日記

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アジア人は抹茶が好き

2017-11-18 15:15:58 | 日記

 心配されていたように、朝起きた時から雨が降っていた。けれども予報通り、昼頃には止んで、人気のパン・ストリートは結構賑わっていた。せっかくのイベント、気象予報士は大げさに悪天候を予報していたが、雨も止み、気温もそう低くなく、まあ順調に運んだんじゃないかな。

 3回目のパン・ストリート、観音寺の街に人がいっぱい。新しく建てられた市民会館の前に列ができている。ちょうど、角の場所に、高校生が運営するカフェが、今日オープンした。市民会館での公演の開場を待つ人の為に、この通りにカフェでもあればいいのにと、前から思っていた。お客さんがたくさん来てくれるといいね。

 因みに、この列の先は坂出の吉田ベーカリーだそうだ。私は並んでまで、買わなくていい。

 ブラブラ歩いて、買うに値するパンを探した。長い行列や、いつでも買えるパンはパスする。品物が少しのパン屋さんは、開店30分で売り切れ。なんとか、徳島の「カントリー・ロード・ベーカリー」というパン屋さんのカレーパンを買ってみた。250円、ちょっと高い。カレーパンはもともと、味が濃すぎて食べないけれど、人気とあらば試してみよう。うちに持ち帰り食べてみる。うーん、やはり次買うの止そう。

 高すぎる!と思っていたら、中から半熟卵が。だから高いんだね。どうやって卵を半熟に、パンを焼くのだろう。

 街ゆく人々、みんな3,4個の袋を下げている。売る方も、買う方も満足したかな?

 2日前に2泊してくれたお客様が、帰り際に、懐紙に絵を描いて、くださった。シンガポールから来た、30過ぎくらいの女性だ。イサムノグチミュージアムや直島を観てきた人だから、アートが好きなんだな、とは思っていたけれど、この絵は普通じゃないようにみえた。「画家ですか」と聞いてみると、彼女は「そうです」といった。道理で、ゆったりと観音寺を歩いて見て回ったようだ。私みたいに忙しく旅するタイプじゃなく、画家の視点で景色を見て歩いたのだろうね。

 名前とシンガポールを入れてネットで検索すると、南洋美術学院とか、写真とか、年齢がわかったが、同一人物かどうかよくわからない。もっと早く教えてくれれば根掘り葉掘り聞くのに。残念でした。

 茶道に少し興味があるようで、茶道具屋さんにも立ち寄ったらしい。やはり観音寺にも外国人観光客は増えつつあるので、商店の経営者も「今更、面倒だ」なんて言わないで、英語をもう一度勉強した方がいい。

 中国、東南アジアでは、抹茶をつかったお菓子がブームらしい。彼女の部屋を片付けにいって、テーブルに置かれている抹茶なんとかといったお菓子をみて「抹茶は好きですか」という話になった。「大好き」ということなので、ぜひ抹茶を点てなくては、と思った。そして夕食の後、お菓子と抹茶をさし上げたらとても喜んでくれて、私も大変うれしかったのである。外国人が日本の文化に興味を持ってくれるのはとても嬉しい。

 最初の日、彼女は、和服の羽織を着て現れた。普通に上着のように羽織っていた。外国人は好きなように和服を着こなしている。