東京23区のごみ問題を考える

脱焼却の循環型ごみ処理システムは可能か!!
~ごみ問題のスクラップブックとして~

北海道函館市 市内唯一の焼却施設改修工事で、3基同時に停止する時期「家庭ごみ」を鉄道貨物で札幌へ輸送を検討 

2024年05月20日 19時41分05秒 | 中間処理施設等

北海道函館市は、家庭ごみの焼却施設の改修工事に伴い、市内で回収したごみを札幌市に鉄路で輸送することを検討しているようだ、、、(参考「「家庭ごみ」を鉄道貨物で札幌へ 市内唯一の焼却施設改修工事で輸送を検討 北海道函館市」)

函館市唯一のごみ焼却施設である日乃出清掃工場
老朽化が進行している函館市日乃出清掃工場の大規模改修工事(焼却炉などの主要プラント設備を更新)のようだ~
昭和50年の当初稼働から50年近くが経過となっている、、

STV NEWS NNNによると、焼却炉3基を2028年までに順次更新する計画で、このうち、3基同時に停止する時期が、2024年度から26年度にかけて77日間あり、ほかの都市への委託を検討、鉄道貨物で札幌へと、、、
災害廃棄物の広域処理の際は、けっこう鉄道貨物での輸送もあったけど、、

焼却施設が1カ所の自治体の場合は、建替などの場合、その間の焼却能力が無くなるということなのだ、、
プラント更新だと、1炉ずつの更新工事も可能なのだ、

23区の大田第一清掃工場(200t/日×3炉)のプラント更新も1炉ずつだった、、、
ということは、23区の場合、いずれやってくる新江東清掃工場(600t/日×3炉)や港清掃工場(300t/日×3炉)の建替なども、延命化工事と同様に、そういう検討をしていけば、、焼却能力1,800トン/日、900トン/日が長年停止することの保険に、他の清掃工場の縮小もデキズにいることも多少は緩和されるのでは? 

現状の22清掃工場体制、順繰りに建替などで長年清掃工場の焼却能力が数工場停止するので、ごみは減っても、なかなか清掃工場の規模縮小に至らない、、、

 

函館市のごみ処理施設「函館市日乃出清掃工場」を運営及び維持管理いたします函館ハイトラスト株式会社

設備紹介

全連続燃焼式焼却炉

1号炉・2号炉はそれぞれ1日120トン、3号炉は1日180トンのごみを焼却処理する事ができます。

工事名称
函館市日乃出清掃工場整備工事
工事場所
函館市日乃出町28番(現日乃出清掃工場用地)
工事期間
着工:令和5年(2023年)4月1日
竣工:令和11年(2029年)3月31日
工事組織
発注者 函館市
計・施工者 株式会社タクマ
監理者 パシフィックコンサルタンツ株式会社
工事内容
昭和50年の当初稼働から50年近くが経過し、老朽化が進行している函館市日乃出清掃工場の大規模改修工事。
・焼却炉などの主要プラント設備を更新
・建屋部分は必要な補強や補修を行って可能な限り継続利用

 

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