長野電鉄
屋代線の存続問題 が大きな課題となってきた、沿線地元の若穂。
長野電鉄と県、沿線3市が対応策を検討する中、3月23日には地域振興部会と若穂地域開発推進委員会(前角貞夫会長)合同の緊急会議が開かれました。
テーマは《若穂の地域振興について》。
屋代線や、昨年撤退したSEIYUスーパー問題などで多くの発言が出されています。
屋代線については、通学では使うが一般はあまり乗らない、何年も乗ったことがない…という実態から、どのように利用率アップを図ることができるのか?
「公民館のイベントなどでは意識的に電車、バスを利用したら」
「以前、新聞に屋代線をとりあげた子供新聞の紹介があった。そこで乗客を増やす提案がされていた」
「沿線の連携も必要」
「花見列車のように、長野電鉄も工夫してほしい」
などの発言がありましたが一方では、
「黒字になるほど利用するかと言われると、自分はどこまで貢献できるか考えてしまう」
という率直な声もありました。
この席で、『ほんわか・ほ』協議会は緊急アピール行動を提案。
「乗って残す公共交通」 への盛り上げを図るため、
往復電車を利用した 《電車にゆられて古代の旅》 のイベントです。
提案に対しては、
「乗ってみることで、車窓から豊かな田園地帯を見つめ直すのもいい。どうすれば豊かな若穂をつくることができるのか考えることができる」
「その時の新鮮な気持ちや気概を、アンケートで残してほしい。アイデアも含めて聞いたらどうか」
「若穂の活性化ということでは、やっていかなければならない。イベントはいいことだ」
と積極的な賛意が示され、”まずは乗って考えよう”とこの日の会議は集約されました。
緊急アピール行動に、多くの皆さんが参加してほしいものです。
*詳細は、4月1日全戸配布の「号外」でお知らせします。