松戸市は、ごみ焼却灰の飛灰のセシウム濃度が8000Bq/Kgを越、47,000Bq/Kg、10,500Bq/Kgとなったことから、主灰と飛灰を混合して8,000Bq/Kg以下にして最終処分場に埋め立てするという。
環境省は、埋め立てる状態でのセシウム測定としているので、、処分場の問題や、保管施設や、諸々考えて、それぞれの自治体が判断することになる。
毎日新聞 - 2011/07/13
松戸市は12日、市内の清掃工場の一部の焼却灰から、国が一時保管を求めている1キロあたり8000ベクレルを超える同4万7400ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。数値の低い焼却灰と混合される仕組みで、搬出後の数値は基準内の同5660ベクレルとなり、今後も埋め立て処分を続ける方針という。
測定は4日に行われた。基準以上の数値が測定されたのは、市クリーンセンター(同市高柳新田)の集じん機などで集められた焼却灰。同市環境本部は「最終処分場にも連絡し理解も得られた。集じん機の灰も基準以下となるよう対策を講じる」と話した。【橋口正】
松戸市
■焼却灰の放射能濃度について/松戸市(4万7400ベクレル)
東京都江戸川清掃工場で、飛灰(集塵機などで捕集した排ガスに含まれるダストのことを言う)から、9740ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されたことを受け、6月29日に千葉県を通じ、環境省より、県内各市に対してごみ焼却施設の灰(主灰及び飛灰等)の放射能濃度測定の依頼がありました。
この依頼を受け、本市でも市内2箇所のごみ焼却場で、灰の放射能濃度測定を実施し、その速報値が分析委託業者より提示されましたので、別添資料のとおり報告します。
4.検体採取日 平成23 年7 月4 日(月) 中外テクノス㈱が採取
本市の焼却灰の今後の取扱い
平成23 年7 月2 日に環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課などから示された「一般廃棄物焼却施設における焼却灰の測定及び当面の取扱いについて」に関するQ&A で、「混合された状態で埋め立て等が行われるのであれば、主灰と飛灰が混合された状態で測定しても構わない。」との見解がだされています。
当市では、主灰と飛灰を搬出時に混載して運搬し、一般廃棄物最終処分場(管理型最終処分場)に埋め立て処分しておりますので、測定品目の「混合物」の濃度(クリーンセンター、和名ヶ谷クリーンセンターともに8,000Bq/㎏以下)が処分の際の判断基準になるか、関連機関等の判断を求める予定です。
なお、飛灰だけを見ると8,000 Bq/㎏を超えていますので、それを単独で扱うように指示された場合は、一時保管が必要になります。
本市だけでなくどこの市町村も同じだと思いますが、保管場所の確保など長期間の対応は不可能であり、ごみ処理事業に大きな影響が生じます。
国、県に早急な対応を要請したいと思います。
詳細は:http://www.city.matsudo.chiba.jp/index/kurashi/seikatsukankyou/gomi_shinyou/oshirase/syoukyakubai-housyanou.html
浦安市 2011年7月12日
■クリーンセンター焼却灰などの放射能濃度測定結果/浦安市 New!
環境省からの通知に基づき、クリーンセンターの焼却灰に含まれる放射性セシウムの濃度を、7月5日に測定しました。
その結果、飛灰(1キログラムあたり3780ベクレル)、主灰(705ベクレル)、固化灰(2680ベクレル)のいずれも、一時保管などの措置が必要となる国の基準(8000ベクレル)を下回っていました。
川口市 (2011年7月13日更新)
■ごみ焼却施設の検査・測定結果について/川口市
ごみ焼却施設における放射性物質及び空間放射線量測定結果について
川口市は、市内のごみ焼却処理施設(戸塚環境センター及び朝日環境センター)で発生する焼却灰等の放射性物質を測定しました。また、測定に併せてごみ焼却処理施設の敷地境界及び施設内の空間放射線量の測定を実施しました。
焼却灰等の放射性物質測定結果(表-1)
採取年月日:平成23年7月6日(単位:Bq/kg)
対象施設 検体 ヨウ素131 セシウム134 セシウム137 セシウム計
戸塚環境センター
1.焼却主灰 不検出 250Bq/kg 290Bq/kg 540Bq/kg
2.飛灰 不検出 1,900Bq/kg 2,200Bq/kg 4,100Bq/kg
3.残渣金属 不検出 74Bq/kg 81Bq/kg 155Bq/kg
朝日環境センター
4.溶融飛灰 不検出 1,700Bq/kg 1,900Bq/kg 3,600Bq/kg
5.溶融スラグ 不検出 84Bq/kg 94Bq/kg 178Bq/kg
藤沢市 最終更新日:2011年7月12日
■焼却灰の放射性物質濃度について/藤沢市
本市の一般廃棄物焼却施設(北部環境事業所及び石名坂環境事業所)から排出される焼却灰に含まれる放射性物質の濃度を測定しましたので、その結果と今後の対応についてお知らせします。
1 核種分析結果(試料採取日 6月30日)
北部環境事業所(藤沢市石川2168)
主灰 放射性セシウム合算値 不検出
飛灰 放射性セシウム合算値 1,085Bq/kg
石名坂環境事業所(藤沢市本藤沢2-1-1)
飛灰(固化灰) 放射性セシウム合算値 1,050Bq/kg