannot Wish You』



ミュージカル、映画『野郎どもと女ども』のなかで歌われる歌で、
何でも望みをかなえてあげよう。
でも私が一番望んでいることは、
君が自分の力で本当の愛を見つけることだよ。
というような歌詞。

ミュージカルではこんな風に・・・



リラックスな夜を~

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