東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

東京都 廃棄物埋立処分場での放射線量率(γ線)等測定結果推移(2011年5月~2013年2月下旬)

2013年03月05日 14時04分57秒 | 東京23区のごみ


※図は東京都環境局パンフレット「東京都廃棄物埋立処分場」より


日々運び込まれる、大量の放射性物質含む下水汚泥や廃棄物の焼却灰等、
下水汚泥焼却灰は中防外側処分場(その2)、
上水スラッジや清掃工場焼却灰は新海面処分場Bブロックに
各埋立エリアも一杯になると、次のエリアへ、また上層部への埋立へと~~
いつまで続く放射能汚染、、



東京都環境局
■都廃棄物埋立処分場での放射線量(γ線)等測定結果

1)空間線量率測定箇所


2)排水処理場処理水等測定箇所



3)埋立処分場等放射線量測定結果(μSv/h)
◇処分場内及び環境局中防合同庁舎




◇下水汚泥焼却灰埋立エリア(A)




◇上水スラッジ埋立エリア(B)(B2)




◇上水スラッジ埋立エリア(B0)(B2)(B3)(B4)
(9/21分から~)





下水汚泥も焼却灰も、多少の上がり下がりはあるものの~


◇清掃工場焼却灰
エリアごとの比較に~





◇清掃工場焼却灰(主灰)埋立エリア(C)(C2)(C3)




◇清掃工場焼却灰(集じん灰)埋立エリア(D)(D2)




◇清掃工場焼却灰(集じん灰)一時保管エリア(E)


放射性物質濃度8,000Bq/kg超は一時保管
7月7日~9月4日、 10月10日~11月21日

【備考】
○放射線量の測定機器は、 ”LUDLUM Model-3型” を使用
 時定数(22秒)の3倍以上経過後の、最大値、最小値を読み取り、その平均値を測定値とした。


4)排水処理場処理水等測定結果(Bq/kg)
第一排水処理場処理水①
第三排水処理場処理水②
外側11号ポンプ井浸出液⑤
外側20号ポンプ井浸出液⑥
BブロックB1ポンプ井浸出液⑦
BブロックB2ポンプ井浸出液⑧
Bブロック集導管浸出液⑨
Bブロック中央ポンプ井⑩
以上、すべてで「不検出」
10月からは、不検出の場合、Cs134、Cs137のそれぞれの検出下限値あり


第一排水処理場脱水汚泥③は、
放射性セシウム含む焼却灰等の埋立以降、常に若干のセシウムを検出し続けていた。その検出が、2月の測定で測定開始以来始めて不検出となった。

平成25年2月4日 不検出 134Cs(く8.5) 137Cs(く8.7)
平成25年2月18日 不検出 134Cs(く6.6) 137Cs(く8.0)

いいもわるいも、否応なく処分場に埋め立てられている現実、言わば、処分場は最後の砦、そこで封じ込めてもらうしかない。1滴たりとも漏れ出る状況を何とかしてほしかった。まだまだ、長い長いこれからが正念場なのだろうが、とりあえずは、なにかが改善されたのかどうか、よくわからないが、よかった!!




○ 処理水は原則として毎週測定。汚泥(第一排水処理場、第三排水処理場)、外側浸出液(11号ポンプ井、20号ポンプ井)
Bブロック浸出液(B1ポンプ井、B2ポンプ井、集導管、中央ポンプ井)は、2週間に1回測定する。
 (ただし、汚泥が発生しないときは翌週測定とする。)
○ (-)は測定していない箇所を示す。
○ 不検出の場合、不等号を表示しているが、上段は134Cs、下段は137Csの検出下限値を示す。


詳細は:http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/resource/attachement/result_radiation_250228.pdf

関連(本ブログ)
■23区 清掃工場の放射能等測定結果の推移 (2011年6月~2013年2月中旬)&排ガスのアスベスト測定結果(2013年03月04日)
■東京都 下水処理における汚泥焼却灰等の放射能測定結果の推移(2011年5月~2013年2月中旬)(2013年02月22日)



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 前の記事へ | トップ | 中環審委員から脱原発派3人... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

東京23区のごみ」カテゴリの最新記事